[Day6]
理外の初手ビール。
この日は観光最終日なのです。
これが学生ならば部活!飲み会!など日常に復帰しやすいのですが、僕はサラリーマン。
OJTに怒られ、くっそ興味のない機械工学の勉強をし、裏方として仕事をする日々に戻るのは控えめに言ってもファッキンなので、まずはビールで己を鼓舞します。
肉肉しいソーセージとビールの相性が抜群!
このレヘル市場は観光客なんて誰も来ないような場所なので、地元の暮らしをかいま見れる激オススメスポットです。
聖イシュトヴァーン大聖堂に来ました。
建築に50年を要したブダペスト随一の聖堂です。
イシュトヴァーンはハンガリーの初代国王ですが、そのルーツはアジア系の遊牧民であると言われています。
赤ん坊の尻に蒙古斑があるなど、ハンガリーはヨーロッパの中のアジアと言われることもありますね。
ハンガリーはたぶんヨーロッパで一番剣道が強い国なのですが、もしかしたらその辺も関係あるのかもしれないですね。
卒業旅行ではコーカサスや東欧で教会をたくさん見学しましたが、建物の大きさという意味では聖イシュトヴァーンは3本の指に入ると思います。
写真じゃ見にくいですが、聖イシュトヴァーンの指のミイラです。
宝物庫も見学します。
このレンズを通すと呪霊や妖精が見えそう。
ハンガリーの魔法魔術学校の校章に選ばれても違和感ないカッコよさ。
音符って呪文を彷彿とさせてファンタジー感がありますよね。
弱いモンスターなら撃退できそうです。
昼飯は名物のランゴーシュを食べました。
軽く済ませるつもりでしたが、サワークリームとチーズのボリュームがすごい!
味は良いですが食べきるのは大変です。
観光地のど真ん中にあるので少し割高感はありましたが、マスターの愛想は良かったです。
食後は再び王宮の丘に移動して岩病院を見学。
実は王宮の丘の地下は洞窟になっているのです。
ここでは大戦中から共和国革命にかけて使われた洞窟の病院、ガイドツアーで見学できます。
写真がないということは恐らく写真NGだったのでしょう
(ハンガリー編こんなのばっかですね)
しかし、ちょっと歩いただけでも当時の環境の劣悪は容易に想像できます。
この旅で何回も眺めたくさり橋。
メタリックでカッコいいです。
王宮の丘のケーブルカー。
一通り観光したので最後はのんびりしましょう。
そう、ハンガリーはヨーロッパ屈指の温泉大国なのです!!
今回は1人旅ですしパーティー感のある有名どころは避け、キラーイ温泉に来ました。
オスマン帝国の時代につくられたトルコ風呂です。
お値段は2400フォリント。
写真はNGでしたが、メインのドーム式の風呂は実にエキゾチックかつ、僕好みのぬるま湯。
楽しかったハンガリーでの時間、待ち受ける仕事、色々なことを思いながらお湯を満喫できました。
ドナウ川クルーズもやりたかったな〜
ちなみに、本来はこの日の夜のフライトで上海に戻るはずでしたが、東方航空が直前でスケジュールを変えたので、一晩多くブダペストに滞在できることになりました。
少し時間が空いたので、カフェで時間調整。
1月のハンガリーはとにかく寒いので、温かいココアが身体に染み渡りました。
ハンガリー最後の夕食はお馴染みベルヴァーロシ・ディスノートロシュに来ました。
ハンガリーではグヤーシュ以外ろくに野菜を食べませんでしたね、、、
しかし、この店の惣菜はレベルが高かったです。
地元の人で賑わっていますし、ブダペストを再訪した時の夕飯は全てここでいいかも。
最後にドナウ川の真珠を目に焼き付けます。
仕事のオフや年末年始といった補正もありますが、ブダペストは純粋に街そのものの観光戦闘力が高すぎましたね。
観光地の質と量、メシの旨さ、物価の安さ、清潔感とどれをとっても隙がありません。
僕はイギリスやフランス、イタリアやスペインといったメジャーなどこには行ったことないので適当なことは言えませんが、ハンガリーはそれらに負けないポテンシャルを秘めていると思いますよ。
夜景に地元民の散歩風景と、いくら見ても見飽きませんが、明日は7時には宿を出なきゃです。
飛行機に乗り遅れる訳にもいかないので、泣く泣く宿に戻って荷造りしました。
中途半端ですが次がブダペスト編ラストです。