
大満足のオラウータン観光を済ませ、再びクチンメトロに乗って市街地に戻る。


クチンメトロは初日も利用したバスターミナルや空港も通る。私が旅行した当時は日に6本だったが、クチンメトロのアプリによると今は8本/日運行しているらしい。

郊外には戸建ての家も多い。

↑街並み

結局、行きも帰りも市街地↔セメンゴの移動は90分くらいかかった。
クチンはモロ車社会で慢性的な渋滞が発生している。
余裕を持って移動するのが吉だろう。


朝は商店で買った揚げワンタンと7daysのチョコクロワッサンしか食べておらず、腹が減っている。
昼飯には少し早いが、宿で少しだけ休んだ後、グーグルで見つけたチキンライスの店に行くことにした。

そんな訳でやって来たのがこちらのAladin Cafe。
立地としてはチャイナタウンになる。

開店直後に入店したのでまだスタッフの身体が暖まっていないのか、それとも南国特有のポレポレ気質故ゆえか、コーヒーが出てくるまでにまず20分かかった。

隣の席の客の肩に噛みつきそうになるくらい腹が減っているので、甘いコーヒーを飲んで気持ちを落ち着かせる。
いきり立つ私を宥めるかのように、店内には中華喫茶特有の穏やかな空気が流れる。

注文してから50分、ようやくお目当てのチキンライスがやって来た。日式ケチャップライスのチキンライスではなく、中国の海南島の料理をルーツに持つチキンライスだ。
ここ、Aladin Cafeは蒸し・焼き・揚げの「3種のチキンライス」を出すことで知られているが、私はローストチキンには興味が無かったので、蒸しと揚げの2種盛りにしてもらった。
どちらの肉も美味しく、またチキンのエキスが染み込んだライスも実に旨かった。

早起きしてオラウータン見学に出かけたので、昼飯を食べてもまだ1時半だ。
明日にはクチンを離れるので、食後は宿には戻らず、そのままチャイナタウンを散策することにした。



クチンのチャイナタウンはカーペンター・ストリートと言い、昔ながらの食堂や卸問屋が並ぶ華僑の生活の場だ。
ボルネオ島を訪れる旅行者の目当ては大自然や野生動物が大半だと思うが、街歩きが楽しいエリアということもこのブログを通じて知ってもらえればと思う。

↑薬問屋

これは華僑コミュニティの寄り合いの場、公民館にあたる會所(Association)。
↑美容院

↑食堂

パナソニックの店はどこにでもあるなぁ


英語名も中国語名もロゴもカッコ良すぎる貿易会社。
華僑のバイタリティとネットワーク、そして歴史を感じる。

味わい深いチャイナタウンに突如現れたUFOキャッチャー。床面積が少なくて済み、ランニングコストもあまりかからないので、台湾では少しでも空きスペースができるとUFOキャッチャーが設置されるらしい。

↑味わい深い問屋


このような建物はショップハウスと言い、1階が店舗、2階が居住スペースとなっている。
ビビッドな色使いが特徴。
ショップハウスと言えばシンガポールが有名だが、クチンのショップハウスはシンガポールより素朴で、よりローカル度が高い印象だ。
ともかく、私はコピティアムをはじめとした華僑文化を好んでいるので、ショップハウス散策は実に楽しい、豊かな時間であった。