美食の宝庫、十勝。
広大な大地が育んだ野菜に肉、それからスイーツは訪れる人々の舌を喜ばせてくれます。
そんな魅力溢れる十勝エリアですが、中心都市の帯広、タウシュベツで有名な糠平温泉(上士幌町)を除き、観光という意味ではややインパクトを欠くかもしれません。
そんな十勝において、「だからこそ食事に力を入れている」と精力的に営業している宿こそ、今回ご紹介する「こもれび」です。
筆者が愛している旅の宿のネットワーク、とほ宿ネットワークの加盟宿となります。
Information

宿泊日
2025年12月27日(土)〜12月28日 (日)
住所
北海道上川郡清水町字美蔓20-107
宿泊料金
男女別相部屋(素泊まり) 4200円
男女別相部屋(2食付き) 6400円
※個室料金 +500〜1000円
レセプション
チェックイン 16時〜22時
チェックアウト 〜10時
アクセス


帯広駅からは車で約40分。
道道から人工物がほぼ無い草原の道に入ってゆくので、初見では道迷い必須。カーナビでは宿名がヒットしないこともあります。
可能ならグーグルマップを使い、上記写真2枚目の看板を見落とさないようにゆっくり運転することを推奨。

こんな感じの道を運転する。

宿の周囲は農地。
事前に宿主・川勝さんにリクエストしておけば、拓殖バスの「23線」バス停(新得線)か、JRの新得駅もしくは十勝清水駅まで送迎してもらえます。
ただし、時間指定がある上に、公共交通だと正直観光がしにくいので、拓殖バスとJRバスには悪いけどこのエリアは車やバイクで移動が圧倒的に楽です。
観光

清水町の宿ですが、立地的には新得や鹿追に近いです。
最寄りのセコマやスーパーは清水本町の店舗ではなく、屈足店(新得町)だったりします。
宿の風呂は普通の風呂とのことなので、筆者はチェックイン前に屈足湖畔のくったり温泉レイク・インに行きました。宿から車で約20分。日帰り入浴は900円です。
筆者は行っていませんが、サホロリゾートのスキー場も30分圏内なのでスキーの拠点にしても良いですね。

湖底線路で有名な然別湖(鹿追)までは約40分。
然別湖は標高が高いので、「十勝晴れ」とは無縁の大雪で湖どころではありませんでしたが・・・

清水町内で言うと、美蔓(びまん)パノラマパークは超マイナースポットでありながら眺めが良かったです。
宿の様子

男子ドミトリーはリビング(食堂)の横に。
各ベッドはドラえもんの押し入れ的な構造で扉まで付いているので、実質個室と言っても過言ではありません。
さらに、足を伸ばしても余裕がある広々仕様。

トイレは簡易水洗ですが、ウォシュレット付きです。

リビング兼食堂は広々。川勝Jr.の遊び場でもあるので非常にアットホームで平和的な空気が漂っています。

↑フリードリンク

小学生の息子さん、小さい娘さんがいるので、宿内は全体的にファンシーです。
食事

冒頭に書いたように、こもれびは食事に力を入れていると公言している宿。
基本線に鶏肉+パスタ+ピザ系+汁物/シチュー系という構成です。パスタやピザは他のとほ宿ではなかなか出てこないので、こもれびの大きな魅力の1つになっています。

この日のメインはチキンのコンフィでした。
胸肉とは思えぬしっとり具合で大変美味。
ピザ枠はフランス語で「塩味のケーキ」となる、ケークサレという料理。キッシュ感覚で頂けました。

これにパスタと

シチュー枠で家庭的な美味しいカレーが付きました。
大食漢の筆者が腹パンになる超ボリュームの夕飯で大満足でした。

前菜の行者ニンニク3種盛りは、塩気が強くて無限にビールが進んでしまいました。
酒は持ち込み可能ですが、宿でも買えます。
なんと、夏の多客期は生ビール3杯を1000円で販売しているみたいです。

食後の自家製ケーキも幸せな美味しさ。

さらに、夕食後の飲み会では川勝さんお手製の果実酒やコーヒー酒を頂けます。
この日のゲストは筆者だけでしたが、川勝さんがお喋りに付き合ってくれるので寂しくありません。
知育玩具で遊ぶJr.と川勝さんの絡みも微笑ましく、家族経営の宿は素晴らしいなーとしみじみしました。

朝食は洋食と和食が交互に出るらしく、この日は洋食でした。


自家製パンと自家製ジャムが美味しかったです。
コメント
後半は「美味しい」、「美味」の羅列になってしまいましたが、それくらい食事が充実していました。
十勝で宿泊となると帯広市内、十勝川温泉、糠平が代表的なエリアかと思いますが、清水町という小さな町に、こんなにも魅力的な宿があるということも知って欲しい。
小さいお子さんがいる家族経営の宿ならではの温かみがあるので、旅人宿初心者にもおすすめです。