標記の件、釧路滞在中に訪れた居酒屋・もしり家をご紹介します。どうぞご覧ください。
○橋の向こう側
釧路川にかかる幣舞橋。そこから見る夕日は大層美しく、世界三大夕日として知られている。
橋の近辺は常に多くの観光客で賑わっており、フィッシャーマンズワーフや繁華街の末広町なども近くに固まっているが、そのどれもが橋の釧路駅側だ。
これが橋の向こう側になると世界が一変。
観光地らしい観光地が市立博物館くらいということもあって観光客は少なく、物静かな住宅街が続き、またキタキツネやエゾシカも普通にいる。
もしり家以外にもこの界隈で食事(ラーメン)してみたが、共通して地元の人で賑わっていて、味も値段も普段使いできる感じが良かった。
○Information
[住所]
北海道釧路市住吉2丁目5-7
[電話番号]
0154-42-5811
[営業時間]
18時〜0時
[定休日]
月曜日
[メモ]
オーナーは昼間はカヌーのガイドをしている
○アクセス
釧路駅から徒歩20分
一応バスも使えるけど、店のある通りはバスが通らないから結局遠くのバス停から10分くらい歩く。
また先ほどから幣舞橋の向こう側、のような表現をしているが、もしり家があるのはお隣の久寿里橋の先で、橋を渡ったら5分ほどで到着。
ちなみに店の向かいはホットシェフ対応のセコマなので、ここで朝食を買っておくと便利。
○メニュー
オーナー夫妻が2人でやってるので品数は少なめだが、肉や魚の炉端焼きメニューと揚げ物、創作料理にシメ物と、どれもこれもメチャクチャ旨い。
今回は2日連続で行ったので時系列ごっちゃで頂いた料理を載せていく。
なお2日目のお通しは貝だった。
(牡蠣苦手って言ったらこっちに変えてくれた)
せせりの焼き物はジューシーで酒が進む味。
こんな大量のせせりを食べることもそうないだろう。
北海道ご当地グルメの定番・ザンギは釧路発祥。
言うてただのザンギは普通の唐揚げみたいなところがあるので、今回は釧路らしい食べ方と言うことでザンダレを注文してみた。
甘辛いタレは言うまでもなくビールとの相性最高!
常連さんを大切にしつつ、観光客には各々のニーズに合わせて料理を紹介してくれるので有り難い。
ポテトは見ての通りのポテトだが、こちらも北海道らしい食べ方として塩辛乗せも選べる。
(隣の席のご夫婦とお話しながら食べたが、塩辛乗せはシューストリングじゃなくて三日月形だった)
串焼きは、阿寒ポークが450円/本で、他のやつも肉が大きいので満足度は高いと思う。
特に2日目は大賑わいだったが、地元の人に愛されてる店なので焼きに多少時間かかることはご承知おきを。つくねも美味しかった。
シメの焼きおにぎり。
味は甘いタレで、普通の醤油味とはまた違った美味しさ。他に普通とおにぎりや鳥ラーメンもあった。
2日目は特別にフレンチドッグを作ってもらった。
フレンチドッグとは魚肉ソーセージを使ったアメリカンドッグで、なんと砂糖がかかっている。
お祭りや、道東ではスーパーに売られているらしいが、一番は家庭で作るおやつだそうだ。
砂糖と魚肉ソーセージが上手いこと調和していて、決してインパクト頼りの料理ではなかった。
※今回フレンチを作ってくれたのは連続ログインボーナスに依るところが多いと思う。
その時の材料にもよるし、必ずフレンチが食べられる訳ではないので注意。
基本的にはメニューにはないということで。
○まとめ
3000〜5000円で満足行くまで飲み食いでき、地元民で賑わっていながらも観光客でも気兼ねなく過ごせる。
ここでの出会い等は旅行記で詳しく書くが、釧路滞在中に湿原よりも何よりも僕の心を掴んだのはもしり家での時間だった。
橋の手前側からだと少し歩くのが大変だけど、ゆっくりと料理を味わってじっくり酔いたい人、ローカルな店が好きな人は是非訪れてみて欲しい。
釧路での食事の参考になれば幸いです。
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