午前までは、宿の近所を散策したり、夜行列車のチケットを受け取ったりと、言わば旅の導入編。
ここからは本格的なウズベキスタン観光が始まります。
最初の舞台はチョルスー・バザール。
タシュケントの台所、と言うやつです。
まず目についた建物に入りましたが、ここはゴールドスーク的な場所で、無数の貴金属が並んでいます。
が、悲しいことに僕らに貴金属をプレゼントできるような彼女はいない・・・
そうそう、こういうのでいいんだよ。
このドーム状の建物がメインのバザールです。
あとでじっくり見て回りましょう。
鬼のような量のイチゴが売られています。
ちなみに僕はイチゴが嫌いで、ショートケーキを食べる際は必ず他の人にイチゴを譲渡します。
↑同期T
一瞬山盛りのポテトに見えて、思わずダイブしそうになりました。
バザールの中の食堂で昼飯にします。
店というよりは、教室のような空間にシャシリクの焼き場とチャイ屋、主食の注文をするカウンターがあり、地元民で賑わっていました。
↑チャイ屋のマスター
チャイは3000スムと激安です。
トルコやイランで飲んだような紅茶をイメージしていましたが、ウズベキスタンのチャイは中国茶のような味と香りでした。
プロフはTとシェアしました。25000スム。
米は少なめで値段相応な感じですが、相対的に羊肉の量を多く感じられます。
旨いです、旨いですが、かなりオイリーで結構早く飽きが来そうです・・・
シャシリクはTがレバーを、僕はキョフテ風のものを注文。こちらも一本7000スムと激安です。
お財布に優しい国、好き!
↑可愛いポージングの同期T
食後は近くにあったナーンの焼き場を観察。
恐らく屋号ごとに釜が分かれています。
こうやって釜の壁に、ナーンを貼り付ける感じで焼くんですね〜
焼き場の横にはナーン売り場になっていました。
基本的にはシンプルなナーンですが、たまに写真のような芸術的なナーンも売られています。
ナーン売り場の入口では惣菜パンを買うことができました。買い食いするにはこっちの方がいいかな。
同期Tはナーンを買っていました。
一口もらいましたが、流石に焼立ててで美味しかったです。ギッチリとした食べごたえです。
ちなみにウズベキスタンのナーンはインドのナンとだいぶ違いますが、さらにウズベキスタンの地方ごとにご当地ナーンがあるらしいです。
僕はさっきのおばちゃんのカートでサモサを購入しました。(6000スム)
こちらもカレーポテトが詰まった三角揚げのようなインドのサモサとは違い、恐らく鶏肉が入ったパイのような感じのスナックでした。
↑売店
↑スパイス屋
メインの建物に入ってみます。
↑チーズ
↑キムチ
中央アジアには朝鮮民族が多いらしいです。
旧ソ連時代に、スターリンによって強制移住されられた人達の子孫なんだとか。
↑市場
生活感増し増しアガる卍
↑腸詰め
一階には肉屋が多く、なかなか強烈に血の匂いが漂っています。
二階ではスパイスや
ナッツ、ドライフルーツが売られていました。
↑上から一階を見たところ
凄まじい光景ですね・・・
↑ドライフルーツ
同期Tは、熱心にドライフルーツやナッツを見繕っていました。
一階は肉などの食材が中心なので観光客は意外にも自由に歩き回れますが、二階は即戦力になる物が売られている分、なかなか客引きがアツいです。
僕もデーツを試食させてもらいました。
パスタがこんな風に売られてるの初めて見たよ。
↑広告
建物を出たところで女の子に身体をペタペタ触られてお菓子をせびられたのですが、母親らしい人がするどく何かを言うと去っていきました。
漫画で「バトルに負けて逆上して主人公に襲いかかるも、ボスに見苦しいぞ!と一喝される手下」をイメージしていただければと思います。
バザールで存分に異国の成分を補給できたので、徒歩で次の観光地に向かいます。
↑同期Tの後ろ姿
この辺は被服エリアみたいです。
↑バザール
同期TがYandexのマップ片手に先導してくれるのでとっても楽チンです。
宿の予約、夜行列車の予約と日本では精力的に動いてきましたが、現地ではTに依存しっぱなしです。
↑鳥
↑公園
地図で調べたら自然博物館とのこと。
ウズベキスタンの野生動物ってあまりイメージが沸きませんが。でも鳥はやたら多いです。
日本で見かけない鳥もたくさんいます。
↑町並み
奥の方で小さい子ども達が遊んでいてとっても平和的です。
タシュケントで見かける車で一番多いのがシボレー。それも圧倒的な一番です。
しかもほとんどがデフォルトのホワイトカラーなので、真っ白い車が道路を埋め尽くすある種異様な光景を垣間見れます。
時点で多いのはいすゞのバスとトラック。
意外にもトヨタはほぼ見かけず、乗用車は圧倒的絶対的にシボレー、商用車はいすゞ、という図式です。
↑働く車
つづく