【グルメ】ニャンて魅力的なんだ!スロバキアの猫カフェ「Mackafe」が幸せに満ち溢れていた件(ブラチスラヴァ)

「ひっくり返したテーブル」ことブラチスラヴァ城に向かう途中、なんともファンシーな看板のカフェを見かけた。


チェコとスロヴァキアはかつてチェコ・スロバキアという一つの国だったけど、可愛らしい旧市街で観光客を魅了する洗練されたプラハの街とは対象的に、スロヴァキアの首都ブラチスラヴァはどこか寂寥感があり、「東側」を感じる。


そんなブラチスラヴァの街角ではむしろ異質な、可愛さ100%の看板。

後ろ髪をひかれたが、昼のバスでオーストリアに移動する予定のため、駆け足で観光を済ませようと先に進む。


ところが肝心のブラチスラヴァ城は可食部が少なく、バスの時間までに中途半端に時間が余ってしまった。

ブラチスラヴァの旧市街は歩いていても面白くないし、昼飯を食べるには時間が少し足りない。


そう言えば、この旅ではあまりコーヒー飲んでないな・・・そう思った僕は、先ほどのカフェに入ってみることに。








その結果が、これである。

僥倖!至高!!セレンディピティ!!!


今回はブラチスラヴァの猫カフェ、Mackafeを紹介したい。

Information

HP
www.mackafe.sk

訪問日
2024年1月

住所
Zámocká 7327/24, 811 01 Bratislava-Hrad

営業時間
10時〜21時

アクセス

最寄りのバス停はZamocka。44番、47番系統など。


店は旧共産的アパートなどが並ぶ住宅街にあり、地図がないと少々分かり辛い。

僕はこの店の存在を最初知らなかったので、記事冒頭で書いたように城に向かう途中にたまたま見つけた形である。


とはいえトラムも走るHurbanovo namestieの一帯からブラチスラヴァ城まで行くには、自ずとこの坂道を通ることになるので意識してれば見つけられる。

城に向かってZanockaの通りを歩くと、左手に見える。

店内

正真正銘の猫カフェではあるが、日本の猫カフェのような複雑な料金体系やシステムにはなってない。


普通のカフェと同じように飲み物をオーダーし、近くの猫を眺めるイメージ。

猫にあげるフードとかはなかったと思うが、猫様の気分を害さない範囲でお触りするのはOK。


店内にはたしか5〜6匹の猫がいたと思う。

基本的はずっと寝てるので、眺め放題かつ触り放題。

猫が陣取ってる席に座ったからといって特別料金を取られる訳でもない。


インテリアも猫統一でこだわりを感じるし、マグカップなどの猫グッズも販売されている。


過去、台北で憧れの部活の先輩(ショートカットで可愛い)と猫カフェ行ったことはあるけど、まさかスロバキアの首都にこんなセンス抜群の猫カフェがあるとは思わなかった。

メニュー

円安につき日本人には些かお高く感じるが、ユーロで見るとドリンクはむしろ安いくらい。


なんなら近くに座ってた女子学生は猫そっちのけで勉強してたので、「スロバキアの猫カフェ」というインパクトに反して実は地元向けのカフェと思われる。

実食

Mochaccino with white chocolate (4.5ユーロ)を注文。

ブログネタが作れれば猫と遊べればコーヒーなんて二の次だぁなんて思っていたが、ウェリントンで飲んだフラットホワイトに匹敵するくらいレベルが高かった。

仮に猫がいなくても十分にローカルな人気店として成立すると思う。


この子と一緒に素敵なコーヒータイム


と、ここで別の子も乱入!なんという幸せ!!


旅行中盤ともなると休み明けの業務や上長とのタタカイが頭をよぎるものだが、猫たちのお陰で束の間そんな嫌なことを忘れることができた。

ありがとう、ありがとう。

コメント

今はこうして淡々とブログを書いているが、スロヴァキア×猫カフェという想定外の組み合わせは(前情報がなかったこともあり)なかなか衝撃的で、もはやブラチスラヴァの旧市街は頭から消え去り、スロヴァキアの思い出の9割をMackafeが占める事態となってしまった。


SNS映えするキャッチーな店ではあるが、飲み物も丁寧に作られているし、キャッキャッキャと騒ぐ客もいない大人な雰囲気。

猫を抜きにしても休憩スポットとして優秀なので、ブラチスラヴァ城に行く際はお立ち寄りください。