刺さる人にはとことん刺さる唯一無二のスープ/くじから(天橋立)

標記の件、天橋立駅前のラーメン屋・くじからをご紹介します。どうぞご覧ください。

○Information

[HP]
kujikara.net


[住所]
京都府宮津市文珠640-41

[電話番号]
0772-22-2334

[営業時間]
金〜月 11時〜14時
    17時〜19時45分
火、水 17時〜21時

[定休日]
木曜日

[メモ]
開店直後の11時5分くらいに訪問したところギリギリで一回転目で入れず、日曜だったことを抜きにしてもかなりの人気店であることが分かります。

○アクセス

京丹後鉄道 天橋立駅および丹後海陸交通 バス停「天橋立駅」から徒歩1分


駅を出たら宮津駅方面に少し歩くと到着。

○メニュー

なんといっても、特製くじから醤油を使ったくじからラーメンがウリ。

他、癖のない味が良い人向けの中華そばや限定麺、チャーシューご飯があります。


こちらのくじからラーメン、ホームページにてオーナーが「矛盾のラーメン」と称しているように、様々な味の要素を持つ非常に個性的な一杯です。

個性的な料理を出す個性的なお店は数あれど、基本的には「全てのお客さんに旨いものを喰わせる」というスタンスは共通しているでしょう。

一方、くじからに関してはオーナー自ら「口に合うか否かは一か八か」という旨を語っており、まずいと思う人がいようと刺さる人にはとことん刺さるラーメン作りをされていることが窺えます。


さて肝心のこのスープ、一口飲んだ率直な感想は「酸っぱい」です。

レモン系の酸っぱさではなく、旨味の強さが極まったがゆえの酸っぱさという印象。

また味はどちらかといえば濃い目に感じ、「薄さと濃厚さが入り交じる」というオーナーの想定からは外れるのかもしれませんが、僕がこのスープをノータイムで気に入ったからこそ、純水に塩気と濃厚さを楽しむことができたのかもしれません。


僕はこのスープ大好きですね。

元々、乳化系の豚骨醤油よりもシンプルな醤油ラーメンが好きなこともあり、味の傾向はどうであれ醤油を全面に出していることが関係してそうです。


麺はもちもち。

硬めオーダーはできないものの、ストレスに感じるレベルの軟さはではなく、十分に歯ごたえを楽しむことができます。


チャーシューもトロトロ。

普通のくじからラーメンと今回頼んだ特製(味玉+チャーシュー)には薄切りチャーシューが使われる一方、チャーシュー麺には厚切りチャーシューが使われます。

残念ながらこの時は厚切りはありませんでした。


チャーシューご飯も美味しかったです。

ちなみに外にも2席あり、今回ぼくは外席に案内されました。なので内装はよくわかりません。

○まとめ

ここまでスープの特異性をさんざん書いてきて言うのもなんですが、前評判ほど癖は感じなかったです。

なのでホームページを見て躊躇ってる人にも、騙されたと思って食べてみて欲しい。
仮に口に合わなくてもネタにできるし、それ含めてオーナーの手のひらで踊らされるのも悪くありません。

天橋立が属する宮津市のキャッチコピーは「海の京都」。日本海の恵みを存分に味わえる居酒屋が、宮津駅の周りにはたくさんあります。

一方、天橋立は大規模な観光地ということもあり、どうしても観光客向けの食堂が多いです。

海鮮は夜のお楽しみにとっておいて、昼はラーメンというのも旅の思い出になるのではと思いますね。


天橋立での食事の参考になれば幸いです。

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