赤城山:黒檜山〜駒ヶ岳縦走 標高差少なめ、交通至便のお気軽百名山

日本百名山の一角、赤城山

赤城山という名前の山は無く、前橋周辺に位置する山域の総称です。


気軽なハイキングや軽登山など様々なバリエーションがある赤城山ですが、今回は最高峰の黒檜山と駒ヶ岳の縦走をしてきました。


それではご覧ください。
(2026年5月登頂)

登山口へのアクセス

交通の便は極めて良いです。

最寄り駅はJR前橋駅。そこからバスに乗り換えます。


登山口のあかぎ広場まで直で行けるバス、途中で富士見温泉での乗り換えが発生するバスがありますが、乗り場はどちらも改札から一番遠い6番乗り場

直行バスも富士山温泉は通ります。


運賃は直通なら1850円、富士見温泉で乗り換える場合は2000円です。


運行会社は関越交通で、Suicaで支払いできました。


あかぎ広場が既に標高1350メートルあるので、ちゃんとした山道をガシガシ登って行きます。


また、関越交通の前橋路線では、終点でのアナウンスが前橋ウィッチーズというアニメのキャラボイス仕様になっていました。

ローカルを感じられる嬉しい演出です。


途中、赤城少年自然の家の前を通りました。
さいたま市で育った筆者にとっては思い出深い場所です。


小学5年生の時、ここに泊まって赤城山に登らされましたが、初心者向けの長七郎山あたりに登ったのかな?


あかぎ広場でのバスの乗降車場所はともに山側。

道路を挟み、大沼側には駐車場やトイレ、飲食店があります。


トイレは清潔でした。

入口に貼ってある貼り紙のQRコードから登山届を提出できます。

登山記録:あかぎ広場〜登山口

登山届を出したらいよいよ出発です!

まずは大沼を左に見ながら歩きます。


霧がかかって幻想的な雰囲気の大沼。

つまりこの日の登山は・・・


10分ほど歩くと赤城神社があります。

近くにハイキングコースの覚満淵があるので、登山客以外の普通の観光客も多かったです。


水面に神社の赤が映える。


赤城神社からさらに5分ちょっと歩くと、道の右側に黒檜山登山口があります。

登山記録:登山口〜黒檜山山頂

9時18分に登山開始。

登山道に入るといきなり岩場の急登になります。

ヒトカゲを選んだ場合のニビジムくらいの感覚ですが、ぶっちゃけ全行程でここ以上に厳しい箇所はありません。


この花の名前を誰か教えて。


それなりに登山の経験を積んでも、序盤の登りは毎回身体がついて行かないですね〜

この程度で疲れていたら、アルプスなんてとてもじゃないけど登れないよ。


とはいえ、急登パートは20分くらいで終わり。

急登をこなした先は少し開けた場所になっていて、大沼を見下ろせるビュースポットです。
残念ながらガスってましたが・・・


以降は随所に急登はあるものの、どれも5分くらいで終わるものばかり。
基本的にはゆるゆる登って行く感じです。

黒檜山は全体的に岩場がちでした。


本当はここからアンテナ山こと地蔵岳と富士山が見られるはずですが・・・ご覧の通りのガス・・・


引き続きゆるゆる高度を上げていきます。

全体的に道は非常に明瞭でした。
登山客も多いので熊の不安も少なかったです。


アンテナ山と富士山の展望スポットから40分で、黒檜山と駒ヶ岳の分岐に着きました。

左に進むと黒檜山です。
(黒檜山側から撮影したので、標識に書いてある向きとは逆になります。)


平坦な道を2分ほど歩き・・・


10時44分、黒檜山登頂です!

1時間半くらいで来れたので、ほぼコースタイム通りに登れました。


両神山等に比べると、山頂はかなり広々していました。

が、残念ながら見事にガスっているので眺望は0・・・


山頂から2分で「絶景スポット」に行けるみたいなので、どうせ何も見れんだろうなぁと思いつつとりあえず足を伸ばしてみることにしました。

ほぼアップダウンの無い平坦な道を歩いて行きます。


うーむ・・・

赤城山は紅葉のシーズンにリベンジですね・・・


ガスっているからか、山頂ほど人も少なくて静かなので、ここで少し休憩することにしました。


群馬のセブンでは北関東限定のおにぎりを買えます。

山で喰うおにぎりは何でこんなに美味しいのか。


インド出張に行った同僚の方々から頂いたビスケットを貪ります。素朴な甘さで携行食向き。

登山記録:黒檜山〜駒ヶ岳

絶景スポットで20分ほど休み、次は駒ヶ岳を目指します。


黒檜山山頂を出て、またすぐに別の絶景スポット・・・

どうせガスってるので、今回は損切りしてスルーします。


岩場がちだった黒檜山から一転、黒檜山から駒ヶ岳までの道は階段も整備されていてとても歩きやすかったです。


平坦な道・下りが8割、登りが2割の感覚でした。


11時48分、駒ヶ岳山頂に着きました。

黒檜山山頂から30分ほどで来れたので、この区間ではコースタイムを巻けたことになります。


ここで少し霧が晴れてくれたので、大沼や赤城神社を見ることができました。

登山記録:駒ヶ岳山頂〜駒ヶ岳登山口

今よりガスが晴れる保証も無いので、駒ヶ岳山頂では少し休んだだけで下山を開始します。


今回は黒檜山と駒ヶ岳の縦走なので、黒檜山には戻らず、大沼を右に眺めつつ違う道を下ります。


駒ヶ岳は本当に道が良いですね。   

階段も多い上に、天城山とは違ってちゃんと整備されているので歩きやすいことこの上ない。


傾斜は緩やかだし、登り返しに至っては皆無だったような。


て、鉄の階段だと!?

こんなイージーな下山は初めてだ・・・


ただ鉄の階段を降りたあとは、それなりに岩や木の根もある登山道になります。

結構滑りやすかったので、最後まで気を抜かないように。


駒ヶ岳登山口は、あかぎ広場より前橋市街地側にあります。

駒ヶ岳山頂から40分で下山完了。トータル3時間20分(休憩込み)でクリアできました。

おまけ:下山後

あかぎ広場には食堂や土産物屋が何軒かあります。

筆者は写真1枚目のお店で天ざるを頂きました。


行きと同じ関越交通のバスで前橋駅に戻り、上信観光バスに乗り換えて高崎に戻ります。


この運転手さんがかなりフレンドリーな方で、お話しできて楽しかったです。


なぜJRではなくバス移動にしたかというと、京ヶ島天然温泉 湯都里に行きたかったから。

ホームページによると、関東最大級の天然温泉施設のようです。


実際に露天風呂も内湯も広々していて、浴槽の種類も豊富です。湯加減もちょうど良く、ここで2時間くらいゆっくり過ごしました。


その後、高崎の宿に戻り酒池肉林の夜を楽しんだのであった・・・

コメント

交通至便、最高峰の黒檜山でも獲得標高少なめと、とにかくお気軽な百名山でした。

登山道は明瞭で道迷いのリスクが小さく、駒ヶ岳は階段も整備されているので、百名山デビューに強くおすすめです。


一方、終始ガスっていたので、私個人の登山としては不完全燃焼感があります。

赤城山は紅葉が素晴らしいと聞くので、10月頃の晴れた日に是非とも再訪したいです。