シリウスがアズカバンで正気を保っていられた理由が「自分が無実だと知っていたから」なら、ストレスフルな業務の中でも僕が自我を保てたのは、GWのウズベキスタン旅行があったから。
ウズベキスタンの宿で過ごす最後の夜、旅が終わる悲しみを紛らわすため、往生際悪くゲストハウスのチャイしばきスペースにて。
往路の搭乗記、アシアナ航空/羽田→金浦&仁川→タシュケントのことを書きたいと思います。
それではご覧ください。
アシアナ航空の予約について
日本人の利用も死ぬほど多いアシアナ航空だけあり、公式ホームページの操作性は言語的なサポートも含め非常に快適。
唯一のトラブルとして、アシアナの会員登録をした際に10%引きになるクーポンが発行されたのですが、カード決済時に嬉々として使ったところなぜかエラー表示が出てしまい。
翌日に電話したところ、どうやらこのクーポンの使用は日韓の往復便利用時に限定されるそうで、本来なら使えないクーポンを使ったことでシステムエラーになったとのことでした。
ひとまず10%引きはなくなることの説明を受けた上で即座に席はおさえていただきましたが、これから予約する人はご注意ください。
搭乗記:羽田→金浦
羽田での出国審査などは特筆点がないので省略してさっそく搭乗記へ。
この日は本格的にGWが始まる前かつ平日(木曜)、しかもフライトの2時間前に空港入りしたにも関わらずチェックインまで30分並びました。
なので機内もほぼ満席。
完全にコロナ前と同じ賑わいです。
なお、羽田では仁川→タシュケント分のチェックインはできませんでした。
近距離路線につきコンセントや機内エンタメはなし、と思いきや、2日後に同じ時間帯の便で韓国入りした同行人曰く映画観れたとのこと。
まぁ2時間だし飯食べてボーッとしてればあっという間に到着なので・・・
機内食は一種類のみで、鶏のてりやきご飯。
美味しいけどボリューム少なので、出発前に羽田で何か食べておくと良いと思います。
事前にアプリを入れておけば、フライト中でもQRから税関の申告ができるらしいです。
定刻通り22時半に金浦空港に到着。
検疫はQコード登録済なので秒で終わったものの、入国審査の列はなかなか進まず40分くらいは並んでいたと思います。
一応Wi-Fiは使えるので暇つぶしはできました。
イミグレを抜けた先に、23時台でも営業している両替屋があり助かりました。
万が一ここが開いていなかった場合、地下鉄の金浦空港駅に向かう途中の地下道に日本円やドルからウォンに両替できるマシーンがあるので最悪それで。
この時間に市街地まで行っても宿のチェックインに間に合わないと思ったので、今回は宿の予約はせずに金浦の町にあるチムジルバンを利用しました。
深夜の移動手段を含めたチムジルバンの詳細については後日記事を書いてここにリンク貼りますゆえ。
韓国トランジット
今回は羽田→金浦、仁川→タシュケントという旅程でしたが、K-ETA亡き今ではフツーのトランジットをすれば良いので、タシュケント行きのフライトに遅れないようにソウルを満喫してください。
僕は12時間以上トランジットの時間があったので、焼肉ランチを楽しむなどしました。
搭乗記:仁川→タシュケント
続いてメインの仁川→タシュケントの搭乗記を。
結論から言うと離陸が一時間ほど遅れたものの、なぜか到着時刻はほぼ予定通りでした(16時発予定)
座席の下にコンセントあり(タイプC)。
USBポートはありませんでした。
足元も広々です。
リモコンが壊れていて飲み物が欲しい時にCAさんを呼べなかったこと以外は快適。
離陸が遅れたせいか、機体が安定してから30分かからずに機内食が提供されました。
ビーフとチキンからの選択で、メインの主食はどちらもライスでした。
牛肉と野菜入りのピラフに、チャプチェ的な麺が混ざっている面白い料理でした。
普通に美味しかったです。
20時半タシュケント着(16時インチョン発で約8時間のフライト、ウズベキスタンの時差は日韓から−4時間)というスケジュール的に、機内で寝るのも難しい状況。
なのでファンタスティックビーストシリーズを観て過ごします。
なんだか飛行機に乗る度にファンタスティックビーストを観ている気がしますが、ストーリーの粗さに目を瞑りつつティナの可愛さを堪能するのです。
気の強いショートカットの、マニッシュな服装の女性が好きなのさ。
旅好きとしてある程度の地図はもちろん頭に入れているものの、こうして見るとイメージ以上にウズベキスタンが西にあることが分かります。
イランやトルコといった懐かしの国にもグンと近付きますね。転職活動が成功したら着任までのバッファの期間でまたこのあたりを歩き回りたいです。
タシュケント着陸の一時間くらい前に、恐らく韓国のレンチンピザが配られました。
日本のピザパンみたいで、温かくて普通に美味しかったです。
まとめ
ニュージーランド航空以来、約一年ぶりの海外のフラッグキャリアとなりましたが、そりゃLCCより快適だよって感じですね。
アシアナそのものについて言えば機内食は美味しく、サービスも普通に良いので、これからも中アジに行く時はお世話になりたいです。
タシュケント路線に関しては、シーズンによってはウズベキスタン航空の直行便が成田から飛んでるみたいなので、それとの選択にはなるでしょう。
金浦22時半着が不安な人は別の時間帯にすればいいですし、仁川→タシュケントについては現地時間20時半着ですが大きな問題はありません。
○○スタンという名前が独り歩きしていますが、ウズベキスタンは基本的に安全(夜でも小さい子どもだけで遊んでるくらい)、巨大な宗教建築を見れて物価も安い、日本人が必ず気に入る国だと思います。
夏と冬はちょっと気候が厳しいかもしれませんが、来年のGWの行き先にぜひご検討ください。
以上、ご確認のほど宜しくお願いいたします。