2019年秋。
半年に渡る研修を終えて配属された僕は、社会人生活の荒波に揉まれていた。
厳しい研修メニューもあり十分に社会人スピリッツは醸成されたと思っていたが、あまりに実際の業務はストルスフルだったのだ。
崩壊行く精神の中でスカイスキャナーを眺めていた僕は、自我を保つためにeチケットお客様控えを発行したーーーーーーーーーー
2019年10月
という流れでフィリピン旅のスタートです。
4連休のうちの2泊3日という弾丸旅行ですが、配属されたばかりの部署で海外好きというキャラをアピールするための旅なので仕方ない。
まぁそのアピールもファッキンコロナウイルスのせいで無駄になったんですがね!
ハッハッハ!
この旅で利用したのはセブパシフィック航空。
今まで利用したLCCの中では一番快適だったかもしれません。
カウンターの日本人職員が色白美人だったのもGood。
慌ただしくとんかつ屋で夕飯を済ませてから搭乗します。
この旅の目的地はボホール島。
日本人的には、セブから日帰りで訪れる島という印象が強いかもしれませんね。
現地時間の1時にマニラのニノイ・アキノ空港に到着。
ぶっちゃけしんどいですが、ここで3時間ほどのトランジットとなります。
ちなみにチケットは成田↔ボホール島の往復で35000円でした。
弾丸旅行は1分1秒ムダにできないので、空港の食堂で夜食を食べました。
確か豚肉のアドボだった気がしますが記憶がない・・・
なんとなくLCCは遅延するイメージが強いのですが、今回は無事に定刻通りにパングラオ国際空港に到着。
正確にはボホール島ではなく、お隣パングラオ島の空港であり、この空港ができたことでボホール島のタグビララン空港は閉鎖となりました。
新しいだけきれいな空港ですが、特に店などは多くありません。
さっさとバスに乗り込みボホール島の最大都市であるタグビラランに移動します。
バスは小1時間でタグビラランのバスターミナルに到着。
荒れた小道、青い海、日本では見ない植生と、海外旅行モード全開の移動でした。
バスターミナルには良さげな食堂があったのでここで朝メシです。
豚の煮物と揚げ春巻きのルンピア。
これで200円だからフィリピン旅行はほんと金がかかりません。
ハエが多く衛生的には?でしたが、アジアの日差しを浴びながらオープンエアの食堂で飯を喰うことで会社で失った自分を取り戻しました。
ネパールの旅行記でも書きましたが、アジアの商店ってなんかエモいんですよね。
高校の修学旅行でシンガポールに行った時、お隣マレーシアのジョホールバルにも寄ったんですよ。
その時バスターミナルにあった無数の売店を見て、いつか俺も旅することがあったらこんな場所で食糧やら買い込むのかな〜と思ったものです。
高校生の僕、プライベートではたくさん海外に行ってるから安心して受験勉強してね。
宿にリュックを置いてから観光しようと考えていましたが、せっかくバスターミナルにいるのだからと急遽、そのまま観光に出掛けることにしました。
我ながら海外での行動力は半端ないです・・・
バスで2時間半かけて移動しますが、お値段は驚異の55ペソ、日本円に直すと150円!
フィリピン天国かよ!!
さあ、フィリピン観光の始まりです!