読者の皆様
いつもお世話になっております。
標記の件、北海道池田町のとほ宿「ワインの国」をご紹介します。どうぞご覧ください。
○Information
[宿泊日]
2023年1月
[住所]
北海道中川郡池田町昭栄49-6
[電話番号]
015-572-5929
[宿泊費]
男女別相部屋 4950円(夕食、朝食込み)
※2連泊の場合→4900円/日
※寒い時期は暖房代+450円/日
※個室利用可能
[レセプション]
チェックイン 16時〜18時
チェックアウト 〜10時
[Wi-Fi]
あり
[駐車場]
あり
[休館日]
基本的に年中営業しているが、不定期でお休みがある。年末年始は休館。
[メモ]
初回宿泊時にワインの国のパスポートとスタンプを1つもらえる。10個スタンフを集めると「国民」にランクアップして、宿の業務を一部任されるらしい。
○アクセス
JR根室本線 池田駅から送迎あり
宿は駅から3キロ離れた農村地帯にあり、宿の近くまで行くバスはないので、公共交通で旅している人が自力で行くとしたら徒歩しかありません。
駅→宿はチェックインの時間帯に合わせて、宿→駅はJRやバスの時間に合わせて送迎してくれるので、必ず予約時に送迎のお願いをしておきましょう。
○主な観光地までの距離
いけだワイン城→宿から3キロ
○寝室
この日は筆者以外にお客さんがいなかったので、普段女性ドミとして使っている部屋(日当たりが良い)を使わせていただきました。
女性の予約がない日は男子ドミや家族連れの個室としてあてがってくれるとのこと。ファンシーなキャラや少女マンガに囲まれて寝るレアな経験です。
男子ドミも見せてもらいましたが、かなり昭和チック。
ドミが和室(ベッドではなく布団)というのは、歴史ある旅人宿ならではですね。
ちなみに池田は内陸の町につき、冬はかなり寒いです。朝起きたらペットボトルの水が凍っていたほど。
とはいえストーブは使わせてもらえますし、また湯たんぽを支給してくれるので体感的な寒さはそこまででもなく、快眠できました。
○設備
ワインの国では井戸水を使っているので、洗面所の水は問題なく飲用できます。
トイレはウォシュレット付きなので冬でも快適です。
宿泊者用の浴槽はおろかシャワーもないので、町内の銭湯に送迎してもらえます。
入浴湯は480円で、タイミングはその日の宿泊者次第(駅から宿への送迎の途中に立ち寄りか、チェックイン後の夕食までの時間に)
石けん類の備え付けはありませんが、番台で購入は可能です。タオルのレンタルもできます。
廊下には漫画本がたくさん。
まるで実家のような雰囲気が漂っているリビング。
食事もこの部屋でいただきます。
上に書いたようにこの日のお客さんは筆者だけでしたが、宿を切り盛りされているミカさんが適度な距離感で構ってくれたので寂しくなかったです。
○食事
とほ宿やユースの楽しみはなんと言っても食事ですが、ワインの国の飯はひときわインパクト大。
タイトルの通り、メイン料理がなんとステーキなのです。5000円の宿でステーキが食べられるなんて!
ステーキはそれなりに大きく、ボリューム満点。
土鍋ご飯との相性も抜群です。
ちなみに連泊者にはジャンボハンバーグなどが提供されるそうなので、これまたお楽しみですね。
豚汁にも肉がたっぷり。
とんかつチェーンや牛丼チェックインの豚汁とはひと味もふた味も違います。
また、ワインで有名な池田町の宿でならではのサービスとして、少量のワインが無料で提供されます。
それで足りない人は、もちろん追加出購入もできます!グラスワインは一杯300円でした。
野菜をたくさん使った小鉢も充実、この日はポテトマカロニグラタンもあり大満足の夕食でした。
朝食はこちら。
シンプルだけど十分な内容です。
朝食についてはサービス提供となっていますが、素泊まりの料金の案内がないので、実質的に二食付きで相部屋4950円と言えるでしょう。
自家製ジャムは、程よい甘さで美味しいです。
※朝食提供は8時から。
一応サービス提供という立て付けなので、早朝に出発して朝食を頂けなくても返金はありません。
○周辺環境
徒歩圏内にコンビニはなし。
みかさん曰く30分ほど歩けば・・・とのことですが、できれば予め買い物は済ませておきましょう。
ハスカップ畑もあり、清く正しい農村の雰囲気を味わうことができます。
周囲に街灯はほぼなく、夜間は車通りも少ないので、無限の静寂を楽しめます。
聞こえてくるのは自分の息の音と雪を踏む音、森に住むフクロウの鳴き声だけ。
一方、一面に降り積もった雪と月明かりのせいで、街灯がなくても明るい不思議空間となります。
ぜひ冬に訪れて欲しいエリアですね。
○おまけ
池田町の魅力は立地の利便性。JRで帯広まで20分なので、池田を拠点に観光できます。
昼はインデアンやばんえい競馬を楽しみ、夜は居酒屋で一杯やりたい日は帯広市内のゲストハウスに、人恋しい時はワインの国に宿泊すると良いでしょう。
長距離移動にも便利です。
根室本線に乗れば3時間ほどで釧路へ。
十勝と道東では自然環境もガラッと変わるので、新たな気持ちで旅を続けられます。
また、池田駅からは十勝バスで足寄や陸別に行けます。さらに陸別から北見バスに乗り換えると北見や訓子府などオホーツクエリアへもアクセス可能。
ぜひ池田町に泊まって、長距離移動前の英気を養ってください。
○まとめ
相部屋とはいえ5000円で泊まれ、ステーキの夕食が付いてくる。
この料金設定を見た時、最初はなにかの間違いなんではないかと思いました。
実際に泊まってみると、ステーキが旨いのは当たり前として、宿の方とのお話しや綺麗な星空なども楽しめてとても満足度が高かったので、このブログをご覧いただいた方におかれましては是非ともワインの国に泊まっていただきたいと思います。
池田での安宿探し・宿泊の参考になれば幸いです。
以上、高評価、記事のシェアのほど宜しくお願い致します。過去記事もご覧頂けると励みになります。
↑同じく池田町にあるユースホステル(駅は池田駅のお隣の利別駅)
こちらは駅から徒歩5分、15分くらい歩けばコンビニも複数あります。
食事はどちらかといえば野菜主体です。