[旅行6日目]
リアルタイムでは仕事で実に腹立たしい誤解を受けたので、テンション低めの日記となります。
まぁこの日は体調不良もありそもそも観光のモチベーションも上がらなかったのですが。
村に旅立つ友人を見送ってから観光スタート。
頭痛、強烈な眠気、倦怠感と明らかに高山病の症状のオンパレードですが、「せっかくの旅行だから観光するぜ!」と当時の僕は張り切っていたようです。
ちなみに、wiki先生によると香格里拉市の標高は約3100m。
地球の歩き方にも、香格里拉で高山病になった人の投稿がありました。
昆明市が1900m、麗江市が2400mなので、中国6日目とはいえ高度順応に手こずった可能性がありますね。
特に海外旅行中は決して無理はしないでください。
お兄さんとの約束だぞ〜
さて、雲南省はチベット文化圏ですが、香格里拉は特にチベットの文化が色濃かった印象です。
写真は、風が吹くと徳を積めると信じられている宗教旗のタルチョと、仏教建築の覆鉢式塔ですね。
香格里拉は大火事の被害を受けたこともあり、少々寂れた雰囲気。
まずは香格里拉のシンボルたる世界一デカいマニ車を見学します。
マニ車はチベット仏教の道具で、1回まわすと内蔵された経や真言を1回唱えるのと同じ効果を得られるとされています。
皆さん頑張ってまわしていますね〜
丘からの風景も美しいです。
観光の中心たる独克宗古城。
火事がなければもっと栄えていたのだろうと、想像するにあまりあります。
お土産屋やレストランなど並んでおり観光客で賑わっています。
昼飯。
この時は体調が悪く、刺激の強い中華料理は避けようとした痕跡がありますねww
食後はバスに乗って郊外の見どころへ。
留学前の筆者は0.4点差で留年を回避するくらいには劣等生でしたが、留学によってだいぶ鍛えられました。
中国語が話せなかったらバス乗り場すら探せなかったでしょう。
松赞林寺。
香格里拉市の観光ハイライトです。
チケットセンターで路線バスを降りたあと、観光用のミニバスに乗り換えます。
うぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!
ここまで広大な宗教建築を見るのは久しぶりです!
個人的にはアンコールワットに並びます。
それではみっちり見学しましょう。
松赞林寺はダライ・ラマ5世によって建てられたゲルグ派の寺院です。
文化大革命の被害を受けたため、再建が進められています。
現役の寺なので修行僧の方もいらっしゃいますが、空気を読んで写真はなし。
空が美し過ぎる・・・
ちなみに松赞林は「神の遊び場」って意味だとか。
チベット仏教の念仏って、厨ニ心をくすぐりますよね・・・
こういう荒れた場所もありますが、ここがテーマパークではなくあくまで修行・日常を送る場ということが分かるので良き。
帰りのミニバスが来るまで水辺で休憩します。
体調はだいぶしんどいですが、ここには本当に来て良かった。
いつか再訪したい。
宿まで戻って来たので、少し休憩してから夕飯を食べに行きましょう。
宿のベッドは電気毛布で快適過ぎる・・・
この日の夕飯はなんとピザです!
チベット文化圏まで来て当時の僕は何をしているんですかねwww
味は日本で食べるのと遜色ないくらい美味しいですが、大食漢の僕が小さめのピザ1枚で満足しているので本当に体調が悪かったのでしょう。
何だかんだ過去一、旅行記っぽい記事となりましたね(笑)
次の記事は郊外の湖に突撃する話となります。