[Day3]
飲み歩いて明け方部屋に帰ってきたヨーロピアン達に睡眠を妨害されたので、8時頃に行動を開始しました。
これまでドミトリーで何人ものヨーロピアンのバックパッカーと出会ってきましたが、総じて自己中だったというのが正直な感想です。
その点、中国や韓国のバックパッカーは相手への思いやりであるとか、気遣いのレベルが高く、東アジアの同胞は流石と言った感じですね。
時間もたっぷりあるので、地下鉄などは使わず歩いてブダペストの街を観光してみようと思います。
うん、素晴らしいですね。
元旦ということで爽やかな気分ですが、そもそも快晴かつ程よい寒さがお散歩にぴったりなのです。
時間が早いせいか他の観光客も全然いませんし、ブダペストを独り占めしているかのような錯覚に陥ります。
中央市場。
ガイドブックには必ず載っているスポットですね。
ここで朝食を、とテクテク歩いて来たのですが、元旦だからなのか開いておりません。
うーん、予想はしていたとはいえ困ったなぁ。
このブログでも何回も書いていますが、僕はとにかく朝メシを喰わないと力が出ないのです。
マックなどのファストフードチェーンも営業していなかったので、結局キオスクでサラミとパンを買ってベンチで食べることにしました。
サラミはパプリカで色付けがなされています。
図らずもハンガリーの名物を食べられましたし、これはこれでアリかも。
こんな感じの町並みを眺めながら食事しました。
日本では今頃みんな実家の家族と過ごしているんでしょうね〜
簡単に食事を済ませて散策再開。
昨晩、クリスマスマーケットで賑わっていたあたりに向かいます。
口の中がサラミの塩気で大変なことになっているので、カートでドーナツを購入。
愛想の良いあったかいオバちゃんでした。
少しずつ観光客も増えてきました。
くさり橋に戻って来ました。
名は体を表すレベル95といった趣きです。
ブダペストはくさり橋を挟んでブダ側とペスト側に分かれます。
僕が泊まった宿や中央市場、クリスマスマーケットを見学した通りはペスト側。
この日訪れた王宮の丘があるのはブダ側です。
王宮の「丘」なので、何らかの手段で登らなくてはなりませんが、幸いなことにバスやケーブルカーなど手段は豊富です。
滞在中、何回も王宮の丘を散歩したので記憶が乱れていますが、この日は体力にも時間にも余裕があったのでプチ登山をした記憶があります。
ケーブルカー乗り場近くの公衆トイレを使いましたが、1年前に旅したジョージアのトイレと似ていて懐かしくなりました。
丘からの景色。
雄大なドナウ川と、メタリックなくさり橋が実に映える1枚です。
13世紀半ばにベーラ4世が建てた王宮ですが、今では博物館や美術館となっています。
これが王宮本体。
後でゆっくり見学しましょう。
王宮の丘自体も広大で、見晴らしも良いので観光せずにただ歩いていても楽しいです。
確か大統領邸。
マーチャーシュ教会に来ました。
ゴシック様式が美しいブダペスト屈指の名所であり、ハンガリー歴代国王ほとんどの戴冠式が行われた場所でもあります。
また、オスマン帝国に統治されていた頃はモスクに改造されたとのことですが、イスタンブールのアヤソフィアのようにモスク時代の名残はあまり見受けられませんでした。
写真がないのでたぶん撮影NGだったと思うのですが、教会内部もそれはそれは美しかったです。
ところで、この旅の2ヶ月ほど前にフィリピンに行っていますが、同じローマ・カトリックでもフレスコ画の雰囲気など違うのが興味深いところ。
深堀りはしませんがね!
王宮に戻って来たので、ブダペスト歴史博物館を見学します。
お値段は撮影費込で確か2300フォリント。
さて、このブダペスト歴史博物館ですが、展示に対する知識は一切覚えていません。
前にも書いたように当時の僕は博物館にあまり興味がなかったのです。
※戦争や自然、文化に関する博物館にはそれなりに興味がありましたが、歴史系はさっぱりでした。
この博物館を見ようと決めたのも展示に興味があったと言うよりは、「現存する地下室や洞窟を展示室として活用している」という地球の歩き方の解説に釣られたからです。
という訳で、この記事では心の琴線に触れた写真=厨ニ心をくすぐる写真を解説なしでお届けします。
ハリーポッターに出てきそう。
地下だけではなく、出窓や中庭など視点移動が多いです。
こういう古書ってなんかワクワクしますよね。
強力な呪文をマスターできそうです。
楽譜。
ブルガリアの博物館を思い出しました。
知識は全く深まりませんでしたが、ホグワーツを探検しているみたいで楽しい見学でした。
もうお昼すぎなのでお腹がペコペコです。
トラムなどを駆使してレストランを探します。
ハンガリー名物のチルケ・パプリカーシュ、いわゆるパプリカチキンを喰います。
付け合せはハンガリーパスタのガルシュカですね。
食べ応えがあって美味しかったです。
ちゃんとしたレストランで食事して1000円以内だからハンガリーの物価は安いっすね。
ビールも飲んでもご機嫌。
小銭入れが可愛かったです。
朝早くから観光した+時差ボケでかなり消耗しているので、この日は適当に散歩したり、コーヒーしばいたりしてまったり過ごしました。
ノリでトラムに乗ったら降りるタイミングを逃して終点まで行き焦りました。
少し寂れた雰囲気ですが、トラムのスタッフもいますし不安はありません。
10分ほど待って宿の近くまで戻りました。
夕飯は宿の近くのギリシャや中東系のファストフード店で。
言ってみればカツレツですが、チーズやサワークリームがハンガリーぽくて美味しかったです。
食べ応えがあるのもgood
宿に戻り、適当にネットしてから寝ました。