サラワク州クチンでランチ訪問したAladin Cafe(神燈)をご紹介します。
マイ・フェイバリット料理のチキンライスが名物の中華喫茶で、GWボルネオ旅で食べた中で一番旨い飯だったかもしれません。
Information
住所
16, Jalan Carpenter, 93000 Kuching, Sarawak
営業時間
12時半〜17時
アクセス
カーペンター・ストリート上。サラワク川沿いのインディアン・モスクのあたりからだと徒歩10分くらい。
店の雰囲気
開店と同時に突撃したにも関わらず、そこからしばらく開店作業は終わらず10分ほど待たされ、ドリンクが出たのがそこから20分後、飯が出てきたのはそこからさらに20分後と、なかなかにスローモーなオペレーション。
まぁ、ここは南国、ボルネオ・アイランド。
せかせかするのも野暮ってものなので、どっしり腰を据えて待ちましょう。
富士フイルム感のあるレトロな店内では、華僑らしさを存分に感じることができます。
メニュー
通常のチキンに加え、ローストチキン、フライドチキンを一度に楽しめる3種のチキンライスが一番の名物。
筆者はチキンライス目当てでここに来たので、申し訳ございませんが他のメニューはろくに見ていません。
まぁきっと色々ありますよ。たぶんね。
実食
とりあえず甘いアイスコーヒーをしばきながら、マイ・スイート・チキンライスの降臨を待ちます。
このタイプのコーヒーを飲むと、中華喫茶に来たなって気分になりますね。
前述の通りコーヒー片手に待つこと20分、入店から50分、ついにマイ・エターナル・マイ・フェイバリット・ディッシュのチキンライスがやって来ました!!
3種のチキンライスが名物ではありますが、個人的にローストチキンにあまり興味がなく、今回は普通の茹でたチキンとフライドチキンの2種盛りです。
一番ノーマルな茹でたチキンはプルッとした食感。
醤油ベースのタレが玄妙な味付けでした。
フライドチキンはザクザクとしていて楽しい口触り。
どちらも骨付きなのがややマイナスか。
チキンライスの総本山、シンガポールではボーンレスのチキンライスが多いですからね。
ただマレーシアのチキンライスはもちろんシンガポールチキンライスとは違うし、チキンライスを楽しめるだけで感謝しなくてはいけません。
そして、しっかり味がついていることが色使いから分かるライスも忘れてはいけません。
王立ハイナンチキンライス学会会長としては、チキン以上にライスのクオリティを重視します。
ダーク・ソイ・ソースとマイ・スイート・チリソースはお好みで。
しっかりと出汁の効いた鶏ガラスープも付いています。
コメント
惜しむらくは、営業時間があまりに短いことでしょう。
実質的にランチ専用です。
チキンライスは本当に美味しく、香辛料や油が控えめという意味でも日本人の口に合う料理です。
店がある一帯は昔ながらの商店が並び、散策も併せて楽しんでもらえたらと思います。