【グルメ】お一人様でも大丈夫!安心安全のユッケビビンバを食せる焼肉屋/백제정육점 百済精肉店(東大門)

チムジルバンでの仮眠やトランジットではない、10年ぶりのソウル滞在となった2024年の秋。

あいにく筆者はショッピングにも美容にも夜の店にもカジノにも興味が無いので、ソウルでやることと言ったら散歩か食べ歩きくらいです。


そこで今回は、ネットで探して大当たりだったユッケビビンバの名店、백제정육점(百済精肉店)をご紹介します。
それではご覧ください。

注:韓国でグーグルマップはまるで役に立たないので、Naverマップをインストールして行くことを強く推奨します。

Information

住所
34 Jong-ro 35-gil, Jongno District, Seoul

営業日
月〜土

営業時間
10時〜21時40分(平日の15時〜16時半は中休み)

アクセス

地下鉄1号線「종로5가역(鍾路5街)」駅から徒歩5分


店の周辺は、ご覧の通り下町です。

明洞よりオラァこっちの方が好きだぁ。


百済精肉店の近くには、有名な東大門市場があります。


さらに、これまた有名な広蔵市場から百済精肉店まで歩いて15分くらい、しかも広蔵市場界隈は街歩き指数が極めて高いので、地下鉄で直も良いけど個人的にはじっくりお散歩しながら向かうのがおすすめです。


韓国旅の醍醐味は飯ですからね。少しは歩いてカロリーを消費しないとです。
(市場で食べ歩きし過ぎないように!)

店の雰囲気

その名の通り精肉店に併設されており、業態としては食堂というよりは焼肉屋です。

流行りのモノトーン的韓国風カフェとは真逆の、雑然とした昔ながらの趣き。


とはいえ韓国なので、庶民的な店でも日本人がストレスを感じないレベルの清潔さは確保されています。


ちなみにお客さんの8割くらいは日本人だったと思います。近くの席にいた日本人が、オセロ松嶋をショートにした感じで美しかった。

メニュー

オセロ松嶋をはじめ、周りのお客さんはみんな焼肉を楽しんでいました。

そりゃ肉料理のレベルが高い韓国の、さらにローカルな精肉店の焼肉ですからね。美味しくない訳がない。


ただやっぱり韓国は一人飯がしやすい店が少なく、特に焼肉や海鮮はそれが顕著です。

ぶっちゃけ私の食欲なら1人で焼肉を2人前、3人前と食べるのは造作ないのですが、毎食それをしていると予算的にちと苦しいのが悩みどころ。


一方、(2024年11月時点で)ユッケビビンバが12000ウォン、ソルロンタンが10000ウォンと一品料理は大変リーズナブル。

ユッケビビンバに関しては実に優れた一人飯です。

実食

注文を済ませ、とりあえずTerraを流し込みます。

韓国のビールは自分好みの薄めな感じ。


副菜はキムチ、卵焼き、豆干っぽいやつ。


そしてこれが待望のユッケビビンバ!!

肉は半冷凍の状態で提供。
白い細切りの物体は、梨です。 


海外で生肉(あるいはそれに準ずる肉)を食べるのは一般にリスクと言えますが、百済精肉店のユッケのクオリティは保証されています。

一応不安もあったので念入りにネットで下調べしてから行きましたが、腹を壊したという人は見当たりませんでしたし、腹が痛くなりやすい筆者も無事だったので、よほど胃腸が弱い人や体調を壊している人以外は安心して食べられます。


肝心の肉は臭みが一切無く、程よく脂が乗っていて舌の上でトロけるよう。

前述の通り半冷凍状態で提供されるので、最初は梨も相まってシャキシャキ、次第にまろやかな食感へと変化していくのも楽しいです。


ユッケは相当な量が乗っていますが、コチュジャンと卵黄のお陰で最後まで飽きずに楽しむことができました。

コメント

日本人客が多いものの、店構えは実にローカル。
「ガチの地元食堂に入るのは少し躊躇うけど観光観光してるのも嫌」という人にもおすすめです。

焼肉を頼まなくても全く嫌な顔はされないので、一人旅でユッケビビンバを食べたい人には是非行って欲しいですね。広蔵市場もユッケビビンバが有名みたいですが、見た感じ百済精肉店の方が地元密着型だと思います。

私は最初の一口の感動が未だに忘れられません。
日本人ではあまりユッケを食べないけど、冗談抜きで世界観が変わるようなメシでした。


まわりの人が食べていた焼肉も相当旨そうだったので、ここは未来の奥さんと再訪したいですね〜