韓国の古都・慶州の中央市場で訪れた食堂3軒をご紹介します。
中央市場は過去に記事にしたことがありますが、あまりに舐めた内容につき改めて真面目に書こうかと。慶州関連の記事は結構見てもらっているみたいなので・・・
なお、韓国ではグーグルマップがそもそもあまり使い物にならない上に、市場の食堂街の店ということで個々のお店の情報というものは控えていません。
加えて筆者が慶州を訪れたのはちょうど2年前(Erika、それは私の人生で一番幸せな時期でした)、につき今も営業しているかすら分からないので、「この手の飯が1000円くらいで喰える」のイメージを掴むためにご覧いただけますと幸いです。
市場の雰囲気

中央市場は城東市場と並ぶ慶州を代表する市場で、バスターミナルから旧慶州駅へ続く大通りの途中にあります。
観光要素は一切無しのガチな市場で、まさに慶州市民の台所と言えるでしょう。

中央市場はいくつかの区画に分かれていますが、旧慶州駅方面の出入口付近では夜になると屋台が営業します。

これはトッカルビ。
冒頭リンクを貼った記事でフリーレンが言っていたように、慶州の名物です。

この屋台街にはケバブなども多く、また慶州のリア充で賑わっていたのが少々いたたまれなかったので、私は場末の食堂を求めてフリーレンのように市場を放浪しました。

なお週末の朝には、このような野外市場も現れます。


寺や古墳観光の合間に中央市場も散策すると、観光だけでない慶州のローカルな一面も垣間見れます。
中央市場で食べたモノ

慶州最初の夜、釜山の西面市場のようなローカル食堂を求めて中央市場をぶらつきました。
↑西面市場について書いた記事はこちら


するとこのような空間に辿り着きました。
勝利を確信した瞬間です。

地元の人が食べている物を観察しながら適当な店に狙いを定め、とりあえずcassで喉を潤しました。
ラガー派には受け入れられない薄さも、筆者の性癖にはぶっ刺さりです。

注文を済ませるとすぐに副菜が運ばれて来ました。
キムチが3種類あるのは嬉しいし、副菜で玉ねぎは初めてかもしれません。
キムチをアテにcassを飲みつつ、飯の降臨を待ちます。
副菜のお陰で、韓国料理は額面以上に割安感がありますね。

今宵のディナーは釜山名物のテジクッパ。
ご飯は別にしてもらったので、厳密にはタロクッパです。
この時は釜山を拠点に慶州に行ったので釜山に戻ればテジクッパは食べられるのですが、「嗚呼、あなたを待っていたの。もう待てないの。」とうわ言のように繰り越しながらスープに吸い付きました。


スープは出汁が効いていますがそのままだと薄味なので、卓上の塩やオキアミで好みの味に調整します。

筆者は釜山駅近くのポンジョンテジクッパで食べて以来、このニラキムチの虜になっています。


豚肉もどっさり入っていて、ご飯にもビールにも合います。
おじやスタイルが良ければテジクッパ、定食スタイルが良ければタロクッパと注文しましょう。
ご飯のおかわりが欲しい時は、공기밥(コンギパッ)とオモニに言えば持って来てくれます。

地元の飲んだくれ爺たちを眺めながらの夕食、「一人旅」という感じで豊かな時間を過ごせました。

↑店の名前

翌朝、泊まっているゲストハウスで簡単な朝メシを食べることもできましたが、「自分、正子さんのことしか考えられないっす」と余裕の無い顔で再び中央市場にやって来ました。
慶州バスターミナル寄りの出入口付近に食堂が固まっていますが、市場の真ん中ら辺にも何軒か飯屋があります。

物色しているとオモニに話しかけられたので、こちらの店に入りました。
店内は清く正しい東アジアの朝の趣です。

メニューは추어탕(チュオタン)というドジョウのスープ、テンジャンチゲ、スンドゥブチゲ、肉料理(右上)など。
日本円で1000円くらいなので激安とは言いませんが、韓国の食費はこんなもんです。

筆者はスンドゥブチゲ(순두부찌개)とコンギパッ(ご飯)にしました。


スンドゥブチゲは海鮮の出汁が効いていて、スープは辛すぎるということはなくスッキリした寒さでした。
寒い寒い韓国の朝、温かい汁物の朝メシを摂る幸せ。

副菜も種類豊富。

具は豆腐、野菜、玉子、それから少々の海鮮でした。

2日目の夜、再び食堂街へ。
初日よりお客さんが多い気がします。

慶州市民がゆるーい空気を作っています。

↑本日の副菜


今日はテジクッパではなく牛のスープにしました。
たぶんコムタン。
こちらもそのままだと味は薄めなので、卓上の塩やコチュジャン的なやつを入れて味を整えます。


普通の薄切り肉も入っていますが、それより脂身とも違うプルプルした部位が多かったです。
コラーゲンたっぷり。
正直、ご飯との相性等の意味で初日のタロクッパの方がだいぶ美味しかったです。
ただこういう微妙な料理の方が、存外ずっと記憶に残るもの。あのプルプル感は忘れられません。

↑店の名前
コメント
慶州にも飲食店がたくさんありますが、普通のレストランはポーションの関係で一人旅には難しいもの。
その店、こういう市場の食堂は一人ご飯適性が高いです。
私は見事にスープご飯に偏ってしまいましたが、例えば朝食を食べた店で제육(豚の甘辛炒め)とご飯を食べても2000円くらい。
もちろん屋台街のゾーンでも一人ご飯はできるので、バックパッカーはとりあえず中央市場に行けば飢え死にすることはないかなと。
↑慶州で泊まったゲストハウス
↑城東市場の記事