【移動情報】中標津町→根室

標記の件、備忘録も兼ねて中標津町から根室への移動情報をご紹介します。

わざわざ記事にするまでもない簡単な移動ですが、暇つぶしがてらにご覧ください。

中標津町には鉄道駅がないため、公共交通機関での移動はバスに限られる。

中標津町の町中にバスターミナルがあるが、根室行きバスの始発はバスターミナルではなく空港。
つまるところ根室中標津空港から約2時間バスに揺られるだけで根室に到着だ。


道東旅行の移動の参考になれば幸いです。

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・・・だけではあまりに寂しいし、中標津で一泊する人もいることだろう。
なので今回はバスターミナルから根室まで移動した時の様子を紹介したいと思う。
(時刻表など2022年6月時点の情報)

○中標津バスターミナル

バスターミナルは市街地の中心にあり、空港からは約15分。空港→バスターミナルの料金は240円だ。

中標津の宿はそこまで多い訳ではないが、だいたいの宿からは歩いて来れるだろう。
(車で移動して郊外のホテルや養老牛温泉に泊まる人はそもそもこんな記事見ないだろうし)


バスターミナルに売店などはなく、トイレと自動販売機があるくらい。

バスターミナルの近くにエーコープ系列のスーパーとセブンが、少し歩くとローソンやセコマもあるので、先に買い物は済ませてから来るのが良い。

※市街地で朝食を食べられる店はいくつかあるが開店時間が遅めなので、中標津→根室の始発には間に合わないと思う。


時刻表を見るに、羅臼釧路標津標茶にもバスが出てるっぽい。

釧路や標茶にはたんちょう釧路空港から、羅臼なら女満別空港から行くほうが近いので、釧路→中標津→羅臼→女満別のような周遊旅で役立つ路線だろう。根室から羅臼へは行けないので注意。

また、札幌と根室を結ぶバスが中標津を経由するが、どちらかというと道民が使う路線だと思う。

○料金と頻度

中標津→根室に話を戻すと、この路線の始発は空港。
ゆえに新千歳or羽田からの飛行機の到着に合わせた時刻表である。一日に四便の運行。

バスターミナル発は以下の通り
・9時24分
・13時29分
・14時34分
・17時44分

中標津バスターミナル→根室駅/バスターミナルまでは約1時間40分、1920円。
よほど近くのバス停で降りない限り、空港発でもバスターミナル発でも料金は変わらない。


チケットの購入についてだが、事前予約はいらず乗る直前にバスターミナルで買えばOK。

前日に買いに行こうとしたら「絶対に満席にならない」とスタッフの人に言われたし、実際にGWシーズンにも関わらずバスに乗ったのは僕を入れて二人だった。

そのもう一人は途中の厚床駅で降り、また途中のバス停からはただの一人も乗って来なかったことから、なかなか需要の少ない路線だと思われる。
(第一便だったからかもしれないが)

○バスに乗る

チケットを購入したら待合室を出てバス乗り場へ。

上に書いたように、僕は9時24分にバスターミナル発の第一便に乗った。


中標津は酪農の町。

車がなくて牧場に行けなかった人は、この移動の時間を使って目に焼き付けておくと良い。


個人的には寂寥感の印象が中標津町だが、同じ時期に道東を旅してた人曰く郊外にいくと小洒落た新しめのカフェがいくつかあるとのことだった。

やはり北海道を満喫するなら車がいいのか・・・?


バスは途中で厚床駅に立ち寄り。

根電車との接続は考慮されていないので、ここで降りる旅行者はあまりいないだろうけど。


その後、道の駅すわんや温根沼を通過


この景色が、北方領土を拝める地、日本最東端の町を旅する気分を盛り上げてくれるだろう。


バスはほぼ定刻通りに根室に到着。

なお、終点は根室駅/バスターミナルではなく、どこかの港とのことだった。

○まとめ

北海道を公共交通機関で旅する奴はクレイジー論を象徴するかのような過疎り具合だったが、誰かが使い続けないと廃線になりかねないので是非とも積極的にバスや電車で旅行して欲しい。

移動自体は難しいオペレーションもなく楽チン。
牧場と草原の景色から海の景色へと変わっていく様はなかなかに興奮する。


道東旅行の移動の参考になれば幸いです。

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