久しぶりの投稿になりました。ベアー大熊です。
気付けば27歳、何も成し遂げず、他人と深い関係を築けず、とこれまでの人生を省みるとあれになりそうですが、せめてこのブログを完結させるまでは失踪しない所存でございます。
こんな場末のブログを愛読してくるる方のためにも、ブログではポジディブに行きますよ!
それと、全く更新してないのに毎日5PVくらい付いていたのですが、その方には本当に感謝。
ラインで名乗り出てくださったら飯奢らせてください。
2018年8月
チョベ国立公園でのサファリを終えてヴィクトリアフォールズに帰還しました。
今夜はボナ・ディナーという店で夕飯を喰うので、迎えが来るまで一人でヴィクトリアフォールズの町をお散歩しましょう。
今日の記事は文字ばかりになり恐縮ですが、ここでヴィクトリアフォールズの歴史を簡単に紹介。
前の前の記事でディズニーランドのような町とまぁまぁ失礼なことを言いましたがそれはあながち間違いではなく、ヴィクトリアフォールズはその名の通りヴィクトリアの滝観光の拠点として栄えました。
故に町にあるのは観光客向けのレストランやショップ、ツアー会社ばかり。
アフリカに来る観光客と言ったらまぁ欧米人ですので、欧米人が好むようなお店、言い換えると西洋風の町が広がっていると言えるかもしれません。ぶっちゃけアフリカらしさは皆無。
ちなみに地球の歩き方によると、店員さん達などいわゆる地元の方は近くのベッドタウン的なところに住んでいるみたいですね。
とは言えここは野生の王国であるアフリカ。
動物達は西洋風の町だアフリカの町だ関係なくやって来ます。
写真の猿はベルベットモンキーですかね?
バイクに轢かれかけた子猿をとっさに抱き、ドライバーを凄まじい形相で威嚇していたのが印象的でした。
推しブロガーの無職旅さんがヴィクトリアフォールズ滞在時に食事された由緒正しいファストフード点でおやつ。
ところで、この店の支払いは米ドルで済ませました。
ご存じの方も多いと思いますが、ジンバブエはかつてアフリカの穀物庫などと持て囃されたものの、干ばつや農業の崩壊などが重なり、極度のインフレーションに襲われました。
その結果爆誕したのが、お馴染み0の数がすごいことになっているジンバブエドル。
当然ながらそんな紙幣がまともに使えるはずもないので、現在ジンバブエでは米ドル、ユーロ、それから人民元が流通しています。
人民元だけ浮いてる気もしますが、それだけ一帯一路の影響が強いということでしょう。
滞在中は中国人見なかったけど。
おやつの後はちょっと郊外に来ました。
アフリカでは珍しい?線路が。
自分がそういう旅行をした訳ではないので軽率なことは言えませんが、アフリカ旅では乗り合いタクシーとバスメインで電車はマイナーと聞きます。
ちなみにこの線路が繋がっているのが、お隣ザンビア側の観光の拠点、リヴィングストンです。
ひとしきり街を散策してから送迎車で夕食の会場へと向かいます。
海外の郊外の道にある看板ってなんかいいですよねー
海外行きたいなぁ
むしろコロナがなかったら会社ぶっちしてどっかに高飛びしてたかもしれません。
今の部署では半分諦めてますが、プライベートでも海外に行けてたらそもそも追い詰められてないかもしれませんが。
20分ほどでボナ・ディナーに到着しました。
ちなみにこのあたりは普通に象が出現するらしいので、やはりジンバブエといえどここはアフリカということが分かりますね。
ボナ・ディナーはアフリカンなダンスを見ながらバーベキュー料理の食べ放題を楽しめる観光客に大人気のお店です。
僕はこのブログでも頻繁に「観光客向けの店は嫌いだ」と言っていますが、ここまで振り切れて作り込まれていると逆にテンション上がります!
と、言う訳でワシワシ肉を喰らいましょう。
写真に写っている緑の物体は、ビタミンを摂らなきゃと義務感で盛った謎の野菜ですが、にがくて喰えたものではありませんでした。
物珍しさからインパラやエランドの肉なども食べましたが、臭みこそなかったものの食感がワシュワシュしてて正直微妙でしたね、、、
普通のビーフステーキやハンバーグはとても美味しかった!
僕らファミリーの席からはダンスはよく見えなかったので、おかわりを取りに行くついでに眺めることになります。
友人達にCome on baby Africaをする動画を撮れと言われましたが、映画ばかりでテレビを見る見ない筆者はUSAを知らず、太鼓を叩きながらCome on baby Africa!と叫ぶという醜態を晒しました。
おおっと、これは南部アフリカ名物?モパニワームですね。
エンターテイナーの僕としては食べなくてはなりません。
いやしかし、マジマジと見ると辛いものがありますねぇ・・・
食べてみると別にエグみはなく、食感はこの手の食べ物がよく言われるように甲殻類のようです。
しかし、ね。
これすなわち咀嚼に時間がかかるということであり、先ほど目に焼き付けたワームが口の中に長滞するのは嫌な方向に想像力を刺激して・・・
タンパク源に乏しい地域ならともかく、日頃からよく肉を喰うアフリカ人が何故わざわざモパニワームを食べるようになったか気になるところです。
初めてのサファリは不完全であったものの非常に印象的で楽しい思い出になりました。
翌日はザンビア側から滝を見た後に飛行機で南アフリカ共和国へ向かいます。