【Day1続き】
当初の予定ではトキの森公園から10分ほど離れたバス停を使うつもりでしたが、係員曰くこの時間ならトキの森から目的地までの終バスに間に合うとのこと。
田園地帯を歩くのも一興でしたが、バックパックを背負ったまま長距離を歩くと本当に著しく体力を消耗するので、ソフトクリームを舐めながらバスを待つことにしました。
余談ですが、僕は自衛隊の体験入隊に参加したことがあるのですが、バックパックを背負っての移動に慣れすぎてメイン行事の集団行進が全く苦ではありませんでしたね。
むしろ平時の整理整頓や集団行動がきつかった、、、
トキの森から10分ほどの新穂という町で乗り換え。
資生堂の感じが昭和ロマンぽくて好きです。
ここから宿のある佐和田まで向かいます。
観光客っぽいのは僕だけで、あとは地元のお年寄りや高校生です。
ローカルバスでの旅はこれがいいですよね。
必ずしも会話や交流などのイベントが発生する訳ではないですが、こうやって地元の日常を垣間見れるのがとても楽しいです。
それにしても佐渡には高校生が多いですね。
どの時間帯でも何人かは高校生が車内にいたと思うので。
もっとも、島内に大学はないので、進学するしないに関わらず、一度は若者が島外に出てしまうのが課題みたいです。
30分ほどバスに揺られ、お世話になるゲストハウス・Perchに到着。
日本のゲストハウスでお馴染み、古民家を改築したタイプですね。
Perchにはカフェ・バーが併設されているので駆けつけ一杯。
お値段は900円ですがかなりの量があります。
プライベートなことなので詳しくは書きませんが、スタッフさんが同郷かつ手練の旅行者だったので、ついついあれこれ話してしまいました。
これがゲストハウスの醍醐味ですよね〜
宿から5分も歩くと焔みたいな海岸通りが広がっています。
さてさて、時刻はもう18時。お店がやってるうちに夕食にしますか。
20分ほど歩いた場所にある回転寿司に行きたかったのですが、閉店まで時間がないので適当に目についた居酒屋に入ることに。
・・・なんだが活気がなさそうですねぇ。
まぁいいやガラガラー
!!めちゃくちゃ混んでる!!早くも地元の名店を見つけてしまったか!?
お通しがすごく島、という感じがします。
今の時代、東京でも神奈川でも日本各地の魚を高いクォリティのまま食べることはできますが、海藻はなかなか食べる機会がないですよね。
刺盛りを頼むとマグロ尽くしが出てきました。
佐渡でマグロが捕れるとは知らなかった。
歯応えとトロのハーモニーが絶妙で、個人的には大間のマグロより気に入りました!
なにしろ安い!赤身、大トロ、中トロが三枚ずつくらい入って1200円はバグですか?
続いてはへんじんもっこのソーセージ800円をオーダー。
へんじんもっこは佐渡ローカルの食肉加工メーカーです。
生ソーセージのような食感が新鮮でとても美味しかった。もちろんジューシーさもあります。
加工肉ですが、ステーキを食べたような満足感があるので是非頼んでみてください。
ポン酒も入ってもっともっと佐渡グルメを満喫!となるはずが、ここで腹のキャパが終わりました。
昼間のタレカツ丼が腹に残ってる理由の一つですが、何よりまだ19時にもなってないのが大きい。
冷静に考えたら佐渡だから遅くまで店はやってるのですが、延長期間が本体の緊急事態宣言のせいで外食するなら早めに、の身体になっているのですよ、、、
なので最後の力を振り絞ってノリ茶漬けで〆ます。
出汁の効き方がすごいことになっていて旨い!
しかし、これで2300円は安すぎる。
感動したので明日も来る約束をしました。
23時までやってる飲食店なんてありがたい、、、
食後は腹を鎮めるために少しお散歩。
失礼ながら佐渡にゲオがあるとは思いませんでした。
宿のお姉さんによると、佐渡は何でもあるけどそのカテゴリー内での選択肢はないのだとか。
ハンバーガー屋はあるけどモスだけ、牛丼屋はあるけど吉野家だけ、みたいな感じですね。
そう言えばコンビニもローソンばっかでした。
夜の海でも眺めようと海岸まで戻って来ましたが、本能的な恐怖を感じ早々に撤退。
今ではこんなに平和的で若者の移住も多い島ですが、とにかく拉致問題が一日も早く解決することを祈って止みません。
宿に着後、佐渡編①を執筆。
初めてのリアルタイム更新となりましたが、読まれてる記事トップ5に食い込んでくれました。
まぁ半分くらいはキャッチーなタイトルのお陰だと思いますがねw
流石に時間が経てば腹が減るだろうと予想し、先ほどの店でこしらえてもらったオニギリを食べてから就寝しました。