オークランド空港は市街地から南に20km離れた地区にあり、鉄道駅と隣接していないため、空港と中心部の移動には自ずと車を使うことになります。
言うまでもなく、我らがバックパッカーにとってタクシーはちょっとお高い。物価の高いニュージーランドでは、削れるところは削りたいところです。
そこで今回は、空港↔市街地の移動手段では最安値となるSkyDriveのバスをご紹介します。
それではご覧ください。
チケット予約
席に空きがあれば予約なしでも利用できますが、ネット予約はとても簡単。
中一レベルの英語力があれば問題ないでしょう。
まず、ホームページ上部にあるBOOK/INFOのタブを押下します。
※予約画面のスクショを掲載しています。
https://ritchies-queenstown.zaui.net/booking/web/#/auckland/activities/category/15/availability
すると乗車する日時と乗車場所(空港or市街地)の一覧が表示されるので、該当するものを選択します。
運行時間は早朝5時〜22時半。30分間隔で運行していますが、始発は市街地発のみ、最終便は空港発のみなのでご注意ください。
※予約画面のスクショを掲載しています。
https://ritchies-queenstown.zaui.net/booking/web/#/auckland/activity/175?date=2022-08-23
日時と乗車場所を選ぶと、所要時間やキャンセルポリシーが書かれた画面に遷移するので、右下のBook Nowを押下します。
すると↑の画面になるので、人数と乗降車するターミナル(DomesticかInternational)を選択します。
その後、ページ下のAdd to Cartを押下→Checkoutのタブを押下し、最後に個人情報やカードの支払情報を入力したら予約完了です。
空港→市街地
ここからは実際に筆者がSkyDriveで移動した様子をご紹介します。
僕はオークランド到着時点では予約できることを知らなかったので車内で現金にて運賃を支払いましたが、車内の貼り紙には「予約してない人は車内で精算できるが、カード決済のみ」と書いてあります。
この時たまたま運転手さんの気分で現金払いOKだったのか、空港→市街地については現金払いOKな仕様なのかは不明ですが、復路に関してはやはりカードオンリーなので有効なクレジットカードの持参はマスト。
そもそも、ニュージーランドは小さなコンビニからカフェに至るまでどこでもカードが使える超カード社会なので、一枚カードがあると何かと便利です。
さて、国際線ターミナルの場合、乗り場は出口8を出てすぐのところにあります。
写真のように目立つ色使いの看板があるので、初見でも見つけやすいでしょう。
ターミナルを出たところにキッチンカート型のカフェがあるので、時間が余ったらコーヒーしばけます。
概ね時刻表通りに出発。
バスは二階建てで席数も相当数あり、仮に一本逃しでも30分後には後発が来るので、時間の余裕があるであろう空港→市街地については基本的に予約しなくても大丈夫。
空港の近くに物流の拠点があるのはお約束。
座席の下にはコンセントもありました。
(通電してるかは未確認)
オークランドの第一印象は、大都市なのに緑と水のコントラストが麗しい、といったところ。
淡々と書いてますが、このニュージー旅がコロナ禍になってから実に2年半ぶりの海外旅行でして、この時の興奮は凄まじいものでした。
そういった感情の機微的なところは旅行記にてしっかり表現したいと思います。
渋滞に巻き込まれることもなく、30分ほどでオークランド中心部のSky City Bus Terminalに到着。
このバスターミナルは、ニュージーランドにおける交通インフラの王とも言えるInterCityバスの発着場でもあるので、ニュージーを周遊する人はお世話になることも多いでしょう。
バスターミナルはスカイタワーに隣接。
オークランドのシンボルを見上げて、ニュージーランド旅のスタートです!
市街地→空港
続いて帰国する時の様子をご紹介します。
この時は8時50分にオークランド発のフライトで、チェックイン〆切はその90分前まで。
当時は帰国前PCRの陰性チェックがあった時代なので、始発バスで空港入りしました。
結果的に日本人の一団が来る前に素早くチェックインを終えられましたが、筆者の一本後のバスに大勢乗ったとも考えられないので、恐らく皆さんエアポートホテルに泊まるか、レンタカーで空港入りしたものと推測します。
朝早くの移動となると気になるのは治安です。
僕はバスターミナルから徒歩5分のゲストハウスを予約しましたが、その5分の間に地元の若者に絡まれる(コンニチハー!っておちょくられた程度ですが)など、雰囲気が良いとは言えません。
わりと栄えたエリアで飲み屋も多いので、明け方までたむろしている若者も何人かいました。
なのでこれから早朝のバスで移動する人は、宿で同じバスに乗る仲間を探す、少しでも近いホテルをとるなどの対策をすると安心かもしれませんね。
まぁ、タクシー中心ではありますがオークランドは早朝でもそこそこ車通りがありますし、バスターミナルまで来てしまえば客待ちしてるタクシーもいるので、過度に怖がる必要はないでしょう。
バスターミナル近くの十字路には24時間営業のコンビニがあるので、いざという時の駆け込み寺に使えます。
また、スカイタワーに隣接の高級ホテルも、恐らく24時間フロントが開いてると思います。
バスは出発の10分前くらい到着。
予約していない場合は車内でカード決済を、予約済の場合は予約確認メールに添付のQRコードを運転手さんに見せてから乗り込みます。
この時は僕を入れて3人しか乗客がいなかったので、席は選び放題。
空港でチェックインする時はMySOSアプリを見せることになるので、もしコンセントが通電しているならスマホの充電をしておくと良いかと思います。
早朝なので道はガラガラ。むしろウェリントン方面からの交通量が多かったです。
バスはまず国内線ターミナルに到着。
国際線ターミナルに向かう前に少し停車しますが、5分ほどで出発するので心配ありません。
まとめ
空港とオークランド中心部を結ぶ、SkyDriveをご紹介しました。
正直、市街地→空港に関してはタクシーで移動するのが楽だし、そもそも空港近隣のホテルをとるのがベストなのですが、少しでも安く旅したいのがバックパッカーという生き物。
陽性になったらアウトのこのコロナ禍にドミトリー上等のバックパッカー旅行をする、そんなクレイジーな同志はぜひSkyDriveをご活用ください。
もちろん、国内線で南島に飛ぶ時など、バックパッカーでない普通の旅行者にもおすすめです。
ニュージーランドを旅する際の参考になれば幸いです。
以上、高評価、記事のシェアのほど宜しくお願い致します。過去記事もご覧頂けると励みになります。