【旅行記】2019卒業旅行45-2 いつかまた、オフリドに帰りたい

毎日出社は魂を壊しますね。


[Day45]

オフリド散策の続き


オフリド湖の水は本当に透明度が高い。

ちなみに北マケドニア屈指のリゾート地として知られているが、実はアルバニアとの自然国境になっている。


カネオ教会に来た。
恐らくオフリド観光で最も有名な構図だろう。


老人と犬


似たようなアングルで何枚も写真を撮ってしまう。
花より団子の僕が素直に称賛してしまう美しさ。

これほど気に入ったオフリドを、明日の朝には出る。

何かする訳でなくとも、たたボーッと湖を眺めたり、あてもなく路地を歩いたりするだけで残りの約2週間は余裕で使えるだろう。

それでも、今はオフリドに留まるよりもこの先の景色を見たい、それも一つでも多く。そう思った。

もしかしたら、この先のどの町でもオフリド以上の感動は味わえないかもしれない。オフリドにもっといれば良かったと後悔するかもしれない。

正解なんて死ぬまで分からないが、きっとこの葛藤や切なさこそ旅の醍醐味なのだろう。


だからこそ、今は目に映る景色の一つ一つを記憶に焼き付けよう。時の流れと共に景色そのものを忘れてしまっても、ここで感じた不思議な懐かしさや優しい匂いは一生心の中に留めておけるほどに強く。


実際問題、日本からの直行便がなく、オフリド以外に手堅い見どころも少ない北マケドニアにまた来ることはなかなか難しいだろう。

限られた社会人の休みはフルに使いたいし、遠くにいるならまだ行ったことない国を見てみたい。
再訪するならやっぱり僕は台湾と中国だし。


でも、生きていればいつか必ずまた来れるのだ。


果てしなく穏やかな時間が流れる。
仕事で日々、魂が壊れゆく今の僕がオフリドを歩いたら、きっと泣いてしまうことだろう。


年季の入った車


なんて可愛い家なんだ・・・


この時は永遠に続く。


麓のカフェで一服。
飲むまでもなく高カロリーだろ。


宿に戻って少し休憩後、再び湖周辺に舞い戻る。

道中の普通の住宅街にも味があり、どこを歩いても退屈しない。嗚呼、この町に住みたい!


トワイライト・オフリド湖


この写真を魂に幽閉して永遠の時を過ごしたい。


最後の路地歩き。

社会人になり、どんな人と結婚しても、こんな温かい灯りを絶やさない家庭を築きたい。
なお、現実は


やることはやった。楽しむだけ楽しんだ。

さらばオフリド。また10年後くらいに。
その時は必ず、和顔で気の強い奥さんを連れて来ます。


帰りがけに昼と同じ店で同じ料理を。

ん?名物のマスは食べたのかって?
淡水魚嫌いなんだよ。


明日のバス停を下見しつつ帰宅。


宿に戻ると、同じ部屋に泊まっていた料理人のジェイミーさんが魚のパスタを振る舞ってくれた。

爽やかでとっても美味しい!


フレンドリーだったジェイミーさん。
エディ・レッドメインを少し老けさせたような顔をしている。誰が一緒にファンタビ観に行ってくれ〜


オフリドは今日でおしまい。
明日は早朝から移動。アルバニアに向かう。

※この後の日程の写真が入ったメモリカードを実家に忘れてきたので、次の更新は三週間後になります。
それまではいつものようなお店紹介や高岡の町歩き記事、GWの北海道旅行の話を書いていくのでお楽しみに。