【旅行記】2024年度GW/Day4-1 セメンゴでオラウータンに謁見する

旅は続いている。

始発のクチンメトロ(無料市内バス)でオラウータン見学に行くため6時に起床した。外はまだ薄暗かった。


宿の近所の商店で朝食を買う。

宿のすぐ裏が小学校なので、朝早くから地元の学生たちで賑わっていた。


↑猫


チャイニーズ・ヒストリー・ミュージアム前の停留所から乗車。


Kuching Metroのアプリの時刻表には始発(Open Air Marketかセメンゴ)を出る時間しか書いてないが、バスの現在地とアプリ中の地図が連動しているのでバスの現在地は分かる。
 

とはいえラグもあるので、早めに停留所にいた方が良い。(グーグルマップの時刻表は更新されていないと思われる)


バス車内は清潔。Wi-Fiも使える。


生憎の雨で車窓は良く見えないものの、クチン郊外の住宅街等を眺めながら移動する。


90分ほどでセメンゴに到着した。
渋滞が無ければもう少し早く着けたと思う。


Semenggoh Wildlife Centerはオラウータンの保護施設。
動物園ではない。


営業時間としては10時から12時、14時から16時となっているが、自由に見学することはできず、9時と15時の給餌タイムに合わせてオラウータンに謁見する形だ。


2026年3月現在、クチンメトロは1日に8便運行しているが、セメンゴのオラウータン見学と連携しているのは午前と午後でそれぞれ1便ずつのみ。

どのバスに乗れば良いかはアプリで確認できる。


外国人の大人の入場料は10リンギット。


入場前に商店で買った揚げワンタンを食べる。
チープな油っこさが美味しい。


入口から給餌スポットまでは歩いて20分くらい。

20リンギット課金すれば電動バギーに乗れるそうだが、ケチなので歩いていくことにした。小雨で濡れる熱帯雨林の中を。


南国なので植物も元気爆発でデカい。

残念ながら他の動物には会えなかった。


赤ちゃん可愛い。


↑ビジターセンターのようなもの


給餌スポット(サブ)に到着した。

雨さえ降っていなければ、徒歩で余裕である。


クチンメトロに乗っていなかった団体が、バギーでぞろぞろやって来た。

恐らく、セメンゴを訪れる観光客の多くはツアーに参加するか、Grabで来るのだろう。


給餌タイムが始まるまでの時間を使って、係員が色々とレクチャーしてくれる。
 

9時になったので、係員の先導でメインの給餌エリアに移動する。


実は中学3年生の夏休みにもボルネオ島を旅行していて、その時もコタキナバルの保護施設でオラウータンを見ている。なのでオラウータンとの再会は実に15年ぶりだ。


2分ほど歩いて給餌スポット(メイン)に到着。


保護施設とはすなわち自然環境下で動物を飼育しているということである。


俺はボルネオ島まではるばる来たんだかんな、木を見に来たんじゃないかんな、と血走った目で喚いたところで相手は野生動物。遭遇できるかは運次第だ。


5分経っても10分経ってもオラウータンは現れず、待機スペースにはなんとも言えない空気が漂っていた。


ちなみに右の男性が弊社の役員と酷似しており、楽しい観光旅行の最中にも関わらず胸がヒリヒリした。


待つこと15分、諦めムードが流れ始めた頃、ようやくオラウータンが姿を現した!!


ロープを器用に掴み、係員のところにやって来たオラウータン様。こうして見ると人間と変わらないなぁ。

オラウータンはマレー語で「森の人」となる。


給餌の台と待機スペースは結構離れているので、近くでオラウータンが見えないのは残念。

まぁ動物園ではないので仕方ないか。


ひとしきりオラウータンのご尊顔を眺めたので給餌スポット(サブ)に戻ることにしたが、道中で今度は頭上にオラウータンが現れた!


野生に近い環境なので、予定調和な動物観察にはならないところがセメンゴの魅力だろう。

オラウータンが来ない時はとことん来ないが、とんでもなく上振れすることもある。


↑オラウータン


親子ウータンだろうか。可愛い。


サブの給餌エリアにもオラウータン来訪。


オラウータンと会えないと話にならないので、こんなにたくさん見られて本当に良かった。


10時のクチンメトロで市街地に戻るので、行きにかかった時間を踏まえてギリギリまでオラウータンを観察しようと思っていた。


しかし、私がゲートに戻ろうとしたタイミングでちょうどオラウータンが歩道を歩いて来たため、彼もしくは彼女が給餌エリアに到着するまで(彼もしくは彼女の邪魔にならないよう)その場を離れるのを禁じられてしまった。


この便を逃すと何もない熱帯雨林で1時間半次の便を待つか、Grabが捕まるまで延々と粘る羽目になる。


オラウータンはもう十分に見たから今すぐ私をここから解放しろ!と係員に迫ったところ、電動バギーの片道チケットを手配してくれたので最終的には余裕を持ってゲートに戻ることができた。


今回の旅行では動物観察ツアーの類には参加しないつもりなので、ここでオラウータンを見ることができて良かった。


時間管理こそ必要だが公共交通機関でもアクセスできるので、クチン旅行の際は是非セメンゴへ。