【旅行記】2022夏ニュージーランド6-4 経験したことのない息苦しさに襲われる 

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テ・パパ ◁このデータであそぶ


テ・パパを出てもまだ16時前。

宿に戻っても悶々とするだけなので、気晴らしを兼ねてウェリントンの街を散策することにします。


小雨が降ってますが許容範囲です。


ウェリントン随一の繁華街、Cuba Streetに来ました。テ・パパからは徒歩15分ほど。

ちなみにウェリントン初日に泊まったTrek Global Backpackersの近所です。


雨でもそれなりに人通りはあります。

例によって例のごとくパブリックアートやオブジェもあって楽しい雰囲気です。


ところで、僕はいわゆる「繁華街」「目利き通り」にそれほど惹かれません。

そうそう食べ歩く訳にもいかないし、ブランド物に興味がないのでウィンドウショッピングも微妙。


テ・パパ見学中から感じていた奇妙な息苦しさが深刻化してきたので、カフェに入って休憩します。


馬鹿の一つ覚えでフラットホワイト。

ホッとする美味しさです。


このあたりで、息苦しさがピークを迎えました。

げんこつサイズのおにぎりを喉に突っ込んだような感覚。体感、いつもの1/3の空気しか入ってきません。


その他の倦怠感や味覚障害はないので、恐らくはプラシーボ効果の類と思います。


が、万が一、今夜"Positive"と書かれたメールが届いたらその時点で僕のニュージー旅は終了です。

むしろそこから始まりなのではないかという説もありますが、そこから無限モーテルに閉じ込められて強制有給消化の囁やきを喰らうかと思うと・・・


このままだと公衆の面前で取り乱してしまいそうなので、理性が残っているうちに宿に戻りました。


宿に帰ったあとはZealandiaのナイトツアーに備えてリビングでひたすらダラダラします。

他の旅行者が「南島から北島へ来るフェリーの上で検査キットを使ったら陽性になり、上陸後ただちに自主隔離をした」というためになる話をしてくれました。

いやー、ありがたいわ。


ツアー開始の一時間前くらいになったので、ぼちぼち移動を開始します。


ジーランディアの一般営業は夕方には終了するので、この時間は無料のシャトルは運行していません。

幸い路線バスも走っているので、Beehiveの近くからバスで移動します。


もっとも、物価高のニュージーでも公共交通はそこまで高くないので、i-SITEまで歩くくらいなら近くのバス停から路線バスで移動しても良いと思います。


ウェリントンのバスは、オークランドのバスよりもだいぶ乗りやすかったです。


そのものずばりなZealandiaというバス停で下車します。Beehiveからは15分くらいかかりました。


このあたりはまだ車通りがあります。


この横道に入ってから5分くらい歩くとジーランディアみたいです。

昨日シャトルでこの道を通ったはずですが、暗すぎてもはや面影はありません。



うーん、見事なまでに真っ暗w

先日のブログでご覧いただいた通りジーランディアはガチの自然保護区なので、園の外にも大自然が広がっているのです。ゆえに街明かりはほとんどなし。


加えて、そこら中から聞こえてくる「ホーホー、ホホー、クルクルクルー!」のような鳥のさえずりが一層恐怖心を煽ります。


横道に入ってから5分くらい歩いて、ようやくジーランディアの事務所に到着しました。


シチュエーション的にも、ジュラシックパークのビジターセンターを思い出しますね。


時間までギフトショップを冷やかして待ちます。

受付は予約完了メールを見せて一瞬で完了しました。


完全に個人的な話ですが、受付してくれたレンジャーの方のご兄弟が蕨市に住んでいたらしく、元さいたま市民としては感動です。


わりとしっかりしたパンフレットを頂きました。夜間に観察できる鳥などが掲載されています。


定刻より数分遅れで、いよいよツアー開始です。

ちなみに参加者は僕以外は皆さん白人系。恐らく皆さん自家車で来た地元の方ですね。


参加者の一人のショートカットのお姉さんが彼氏に甘えていて、ボーイッシュな女性と付き合うことを夢見ている筆者には目に毒です。


まずは屋内の展示室を見学します。
昨日はスルーしてしまったところですね・・・


なお、ツアーの使用言語はもちろん英語です。

筆者は「このツアーで何をしたい?」というキラーパスを喰らい、TOEIC805点の実力を存分に発揮して「Kiwi!」と回答しました。


自然の破壊と再生をテーマとしたVTRを鑑賞したのち、いよいよ夜の原生林に突入です!


ジーランディア ◁セーブする