【旅行記】2019卒業旅行18 非リア充の僕が、アルメニアの首都エレバンで中国人のお姉さんとデートした話

[Day18]

メニューはパンにチーズに目玉焼き、そしてコーヒーとシンプル・イズ・ザ・ベスト。


イランのナーンは冷めると結構食べるのがしんどくなってくるので、やっぱり僕はこのタイプのパンの方が好きかもしれません。


明日からいったんエレバンを離れてアルメニア南部のゴリスという町に行きます。

体力温存のため、今日はエレバン市内を軽く散歩するくらいにしておきましょう。




街の雰囲気がとっても解放的です。

良くも悪くも刺激が強かったイランと比べて、心からリラックスして街歩きができています。


蚤の市で好みの品を物色するサン・サン。


アルメニアが属するコーカサス地方は民族的・文化的にとっても面白い地域だと思います。


基本的には旧ソ連なので多くの点においてロシアと似ているけど、アジア的な要素も垣間見れるし、でも極東地方ほどはアジアには寄っていない。そんな感じ。


アジアだヨーロッパで白黒つけず、まさにコーカサス地方の呼称が適切なのかもしれませんね。


僕がエレバンを気に入った理由の一つは、食事がとってもしやすいこと。
フードカートあり手頃な食堂ありで、選択肢も豊富。


探し方が悪かったのかもですが、イランではどうしもケバブやファストフードに偏ったので・・・


そして食費も安い!
イランには敵いませんが、ほぼ東南アジア並。


宿代に関してはむしろイランよりはるかに安いです。


アルメニアは中国と仲良しの国なので、中国から贈呈された中古バスが街を走っていました。



エレバンいいっすねー




エレバンはアートの街。
ギャラリーや美術館が多く、街の至る場所に銅像や展示が配置されています。


アートが好きなサン・サン。




エレバンのカスケードは市内を見渡せる人気スポット。

周辺にはギャラリーや銅像も多く、ここを拠点に街歩きするのも楽しいかもしれませんね。


何でも太らせることで有名な人の作品だったはずですが、名前が思い出せません。


雨が強くなる前に観光を済ませたいので、ランチはフードカートでサクッと済ませましょう。


学校帰りのキッズ達。


突如現れたジャップに興味津々のご様子です。


ぶっといソーセージのホットドッグ!
シンプルだけど安くて旨くてボリュームあって最高!


バス待つのがだるくなったのでタクシーで移動します。


ツェツェルナカベルト(アルメニア虐殺記念館)までやって来ました。
エレバン市内を見渡せる丘の上にあります。


普通に観光する分には安全なアルメニアですが、実はナゴルノ・カラバフという土地を巡って今なおアゼルバイジャンとバチバチやっています。
ニュースになったので見た方もいるかもしれませんね。


また歴史的背景からトルコとの仲も大変悪く、未だに国境は閉鎖されたままです。


この記念館は、かつてコーカサスを支配したオスマントルコによる虐殺の様子を展示し、またその犠牲者を偲ぶ施設となっています。


いつものように説明がほぼないのはお許しください。



今年に入り、バイデン大統領がトルコによる大量虐殺を「認定」したみたいですね。


アンネ・フランク的な立ち位置の人だと推定。


むむ、雲行きが怪しくなってきましたね。


oh・・・ 


中国の抗日博物館でもこんな展示をよく見ました。

まぁこの手の施設は「正史」を後世に伝えるのと同じくらい、諸外国に対するプロパガンダ的な役割を担っているでしょうし、過激な展示も止む無しかもしれません。


ネットで情報見つけられなかったので詳しくは書きませんが、報復としてアルメニア側もそれなりの数のトルコ人を殺した事実もあると聞きました(間違っていたら本当にごめんなさい)

当事者ではない筆者に物を言う資格はありませんが、今後は一般市民に被害が及ばないことを祈るばかりです。


ふもとのショッピングセンターからバスに乗り市内に戻って来ました。


本当にアートが多いですね。


地元民に声をかけられたので記念撮影。

実年齢より−10は若く見えるサン・サンは、僕の中国語の発音に厳しいです。


平素からブログを読んでくださっている方は、
「童顔好きって言ったりボーイッシュが好きって言ったり、相反してないか🤔」
と思うかもしれませんが、大学時代は童顔が好きだったと答えます。

人は・・・変わるものよ。
それか・・・その前に死ぬかの二つ・・・


「ナルトを激励するオビト」のような気分で、この記事を書いています。


エレバン市内の小洒落たレストランで夕食。

写真に写っているのはお隣ジョージア名物のヒンカリです。
ジョージア風小籠包などとよく言われますが、揚げたタイプを見たのはこのレストランだけだったかも。

言うまでもなくビールに合います。
気軽に酒を飲める幸せ。


こちらは周辺国で広く食べられているドルマ

葡萄の葉で米と肉を包んだ物とヨーグルトソースという、日本人的には食べ慣れない組み合わせの料理ですが・・・旨い!


安食堂よりワンランク上のレストランですが、それでも二人で2000円くらいと格安。

アルメニア、最高です。


共和国広場で夜景をしばこうと思って来ましたが、雨により断念。また後日ですね。


政府関係の建物を撮影するのを躊躇う僕を、「意外と臆病なのね(笑)」と嘲笑うサン・サン。


宿に戻ったらスタッフと会話したり


リビングで談笑したりネットしたりと思い思いの時間を過ごしました。



いやー。
アルメニア楽しすぎますね。

早朝からの移動に備えて早めに就寝、明日からの冒険にワクワクが止まりません。