有象無象の玩具箱・国際市場を、自己陶酔系元ヤン旅人っぽく歩いてきた(釜山)

南浦洞ってエリアで会社同期・Kと合流したあとは、たらふく刺し身を喰って、それから南浦洞ってエリアを散策してみることにした。


これから行く国際市場って場所は、地下鉄のチャガルチ駅が近いらしい。


俺らは街ブラしながら、南浦洞駅のあたりから歩いてみることにした。


これが入口。

Kはまだ釜山に着いたばっかだけど、今日はとことん付き合ってもらうぜ。


国際市場は、朝鮮戦争の時にできた闇市がルーツになってるらしい。


飯を喰えるような店はほとんどなくって、どっちかって言うとイスタンブールのグランドバザールくらいの感覚で行くとイメージ湧きやすいと想う。


これまで色んな国に行ったけど、市場歩いてる時が一番興奮するわ。


こんなもん誰が買うんよ(笑)

潰れないってことは、需要あんのかな?


国際市場は、いくつかの区画、通りで分かれてるんだって。せっかくだから全部見てみようぜ。


ちなみに今回一緒に旅してるKとは会社の寮が一緒で、まぁKはもう寮を出ちゃったんだけど、とにかく一番仲良い会社のツレってことでやってる。


ここは金物売ってる店かな?

金物なんて全く欲しいと思わないけど、適当に冷やかしながら歩いてるだけでも楽しい。


この空中廊下みたいのは、他の市場ではあんま見たことなかったな。


イランのバザールは似たような物が一緒に集まってる感じだったけど、国際市場も似たような感じかな。

光グッズが集まってて眩しいよ(笑)


僕たちは尻の青い旅人

一寸先は闇だけど

キミが笑えば征く道を照らしてくれるんだ

Yeah, go my way


俺があんまり熱心に写真撮ってるからKは少しひいてるけど(笑)

でも市場好きにはこの空間はたまらないよ。

永遠に彷徨ってたい。


ビフ広場のあたりはめちゃくちゃ観光客いたのに、ここに来て初めて外人見かけたな。


歩き方のおすすめ度でも星一つしかなかったけど、たしかに飲み食いできる市場じゃないし、ライトトラベラーは歩いてて楽しくないのかもね。


めちゃくちゃ調理器具いっぱいある!

和食上手く作れるサバサバ系の女と結婚してぇ。


一見なんに使うか分かんねーような物の後ろに、顔も知らねー色んな人の生活があるんだな〜


ちなみに釜山は映画の街で有名なんだけど、まさに国際市場を舞台にした映画がめちゃくちゃ評価高いから、いつか観てみたいな。


ちなみに外から見た国際市場はこんな感じ。


さっきも書いたように国際市場には飯屋はほとんどないけど、斜向かいの富平カントン市場っていう市場ではストリートグルメが食べられるからお楽しみに。


あんまり楽しいから、休みたがるKをぶん殴って2日めも国際市場に引っ張ってきた。


路地にも味があるぜ。


ここは工具屋?

BOSCHはマジどこにでもあるねぇ


延長コード山盛りだけど、釜山の何人がこれ買うんだよ(笑)

俺は昔からヤンチャばっかして勉強サボってきたからよく分からんけど、フェルミ研究?ってのに使えるんじゃないかな。


アガるわマジで。

次に釜山に行った時も国際市場はマストだわ。


色んなタイプの入れ物を扱う店っぽい。


背中預けられる最高のダチと、大好きな市場を歩けるなんて、こんな幸せなことあるかよ。


会社入って、行きたい部署行けなくて、どうせ転職するから同期なんて適当に上っ面で付き合っとけばいいと想ってたんだよね。


仕事だけの関係だ、出世するために蹴落とし合うんだ、会社が変われば一瞬で途切れる関係だ、って。


でも、今ならこう想う。




そんなの関係ねぇ。


会社同期とか大学の友だちとか、てめーのモノサシでパッケージしてるんじゃねぇよ。

ここで出会えたのが奇跡なんだよ。

斜に構えてないで好きな奴には好きって言えばいいんだよ。本音で語り合うんだよ。

たとえ違う会社になっても、逢いたい奴には逢いに行けばいいんだよ。この繋がりは一生モンなんだよ。


お互い暇人じゃない、次にいつ時間合わせられるかはUncertainty。時の女神が笑うかだ。


でも、Kとはいつかまた、一緒に世界のどこかの町で朝メシを喰いに行きたい。