幕別町の忠類エリアの温泉、十勝ナウマン温泉ホテルアルコをご紹介します。(23年10月訪問)
名前の通りホテルの温泉になりますが、日帰り入浴も可能です。
Information
住所
北海道中川郡幕別町忠類白銀町384-1
入浴料
大人 600円
営業時間
5時〜8時半
11時〜21時半
メモ
今の幕別町は、かつての忠類村が幕別町に合併されたもの。結果としてかなり広い町となっています。
アクセス
十勝バス 広尾線 バス停「ナウマン象記念館前」下車後すぐ。帯広駅からは約90分。
帯広→中札内村→忠類→大樹町→広尾、という路線です。
なお、広尾線とは別に幕別線という路線もありますが、前述の通り幕別と忠類はまるで違うエリア。
幕別線に乗ってもナウマン象記念館前は通らないのでご注意を。
館内の様子
ホテルの温泉が日帰り入浴として開放されている形。
他にレストランもあるようです。
↑ハロウィンの装飾が施されたエントランス
休憩スペースは広々としています。
浴室
写真は公式HPより
お湯はアルカリ性単純泉。
メインの浴槽は広く、他にジェットバスやサウナもあります。
写真は公式HPより
露天風呂。10月の十勝はきっぱり寒く、ぬるま湯で長々のんびりしたい派の筆者的には実にちょうど良い湯加減になっていました。
同じエリアの温泉だと、圧倒的な景観が楽しめる晩成温泉が何と言っても有名。
ナウマン温泉の場合、国道沿いにあるので絶景を拝める訳ではありません。(道の駅と実質同じ敷地です)
ただ、十勝晴れなんて言葉があるように、空を眺めているだけで清々しい気持ちになれるもの。
雲一つない空を見ながら、仕事のことは忘れて長湯するのは格別の幸せでした。
おまけ①道の駅「忠類」
ホテルアルコと同じ経営ではないと思いますが、実質同じ敷地に道の駅「忠類」やナウマン象記念館があります。
道の駅では、ナウマン象をテーマとしたグッズが買えるのでお土産におすすめです。
スナックも充実。十勝は食材の宝庫です。
この時はゲストハウスの朝メシを食べ過ぎて、買い食いはできませんでしたが・・・
ナウマン象の親子のモニュメント。
忠類の地にナウマン象が眠っていると分かった時は大変な騒ぎとなり、一般家庭総出で発掘チームをもてなしたみたいです。(民宿がほぼ無かったらしい)
道の駅やホテルアルコの後方は、公園とキャンプ場になっていました。
おまけ②ナウマン象記念館
せっかくナウマン象発掘の地に来たんだから、記念館は見学しておきたいですよね。
入館料は大人300円、火曜と年末年始はお休み。
ナウマン象の化石を発掘した場所はいくつかあれど、ほぼ全身の化石が埋まっていて、かつほぼ完璧な復元に成功したという意味で忠類の功績は極めて大きいみたいです。
「地面に吸い込まれるナウマン象」のジオラマも見ることができ感動しました!
このイラストを小さい頃に見た記憶があるのですが、どこだったか忘れてしまいました。
教科書か図鑑か、ドラえもんの学習漫画か。
今回、忠類の町を散策する時間はありませんでしたが、国道沿いに花が植えられていて、穏やかな良い雰囲気の場所でした。
温泉と観光で2時間ほど楽しみ、中札内の宿に向けて再び十勝バスに乗ったのであった・・・
コメント
お昼から夕方までは1時間に一本と、広尾線は北海道の都市間バスの中では本数が多いです。
加えて温泉に博物館とコンテンツも多いので、スケジューリングの融通は利きやすいと思います。
温泉は絶景こそ望めないものの、ホテルの風呂ということで清潔感があります。
お湯も実に良く、老若男女問わず万人受けする温泉だと思いました。