この夏、実に2年半ぶりに海外の土を踏む。
・湖が多くて
・大自然で
・8月でも寒く
・先住民がいて
・羊肉が旨い
そう、ニュージーランドだ。
先輩ブロガーの稲村さんがタイに行き、会社や大学の知り合いでもタイやアメリカなど少しずつ海外に行く人がでてきた。そろそろかなと思ってた。
でも、PCRやらなんやら依然として各国の水際対策は厳しいし、航空券も高騰しているなど前みたく気楽に行けないのも事実。
そもそもロシアのあれでヨーロッパに行くのは少しリスキーだし、中東や東南アジアは夏は暑くて、コロナに関係なく躊躇してしまう。
そんな時に見た、尊敬する無職旅さんの「明日から燃油サーチャージが高くなるから今日のうちに航空券買っておく」というツイート。
会社のストレスを経て思い出した、世界の町で朝メシを喰いたいという純粋な思い。
ニュージーの入国が緩和され、またワクチン3回打ってれば帰国後の隔離がなくなるという公布。
衛生状態とか治安とか情勢を考えたらベストなディスティネーションだなーって思った。
予約確定ボタンを押す時は手が震え、えづきとが止まらず、心臓の鼓動がめちゃくちゃ早かった。
久々に海外に行ける半信半疑の喜び、何回かカード決済に失敗したことによる焦り、成田とオークランドの往復が15万円という「やっちまった感」とか、色んな気持ちが混ざり合っていたと思う。
ダークファンタジー系バトル漫画で、強大な魔物と「契約」して喚び出す時の主人公は、きっとこんな感じで緊張することだろう。
ルートとしては、初めてのニュージーだから無理はせず、北島に限定してオークランド、ウェリントン、無職旅の聖地・タウポに絞る予定。
南島の大自然は捨てることになるが、シーズンじゃなし装備もないので次にまわそうと思う。
夜行バスやゲストハウスを巧みに駆使した、現役復帰とも言える旅行になるだろう。
ニュージーでは先日、入国前の陰性証明取得が不要になった。PCRで金が飛んだり出国前にドタバタしたりせずに済むのは大きい。
一方、各種入国用フォームの準備やビザ申請は計画的にやらないとだし、現地での抗原検査や帰国前の陰性証明をクリアするまでは「もし陽性になったら」の恐怖とも戦わなくてはいけない。
パスポートに醤油を溢してたが問題ないかについてもクリアにする必要がある。
総じて、コロナ以前の旅とは全く違うものになるだろう。
しかし、僕は既にパンドラの箱を開いてしまった。
新たな旅が始まる。