【旅行記】2023GW/Day1 国外逃亡と深夜のチムジルバン

海外営業。

メーカー志望の文系学生の92%が第1希望として人事に提出する部署だろう。


社会人2年目になる直前でコロナ禍になってしまったので、しばらくは海外営業の醍醐味たる海外出張は封じられた訳だが、今や毎月誰かしらがスーツケース片手にキリッとした顔で海外出張に出掛けている。



まぁ、それは海外営業のお話。

配属ガチャの犠牲者となった僕は、品質保証という、地味で、予算がなくて出張も行けず、他部署からは疎まれ、それでいて責任だけはめちゃくちゃ重い、おおよそ罰ゲームみたいな部署にいる。


こ、こんな不条理、あってたまるかっ!

もはや憤死寸前の僕は、なにかに救いを求めるかのようにスカイスキャナーを起動したのであった・・・


[Day1]

そういう訳で、羽田空港にやって来ました。

フレックスで一時間早上がりの予定が仕事が終わらず、なんとか資料作成と審査承認の申請だけ済ませて会社から空港に直行しました。


今回の旅の舞台はウズベキスタン。ソウル乗り換えなのでまずは韓国に向かいます。


噂には聞いていましたが、羽田の出国前エリアはもはやテーマパークみたいですね・・・


そういえば、羽田から出国するのはかなり久しぶり。留学以来かもしれません。

空港という空間そのものの楽しさはやはり成田が上だと思いますが、このアクセスの良さはなかなかクセになりますね。


荷物検査とイミグレは大きなトピックもなく通過し、コントロールエリアで両替をします。


韓国はともかくウズベキスタンではあまり日本円のレートは良くなさそうなので、今のうちに米ドルに換えておくのです。


その後、フードコートで軽く飯を食べます。


チーズドッグ、少しのポテト、ペットボトルのコーラで1000円でした。


さて、今回は往路共にアシアナ航空を利用します。

お値段は3ヶ月前くらいに予約して約15万円でした。

ニュージーの時とあんま変わらんです。


2月に釜山に行った時はエアプサン、大2の夏休みに友だちとソウルに行った時はたしか大韓航空だったので、今回がアシアナデビューです。


もしかしたら大2の時もアシアナだったかもしれませんが、ここを間違ったところでなーんにも世の中に影響はないので深掘りはしません。


そして日韓間のフライト時間は約2時間、なんなら神奈川の住まいからさいたまの実家までのドアツードアより短いくらいなので、こちらも深掘りするようなイベントなどはございません。


機内食は薄味かつボリューム少なめでした。

まぁ近距離路線のメシなのでこんなものでしょう。


食後、ウトウトしたりなんだりしてるうちに、定刻通りの22時半に金浦空港着。


GWが本格的に始まる前の平日だと言うのに、日本人の旅客が大勢いて、空港の外に出るのに一時間くらいかかりました。


検疫はQコードでパスできたから良いとして、イミグレが混み過ぎでしたね。


さて、この日はゲストハウスなど予約しておらず、空港近くのチムジルバンに泊まります。


地下鉄の終電はすでに行ってしまったので、不確定要素の多いバスが徒歩での移動です。

旅行の難易度イージーな韓国とはいえ、あまり夜遅くに歩くのは嫌ですねぇ


とりあえずバス乗り場に行ってみました。

グーグルで調べたバスは確かに運行してそうですが、終バスが何時なのかイマイチ分かりません。


仕方ないので、近くにいたセキュリティの兄貴に最短ルートを調べてもらい、目立たないように素早く歩くことにしました。


と思ったらお目当てのバスが来ました。

チムジルバンがあるケファサンというエリアにも行くみたいなので、ひとまず乗り込みます。


もう日付が変わっているというのに、普通に人が歩いているし、営業してる店も少しながらあるので、やはり韓国旅の安心感は絶大です。


無事にお目当てのバス停で降りれました。


3分くらい歩いてチムジルバン到着。

開花山(ケファサン)ランドという名前です。


やや廃墟みたいな外観で不安でしたが、受付のアジョッシは優しくて安心しました。


夜間料金が加算され、14000ウォン支払い。


夜間は浴槽のお湯は抜かれてしまいますが、サウナやプール的な低温浴槽は通しで稼働しています。


汗を流し、仮眠スペースでこの旅行記を書いて今に至るということで、また次回の記事でお会いしましょう。


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