【旅行記】2019卒業旅行42-2 ソフィア市内観光(後編)

ガッシュ2が連載されるという話を聞き、思わず取り乱してしまった27歳♂。

僕のタメは恐らくみんなガッシュ好きですからね。
超人気作の続編は賛否両論ありますが、バリーが魔界に送還されるシーン以上の感動を期待したいものです。


[Day42]

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ドームが特徴のアレクサンドル・ネフスキー寺院。
ブルガリアで最も美しい寺院と言われ、観光資源に乏しいソフィアにおいて新協学園高校におけるパパ・ンバイ・シキのような存在のエース格。


そんなアレクサンドル・ネフスキー寺院、のみならず近くの道まで封鎖されている!
なんでなんで???


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・・・どうやら、この日たまたまロシアの外交官というか皇太子というか大臣というか、よく分からないがとにかく上級国民がソフィアに来ているため、警備のため辺りを封鎖しているとのこと。


冬だから観光地も閉まるのも早いんだよなぁ
ソフィアに来てアレクサンドル・ネフスキーを見学できないのは流石に萎える、、、


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ぶーぶー言っても国家権力には勝てないので、とりあえず夕方ワンチャンに賭け、他を観光する。

写真は聖ゲオルギ教会
ブルガリア屈指の高級ホテルであるソフィア・ホテル・バルカンの裏側にあり、周囲を建物で囲まれたなかなか面白い構造をしている。


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旨そうなクレープを買ってみたが、何の味だったか全く覚えていない。

筆者のことだから、スイーツ系ではなくソーセージ等のガッツリ系だと思うが・・・


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時は過ぎ去り、どの教会かの記憶は失えど。課金して写真撮影用チケットを購入した記憶から、聖ネデリャ教会と考察す。


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祈りを捧げる地元のおばちゃん。
こういう光景はとても良い。


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あくまでフレスコ画が主体だったボヤナ等と比べると、こちらは装飾などあり華美な印象。

ひっそり薄暗い教会内部とのグラデーションで、神秘的かつどこか浮世離れした雰囲気となっている。


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ちなみに、本当に聖ネデリャかの確信はない。

もう3年も前のことだし、当時はブログ書いてないし、旅を仕事に!している訳でもないので、間違っていてもどうか大目に見て欲しい。
もちろんご指摘頂けたら修正します。


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とてもきれいな教会だった。

色使いとか採光の関係なのか、アルメニアなどで見てきた教会とはかなり違う雰囲気。


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どこかジョージアなカラーリング


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やはり遺跡の整備状況はよろしくない。

当時は外務省のページを見ると野犬に寄生虫に強盗に、と物騒な言葉が並んでいて、俺は本当にこれからヨーロッパに入るのか?と不安になったのを思い出す。


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バーニャ・バシ・ジャーミヤに来た。

オスマン帝国によって統治されていた時代に建てられたイスラム寺院とのこと。


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短時間で教会をたくさん見たあとにイスラム建築を訪れると、偶像崇拝禁止の縛りがより目につくというか、外内装のシンプルさが際立つ。

垢抜けていないと言うことではなく、清廉という言葉がぴったりなのかもしれない。


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まだ時間が早いので、さすがに初日の夕方よりは人手も多い。相変わらず町は殺風景だが。

ただ社会人になり、ウラジオストクやブダペストを旅行したことで旧ソ連的な町が気に入ったので、今ソフィアを歩いたら違う感想になるかもしれない。


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かつては中央市場として活躍していたセントラル・ハリ。今ではショッピングセンターとなっている。

なんとなくレストランで食事をする気分でもないので、今夜はここで惣菜でも買うことに決める。


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昨日の記事でも書いたように、この辺の地下鉄駅や地下道にはセルディカの遺跡が広がっている。

お世辞にも立派な観光地とは言えないが、インパクトだけはあるだろう。


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すごい場所で営業してるな・・・


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さて、夕方になったのでダメ元で再びアレクサンドル・ネフスキーに向かう。


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治安悪そうだしあんま日没後に出歩きたくないんだけどな、、、まぁ裏路地に入らなきゃ大丈夫だろう。




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開いてた!

写真撮影禁止!とクレームをつけてくる正義厨に課金した証を見せつけ、素早く観光開始。


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当時の写真を見ると、少しずつ夕暮れの教会の雰囲気が思い出される。

シャンデラやロウソクの灯りが幻想的で、昼間とはまた違った温かみを感じる。


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アレクサンドル・ネフスキー寺院は、1877年〜78年にかけての露土戦争で戦士したロシア人兵を祀るために建設されたとのこと。

この戦争をきっかけにセルビアなどがオスマン帝国の支配から脱却、ブルガリアもブルガリア公国としてロシアの自治領となり、その後の独立に繋がる。


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教会でありながらどこか不気味さも感じるのは、やはり自分にとってキリスト教が異文化だからだろう。もしくはホラー映画(悪魔物とか)の見過ぎ。


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滑り込みで見学できて本当に良かった。

ここを観光できなかったら、ソフィアの印象が極めて薄いまま終わっていたかもしれない。


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観光後はセントラル・ハリで惣菜を買い


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宿の共用スペースで宴。

スープにキョフテ、ポテトと豪華な夕食だった。
やはり一人旅のメシは安食堂が市場か、スーパーの惣菜テイクアウトに限る。
(他の旅人とメシを喰えるのが一番だけどね)


食後は日本人旅人と話したり日記を書いたりして早めに就寝。次の日からはマケドニアだ。