2023年度年越し中欧旅、2024年度GWボルネオ旅、2024年度夏休み北の離島旅、と恐ろしいほどタスクが溜まっている状況。涼しくなったし、そろそろ旅行記と向き合いたいところです。
今回はリハビリとして、東マレーシア(ボルネオ島マレーシア)で食べて朝メシを一挙紹介します。
なお、今回の旅行ではことさら、「名もなき食堂」で飯を食べることが多かったので、各店のプロフィールまでは載せません。
気になる方はグーグルマップを駆使するか、コメントか問い合わせフォームからご質問いただければ可能な範囲でお答えします。
まぁ本当に常連で成り立っているような町の食堂なので、ここでは「こういう飯が食べられるんや」くらいに捉えていただき、ご宿泊の近所で同じ匂いがする店があればそこで食事していただくのが良いかと思います。
クチン(サラワク州)
この日・・・最新の旅行記から3つくらい後の話になるが・・・は、オラウータンを見に行くため、6時前に起床。
朝飯を買う時間もなく、宿の近所の商店で素早くスナックだけ購入しました。
登校する子どもたちに混じって買い物をするのは、なかなか味のあるローカル体験です。
市販の菓子以外に惣菜も売っていて、私はハイナンチキンライスに次ぐ好物の揚げワンタンを購入。
チープな見た目ながら、ミンチ肉もギッチリ入ってるし、付属のタレも美味しかったです。
他、写真はありませんが7DAYSのクロワッサンも購入しました。チョコがギッシリ入ってるやつです。
7DAYSの菓子パンには、卒業旅行、特に北マケドニア、アルバニア、ギリシャでお世話になりました。
一つだけでも腹に溜まるので(しかしハイカロリー)、宿の近くに手頃や飯屋がない時の朝食、それからバス移動の時と大活躍でしたね。
輸入物の菓子パンはやや高く、7DAYSと揚げワンタンで6リンギット。
まぁ、日本円に直すと200円程度なので・・・安い!!
クチン2回目の朝、今日こそ中華喫茶で朝メシを喰うのだ・・・!と鼻息荒く町に繰り出すと、宿のすぐ近所にいくつか飯屋が並んでいるのを発見。
これぞ「世界の町で朝メシを喰う」にふさわしい画だ!!!よくやった半天狗!
些か(いささか)コーフン気味に着席し、まずは甘いアイスコーヒーで脳を強制起動させます。
お茶請けは、隣で談笑する地元のオジサマ達です。
焼賣はチープな感じ。
でもこのレトロな感じがとても良い。
メインはコロミーを発注。
サラワク州の郷土料理です。
そぼろ、チャーシュー、フライド・エシャロットなどが乗っていて、正しく汁無し麺の趣きです。
海外だと、ダシとコシが絶望的に足りていないスープ麺に当たる確率が高いので、こういう汁無し麺がベスト・チョイスになることも多いのです。
ラー油っぽいタレとパツパツの麺が絡まり・・・旨い!
麺はどんぶりの下の方まで詰まっていて、見た目以上のボリュームがありました。
以上、3点で10.8リンギット。
素晴らしき哉クチン!!
この日がクチン最後の日でしたが、景色も町並みも飯も素晴らしく、さらにはサラワクミュージアムというAAAAA級の博物館もあり、あと3泊はしたかったというのが本音。
このあと行くコタキナバルも好きな町なので致し方なしですが・・・
綾瀬はるか似の美女と懇ろ(ねんごろ)な関係になり、共にボルネオ島を旅できる日が訪れることを切に願います。
コタキナバル(サバ州)
美味しいカヤトーストが食べたい!と、朝から地球の歩き方に掲載されている店を探す旅に。
そのお店は定休日だったけど、近所に賑わっている中華喫茶があったので代わりにここで朝メシを食べることにしました。
東南アジアなので、コピティアムと言った方が良いかもしれません。
香港でよく見かけるタイプのパンにセットメニューと、朝から選択肢が多いのが嬉しい。
昼メニューも充実しています。
まずは珈琲で一服。
カヤトーストのセットが無いように見えたので、バタートーストと半熟卵のセットに、単品カヤトーストを展開。
まずはバタートーストが来ました。
半熟卵に浸していただきます。
半熟というか0.4熟な感じ。
著しく腹が弱い人は止めておいた方がいいかもしれません。
食器や調味料は店の中央に安置されている台中港スタイル。
そしてカヤトースト降臨。
こちらも0.4熟卵にダイブして頂きます。
やはりバターの塩気とカヤジャムのマリアージュが至福。
約15年前にコタキナバルで初めてカヤトーストを食べた時、そのあまりの旨さに驚愕したことを覚えています。
セット(ドリンク込み)が8.9リンギットに、カヤが2.2リンギット。この円安なご時世にしてはやはり格安ですが、これでもコタキナバルはクチンより物価が高い気がしますね。
気に入ったので、2日連続で訪問。
今回はせっかくなので、店頭に並んでいる惣菜パンに挑戦してみます。
むっちりハムのハムロール。パンはほのかに甘く、素朴な感じです。
何となく前前世くらいでこんなハムロールを食べたような・・・そんな懐かしい味がしました。
ハムロールだけじゃ物足りず、カヤトースト、0.4熟卵、コーヒーをそれぞれ単品オーダーしました。
カヤトーストはやはり、安定した美味しさですね。
パン食もあれば中華的なおかずもあり、コピティアムはまさに華僑文化の真髄だと勝手に思っています。
地元の方々と肩を並べて、豊かな朝食タイムを満喫できました。テレマカシー。
コタキナバル最後の朝。
ブルネイ行きの国際バスに乗り込む前に、ゲストハウスの近所で朝メシを食べました。
ちなみにこのゲストハウスは、ハード的な意味で歴代最強ゲストハウスと崇めている凄まじい宿です。
このお店、ナイトマーケットから宿に帰って来た時も営業していたので、恐らくは24時間やっていますね。
まだ7時頃なのに、複数種類のカレーが並んでいます。
朝からおじちゃん達がよもや話に花を咲かせています。
熱々のチャイが、コタキナバル最後の朝を彩る。
ロティ・プラタらしき料理を注文。
クレープ風の生地を、ほとんど具のないカレーにつけて食します。カレーの粘度は低め。
生地は焼きたてで、ほのかに甘く美味しかったです。
チャイも合わせて5.5リンギットという価格設定も、バックパッカーのお財布に優しいですね。