オークランド博物館 ◁つづきからはじめる
2000円というまぁまぁな大金を支払い入館します。
クリエイティブでTDKのCMに出てきそうなテ・パパに対し、オークランド博物館は重厚で東京中央銀行のような雰囲気です。
まずはオセアニア諸国の伝統文化的な展示スペースを見学しましょうか。
コレクションの数は多く、被写体的にもブログ映えしそうです。
優秀な博物館に違いはないのですが、解説がプア過ぎて目の前のこれらが何なのか全く分からないのが残念。
たとえ流し見でも、解説があるとないでは理解の深まり方が違いますからね・・・
この人だけ他の展示と画風が違います。こんな感じのディズニーキャラいませんでしたっけ?
とにかく展示の数が多いので、ただ一つ一つの物を眺めるだけでも結構時間がかかります。
獣の巨人?
フロアの構成はこんな感じです。
ゼルダのボスに出てきそう。
マオリと現代、みたいなテーマの展示・・・だった気がするなぁ
恐竜の骨は博物館の定番です。
雑貨屋の再現、でしょうか。
これはかなり気に入りました!
昔からミニチュアとか箱庭的な物が好きなのです。
ミッケ!みたいな。
ちなみに写真に載せてないだけで、こういう暮らしと文化的なスペースも結構広いです。
続いて自然のコーナー。
こちらには解説マシンや触れられる模型などがあり、子どもたちで大賑わい。
ニュージーランドは、子どもたちの情操教育にかなり力を入れている印象です。
ニュージーに関する展示に特化していたテ・パパに対し、オークランド博物館はいわゆる総合博物館というか、上野の博物館に近いですね。
ちなみに正式名称はオークランド戦争記念博物。
展示の傾向は上記の通りなので、中国の抗日系博物館をイメージして行くとギャップに驚くと思います。
体験展示という観点ではテ・パパの圧勝ですねぇ
展示のボリュームはテ・パパに負けずとも劣らないのに、ちょっともったいないかな。
タロイモは太平洋諸国の主食です。
火山に戦闘機に武器に、まじで展示の幅が広すぎてついて行けませんwww
剣道の防具!?
なぜこんなところに・・・
ニュージーの博物館でNISSANの文字を見ることになるとは思いませんでした。
日産は神奈川が誇る超一流グローバル企業。
嫉妬しちゃいますね。
こんな感じのオークランド博物館でした。
紛れもなく一流の博物館でしたが、豊富な体験展示で存分に知的好奇心をくすぐってくるテ・パパと比べると分が悪い、というのが率直な感想。
とはいえ、旅行者目線だとニュージーを深掘りしたテ・パパを面白いと思うのはある意味当たり前なので、ニュージー市民にとってはオークランド博物館の方が面白いと思うのかもしれません。
2000円という値段を考えれば無理して行く必要はないけど、決してつまらなくはないし、テ・パパがあるのはウェリントンでそもそも街が違うので、案外棲み分けはできているでしょう。
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