【移動情報】広島旅を満喫するならマストバイ!広電のフリーパスのご紹介

標記の件、広島市内・宮島エリアをお得にできるアイテム・広電のフリーパスをご紹介します。
どうぞご覧ください。

○Information

[料金]
①700円(広電に乗り放題)
②900円(①に加え宮島松大汽船にも乗り放題)
※①、②ともに子ども半額

[購入方法]
広島駅の窓口や電車内で職員から直接購入

[使い方]
購入後、使用したい年・月・日をこすって車掌さんに見せるスクラッチ式。

[備考]
②に限り、宮島の宮島ロープウエーが往復1350円で利用可能(通常は往復1840円)

○使ってみた

僕は廿日市(宮島の所在地)に計3日間滞在し、2日目と3日目にフリーパスを購入した。

2日目は宮島を観光するから900円のものを、3日目は廿日市→広島市の移動なので700円のを購入。

泊まっていたゲストハウスのある阿品東駅から乗車し、車内でフリーパスを買うだけなので楽チン。


フェリーターミナルのある広電宮島口駅からしばらく海沿いを走るので旅情がある。

また阿品東の前では牡蠣の養殖をしており、図らずも広島らしい風景を見ることができた。


なお、広電はバスと同じように整理券を駅で取って車内で精算するシステム。

僕は初日、現金とICで微妙に値段が違うのに気付かず、2日目のフリーパス購入時に差額の数十円を一緒に支払わせてもらった。


広電は広島市内を走る6路線に加え、広電宮島口〜広電西広島を結ぶ宮島線の計7路線を展開。

広島駅からJRで宮島口に行くより時間はかかるが、時間のある旅行者なら安くのんびり、海を眺めながら移動するのも良い思い出になる。

○フェリー

フェリーターミナルは、広電宮島口から徒歩1分。

JR宮島口からだと徒歩5分なのに加えて、地下道を通るのが地味に面倒なので、これも一つ広電のアドバンテージと言える。


普通に乗船券を買った場合、JR西日本宮島フェリー宮島松大汽船ともに運賃は片道で180円。 
往復割のようなものはない。


僕はたまたまJRと広電どちらのフェリーも利用する機会があったが、乗船時間も短いし設備面でもほとんど差を感じなかった。

フリーパスを使わないなら、早く出発する方に乗れば問題ないだろう。


短いながらも、フェリーかり美しい瀬戸内海の景色が楽しめる。


松大汽船の始発は7時台、終電は20時台。
概ね15分に一本の運行。

○ロープウエー

厳島神社があまりにも有名な宮島だが、実は自然の宝庫という一面も持つ。

そもそも、厳島神社は境内や本堂の美しさだけでなく、原始林を擁する霊山・弥山と神社前面の海が評価されて世界遺産に登録されたのだ。


この弥山、観光客ひしめく宮島にある山とは思えぬほど本格的な登山を楽しめるらしい。


とはいえみんながみんな登山できる訳でもないので、そんな時にお世話になるのが宮島ロープウエーだ。

上に書いたように、通常は往復1840円のところ、900円のフリーパスを使えば1350円で利用可能。


フェリーの桟橋から乗り場までは地味に遠く、ゆっくり歩いて30分くらい。

自然を楽しみながら歩くのも楽しいが、無料の送迎バスもあるのでそちらを利用するのも手。


窓で反射して上手く写真が撮れなかったが、弥山の大自然っぷりは想像のはるか上を行く。

イスラ・ヌブラル島に匹敵するレベル。


この素晴らしい眺めを見よ!
海も山も素晴らしい!


山頂からの眺めも最高、霊山ならではの見どころも豊富なのでゆっくり散策して欲しい。

○おまけ:どれくらいお得か計算してみた

お世話になった阿品東のゲストハウスが残念ながら廃業(能登半島で復活予定)なので、大型ゲストハウスがある廿日市市の地御前に宿泊の前提。

地御前〜広電宮島口が片道150円、松大汽船が180円なので往復660円。ロープウエーに乗るとして往復1840円の合計が2500円

一方、900円フリーパス+ロープウエー(割引適用)が2250円なので確かにお得だ。


ちなみに広島駅周辺に泊まって広電広島駅から宮島口まで行けばもっとお得なんじゃね?!と思いきや、普通に乗っても片道250円と格安なので、その場合は所要時間と天秤にかけることになる。
原爆ドームや商店街など、宮島に加えて広島市内観光も一日で済ますならかなりお得になるが。
(JRだと広島駅から片道420円、乗車時間は約30分。広電だと1時間10分ほどかかる)

○まとめ

広電のフリーパス(電車一日乗車券、一日乗車乗船券)を紹介した。

900円のパスで宮島を満喫するも良し、700円のパスで広島市内を遊び倒すも良し。
安くなるのももちろんだが、いちいち小銭を出さなくて済むのも大きい。

JRと比べて移動に時間がかかるという面もあるので、とにかく安く済ませたい人、時間に余裕があってローカル感に浸るような人におすすめ。



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