雲南編、最後の記事となります。
バスが車庫に戻るのに気付かないほど爆睡していました。
・中国のバス
・初めての夜行バス
・激しい山道
・すぐ近くの窓にカマキリがいた
など不安要素がたくさんありましたが、案外寝れるものですね。
ちなみに友人は僕を置いて先に下車していました。
さて、この日はもう2人とも燃え尽きているので、だらだら飯を喰って大学のキャンパスでも散策しようぜ、の回です。
昆明にもいくつか観光スポットはありますが、目ぼしい場所はみんな郊外にあるので、今回はパス。
さっそく名物の过桥米线(過橋米線)を頂きます。
ライスヌードルを用いた麺料理で、冷めないようスープには油が張っています。
过桥米线という名前ですが、「小島で科挙の勉強に勤しむ夫に温かいものを食べてもらうため、妻が橋を越えて麺を届けに行った」という実に感動的な民話が元になっています。
食後は昆明中心部を離れ、友人の留学先に舞い戻ります。
何校もの大学が集まっている学園都市となっていますが、娯楽施設がたくさんある訳ではありません。
ラブホ代わりにカップルに部屋を貸すおばさん達がたくさんいたのが印象的です。
友人が学校に呼び出しを喰らったので、コーヒーをしばいて時間を潰します。
中国の大学は広大かつ緑豊かなのでお散歩が楽しいのです。
後ろ姿や服装が部活の後輩に似ていたので盗撮撮影。
キャンパスの端っこから、建設中の高鉄(新幹線)駅を眺めます。
「どうせスケジュール通りに完成しないだろw」なんて話していましたが、どうやらこの旅行の4ヶ月後に開通したみたいですね。
早くコロナが終息してまた自由に中国を旅したい・・・
いい時間になったので飯を喰いましょう。
中国最後の夕飯は火鍋です!
この旅のこと、留学のこと、色々語らいながら肉を喰らいます。
高級店や有名店ではないですが、現地の学生と肩を並べて同じ価格帯の飯を喰うのは楽しいですね。
バス乗り場まで友人に送ってもらい、昆明空港へ。
10日間、本当にありがとう。
彼は今でも親しい友人です。
早朝便で台湾に戻るので、この日は空港のカフェで寝ます。
ZZZZZZZZZZZZ・・・
快眠とは言えないものの、何とか起床。
搭乗口に向かいます。
余談ですが、台北→昆明の時にイミグレで近くにいた日本人のおじさんと、帰りのイミグレでも一緒になったんですよ。
会話はしていませんが。
留学を終えて日本で就活中、確か豊田通商の説明会の帰りだったと思いますが、
汐留の交差点でそのおじさんとすれ違った時はもう腰を抜かさんばかりに驚きましたね。
向こうもこっちに気付いていましたし、話しかければ良かった・・・
相変わらず微妙な機内食をつつきながら台湾に帰ります。
これにて雲南省編は修了。
気まぐれに過去編を書き始めましたが、1週間前の金沢・白川郷のよりも5年前の海外旅行の方がはるかに筆が進みました。
それだけこの旅が印象的だったのでしょうし、ブログを書きながら思い出に浸れたのは良かったです。
これからも読者を楽しませるというよりは自分のために、過去編をアップしていきたいですね〜
9回に渡る旅行記になりましたが、ご覧頂きありがとうございました。