【旅行記】2022秋シンガポール1-1 大阪で旅仲間と再会する

感染対策で人と話せない・・・こんなに苦しいなら・・・帰国前PCRがなくなるまで海外はいらぬ!

ニュージーから帰る飛行機で、僕はそう思った。


しかし、世の中なにが起きるか分からないもの。

嫌われ役のストレスフルな仕事に悩殺され、ニュージーの美しい大地を思い出し、この心の隙間を埋められるのは北海道しかないなんて思っていた頃、唐突に水際対策緩和の知らせが日本を駆け巡り、Twitterのタイムラインには旅仲間の歓喜の叫びがこだまする。


コロナ禍になって2年半。その溝を埋めるように、貪るように求め合う・・・ではなく、溜まりに溜まった海外欲を発散すべくスカイスキャナーを起動する僕。

真の意味でのアフタコロナ一発目の海外は、高校の修学旅行以来10年ぶりのシンガポールだった・・・


2022年11月

【Day0】

ノー残業デーにつき18時には退社。

会社の近くのクリーニング屋にワイシャツを預け、横浜駅近辺で夕飯を食べて時間を潰します。


神奈川県民の僕ですが、「現地に2時間早く到着できる」という理由で行きは関空発にしたので、まずは夜行バスで大阪に向かいます。

まぁ予約した後にスクートがフライトの編成を変えた影響で成田発→お昼過ぎに現地着、関空発→真夜中に現地着となったため、関空からスタートするメリットがまるでなくなってしまったのですが・・・


大阪だしすぐ着くだろうということで今回は4列シート。ですが隣がいなかったので3列シート以上に広々と使うことができ大変助かりました。


充電もできて言うことなし。

今回は横浜駅東口ターミナルから出発でしたが、横浜駅には他にもYCATというバスターミナルもあり、横浜駅まで出れば30分で羽田に着きます。


なお、夜行バスは9月くらいに予約し、横浜→天王寺が6700円でした。


それでは旅のスタートです。

ZZZZZ・・・



[Day1]

体感あっという間に天王寺に到着。

社会人2年目の夏の出張以来の大阪です。


今よりはるかにコロナへの偏見が強かった時代に出張を許可してくださった当時の上司には本当に感謝しています。未熟な僕にも仕事をくれ、時には厳しく、いざという時はフォローしてくれる理想の上司でした。


てんしばという公園の前で降ろされました。


周辺を少し散策。

味があって僕好みの街並みです。


立ち食いうどん屋で朝メシを喰います。


素朴でほかほかしてて美味しかったです。


実は大阪在住の旅仲間と会う予定なので、それまで銭湯でも行って時間を潰そうと思います。


あべのハルカスを間近で見るのは初めて。

さすがは日本一高いビル、迫力が違います。


近未来的なビル群があるかと思えば、このような昔ながらの路地がある。


やっぱり僕は大阪が好きです。

基本的に大阪に来る目的は就活で、合間に少し散歩・・・という感じだったので、プレッシャーフリーで散策できるのは初めてなのです。


和光浴場という銭湯に来ました。

昔ながらの銭湯のわりにお湯が暑すぎず、露天風呂も広くて最高です。450円なのも嬉しい。


銭湯の近所には碑のようなものがありました。


ものすごく近未来的でかっこいいビル


どことなくニュージーランドやシンガポールを思い出すセンスです。


僕の記憶の中のシンガポールは、10数年の月日を経てどう変わっているのでしょうか。


地下のカフェで休憩。

ビルのWi-Fiが使えたので、ブログを書くなどしてまったり過ごしました。


しばらく休んでいると、旅仲間のコタロウさんから連絡きたので合流します。半年ぶりの再会です。


前々から大阪に来る機会があったら飯食いましょうと言ってくれていたので、関空から旅立つ今回は彼と会うまたとないチャンスなのでした。


コタロウさんと知り合ったのは、根室のゲストハウスのネムロマン。


根室という東の果てのゲストハウスだけあって宿泊客は基本的に個性豊かな人が多いのですが、コタロウさんのキャラ力というか戦闘力は頭一つ抜けています。


狩りとエゾジカとヒグマを愛する、サラリーマンの皮を被った現代のマタギなのです。


マタギの北海道への愛を聞きながら新世界の方に歩いていきます。

ちなみに彼は弊ブログの熱心な読者でもあります。
ありがたいことです。


新世界!

シンガポール行かないで大阪観光でもいいんじゃね?という考えが頭にチラつくレベルでテンションがあがる、クラシカルな大阪の光景です。


コタロウさんが連れてきてくれた、かの有名な新世界国際劇場。なにが有名かはググっておくれ。

※彼にはそのような趣味はありません。


レトロなゲームセンター


筆者は結構熱心に大阪の企業を受けていたので、大阪の街を歩くと自分が選択しなかった選択できなかったIFに思いを馳せてメランコリックな気持ちになります。


当初、コタロウさんには「旨いトンカツが喰いてぇよぉ」とリクエストしていましたが、結局のところは串カツとビール!に落ち着きました。


旅の醍醐味だなんだ言ってるものの、その旅が終わった後も定期的に連絡を取る、ましてまた会える人なんてそうそういません。


それでも根室での出会いから半年後にこうやって酒を飲んでいるのだから、やはりコタロウさんとはご縁があるのでしょうね。


食後はさっきのカフェに戻ってしばらくコーヒーしばきながら談笑、そのままシンガポールに持って行く服やカバンの買い物に付き合ってもらいました。


楽しい時間はあっという間に過ぎ


最後はJRの新今宮駅まで見送ってもらい解散。

結果論として関空発より成田発の方がシンガポールで過ごせる時間は長くなった訳ですが、そんなことより気の合う旅仲間と再会できたことの方がはるかに嬉しい。


「ボーイッシュな人と出会えるといいですね!」

そんな激励の言葉を胸に、2022秋のシンガポール旅行、スタートです。


新今宮駅 ◁セーブする