【旅行記】2023GW/Day3-1 タシュケント観光(街歩きとか地下鉄とか)

Day3

健康的に8時前くらいに起床。

旅行3日目のスケジュールは、日中タシュケントを観光し、夜行列車でブハラに移動するというもの。


タシュケントは言わばチュートリアル的な街なので、変に気合を入れずのんびり散策しましょう。


さて、この宿は無料の朝メシが付いていると聞きましたが、キッチンに降りても何もありません。

近くにいた連泊者らしい中国人のおばちゃんに聞き込みしたところ、「昨日のこの時間にはもう料理が置いてあった」とのこと。


うーん、実は昨日の晩、女性のスタッフらしき人がキッチンをピカピカに掃除してたのですが、直後にアラブ系のゲストが盛大に飯を食べ始めたんですよね。

それを見た女性スタッフが、なかなか見ないレベルで結構シリアスにキレていて。


もし彼女が調理担当なら、掃除したキッチンをすぐに汚された腹いせに朝飯作りをボイコットしたりしたのでしょうか???


僕は3食きちんと食べたい人なので、宿の近くで良さげな飯屋を探して行ってみることにしました。

同期Tと相談した結果、日本ではなかなか珍しいレバノン料理を食べることにします。


タシュケントの街は一瞬で気に入りました。

ちゃんとした都会だけど、緑も多くて雰囲気が良いです。キリル文字も異国情緒がありナイスです。


↑ウォールペイント


↑腸詰めらしき食材


良さげな軽食屋がありました。


15分くらい歩いてレバノン料理屋に到着しました。グーグルマップの評価高いので期待できます。


恐らくラフマジュンというピザみたいな料理。

チーズやハーブの香りもひき肉の旨味も、全てがとんでもなく美味しいです。


なにこれめちゃくちゃ旨い!

ビッグサイズ頼めば良かったな〜


これはファラフェルサンド

ファラフェルはひよこ豆のコロッケで、イランを旅した時によくお世話になりました。


やや淡白ながら、スパイシーな香りで味も良く美味しかったです。

一本をシェアしても十分なボリュー厶もgoodです。


この他にもラフマジュンのおかわりやヨーグルトのペースト、飲み物も頼んで全部で1500円という驚愕のお値段で小躍りしたくなりました。


大満足の朝メシでした。

今回の旅で泊まる宿は全て朝食付きですが、「世界の町で朝メシを喰う」ですので、できれば町に出てご飯食べた方がいいかも??


街歩きしながら宿に戻ります。


ウズベキスタンを旅して感じたのは、「緑が濃い」ということです。


砂漠のようなエリアがある一方、農村地帯の緑は麗しく、都市部では意識的に草木が植えられているような印象を受けました。


↑バスを待つおばちゃん


↑宿の近所


昼間とはいえ、乳飲み子を連れたお母さんが世間話しながらたむろしています。

やはり治安は相当に良さそうです。


↑街並み


↑街並み


海外の広告萌え〜


萌え〜


宿に戻ると申し訳ない程度の朝食が用意されていましたが、絶対に手抜きメニューだよね??

中国人のおばちゃんは卵料理とか出されるって言ってたし・・・


なんとなく、オレオ一つだけもらいました。


↑宿のかわいい猫


チェックアウトして荷物だけ宿に預かってもらい、いよいよ本格的な外出スタート。

まずはYandexタクシーYuzhniy(ユーニー)駅に行き、今夜乗る夜行列車のチケットを受け取ります。


このYandex、簡単にタクシーを呼べ、支払いも明瞭でボッタクられる心配なし、しかも安価と最強のアプリです。ダウンロード必須。

まぁ、Yandexの手配は全てTに任せてしまったので、ブログで詳しい紹介はできないのですが・・・


そしてT任せという意味では、僕は先入観でとりあえずタシュケント駅がタシュケントのメインの駅だろうから、そこに行けば良いと思ったのです。


それが昨日ゲストハウスで情報収集してたTが、寝台はYuzhniy駅にしか停まらないことに気付いてくれ、なんとか事なきを得ました。


昨晩タシュケントに着いた時に間違って地図も良く見ずに違うホテルの前でタクシーから降りてしまったのもそうですが、一人旅じゃないということで気が緩んでしまっているようですね。


とりあえずチケットオフィスに向かいます。
(最初間違えて駅舎の方に行ってしまった)


英語があまり通じずに少し意思疎通に困ったものの、なんとかチケットを受け取れました。

なお、チケットは事前にウズベキスタン国鉄のアプリで予約しておきました。


こちらがチケット。

本家ロシアのチケットが電子化されたにも関わらず、ウズベキスタン国鉄では未だに旧ソ連時代のフォーマットのチケットを使い続けているらしいです。


↑駅


地元のおばちゃんが、このホースから水を飲んでいてビビりました。


無事にチケットを受け取れたので、バスで次の場所に移動します。

駅の横がバスターミナルになっていました。


↑バスと同期T


↑バスターミナルの売店


↑バスターミナルの売店


ナンも売られています。


バスの運賃を確保するため、この店でライター買ってお金をくずしました。


バスが来たので乗り込みます。

ちなみに運賃は1400スム。理不尽な安さです。


↑たぶんドライバー募集の広告

車種は、いすゞやMANがメジャーっぽいですね。


左下のは賃金でしょうか?

日本円に直すと50000円〜12万円になりますが、ウズベキスタンの相場を知らないので何とも言えません。


20分ほどバスに乗り、地下鉄に乗り換えます。

今朝方レバノン料理を食べた場所の近くです。


↑地下鉄Oybek駅


これまでウズベキスタンの地下鉄や駅は撮影NGだったみたいなのですが、この数年で法律が変わって撮影OKになったそうです。


なので10年前の旅行記とここ数年の旅行記では、地下鉄についての描写も大きく違います。

昔の旅行記を読んでいると「装飾は素晴らしいが撮影できなかった」「警察が怖いから撮影は諦めた」みたいな記述をよく見かけますね。


そういう訳でパシャパシャ写真を撮りながら入場しますが、シンプルに薄暗いです。


同じ旧ソ連のアルメニアやジョージアよりも薄暗く、少し威圧感があります。


↑広告


Suica的な交通カードがあると聞いたのでキオスク(チケットの窓口的な)に行ったのですが、おばちゃん職員が英語を全く話さず、この窓口ではカードを買えないこと以上の情報が分かりません。


そこで傍らに置いてあったマシーンを同期Tがいじってみると、なんと無事にカードを発行できました。


筆者も挑戦しました。

地下鉄もたしか一回1400スム。
どこまで乗っても一律1400スムです。

そしてカードは15000ソムで、ネットで調べたところこれで3〜4回乗れるっぽい。

もちろんチャージはできます。


いよいよ地下鉄の内装とご対面!

無職旅をはじめとした往年の旅ブログ読み、駅の中がどうなっているかずっと気になってたんです。


この重厚さはもう旧ソ連ムンムンで思わずニヤニヤしてしまいます。

なんだか映画のセットを見ているようです。


ホームも薄暗く、そして天井がめちゃくちゃ高いです。閉塞感と開放感の両方を感じる不思議な空間。


電車はザ・レトロな感じで、恐ろしくギューギュー詰めです。

明らかに需要に供給が追いついてません。


目的のチョルス駅に着きました。

駅ごとに装飾のテーマが異なるようで、地下鉄駅が立派な観光になるレベルです。


つづく