【旅行記】2022GW北海道3-2 春国岱「ヒバリコース」と「ハマナスコース」を歩く

[Day3]

ネイチャーセンターを出て風蓮湖に向かいます。

封鎖中のものを含め春国岱原生野鳥公園には5つのトレイルがありますが、先ほど散策した小鳥の小道を除く4つのコースは風蓮湖の方にあるのです。


国道から逸れて坂を下っていくので、集落の雰囲気も少し変化。港町とはまた違う感じです。


下まで降り、短い橋を渡って春国岱へと渡ります。


景色見ながらボーッとしてる時にふと雰囲気を感じると、何と足元にキタキツネが!

慌ててスマホを取り出すも、実は寝ぼけて誤操作しないようスマホにパスをかけてまして、ロックを解除している間に遠くに去ってしまいました・・・


春国岱は根室十景の一角を担います。

この看板の左側、つまり春国岱の西側が風蓮湖ですが、今は引き潮なのであまり湖感はないですね。


トレイルの一つ、ヒバリコースを歩いてみます。この木道を歩くだけなので迷いようはありません。


左と右で異なる自然環境を拝めるのは実に贅沢。

もっとも、個人的には潮が満ちている風蓮湖を見たかったというのが正直なところです。

バードウォッチング主体なら餌を取りに来る鳥を観察しやすいため、ネムロマンのオーナーが言うように引き潮がおすすめなんですが、ここでは春国岱とのギャップを楽しみたかったですね。


ところで、この木道は結構な割合で壊れています。板一枚が完全に消失しているところもあり。


どのトレイルが封鎖されているかろくに調べず来たので、ネイチャーセンターに電話して係の人に教えてもらいながら観光することになりましたね・・・


先ほどから満ち潮や引き潮と書いてますが、風蓮湖は汽水湖なので月の影響を受ける訳です。

根室湾に面してもいますしね。


ちなみに旅行中の僕は「湖なのに引き潮?妙だな・・・」とならずブログを書いてる時にようやくこのことに気付く始末。

理科の成績晩年2だっただけのことはあります。


目を凝らすと遠くの方はサバンナみたいな感じの景色になってますね!

この限られたエリアにここまで異なる自然環境が同居していて、理科音痴の僕でも面白く感じます。


さて、写真左奥にも木道が続いていますが、このキタキツネコースは修復作業中で今は立ち入り禁止。

案内板には「木道でお昼寝してる小ぎつねに会えるかも?!」と書かれていて非常にそそられますが、歩けないものは仕方ない。


また、キタキツネコースから続いているアカエゾマツコースも封鎖中。

こちらは春国岱のハイライト「土壌ではなく砂の上に自生するアカエゾマツの天然林」を観察できる言わば目玉トレイルなのでとっても残念です・・・


ではここからどこを歩くか?と言うと、ひょいと木道から降りてハマナスコースにジョインします。


コ、コース。。。??


またまたネイチャーセンターに電話してお伺いを立てたところ、どうやらハマナスコースにも昔は木道があったそうですが、今は撤去されたようで。
写真の木柱なんかその名残りでしょうね。


ヒバリコースを歩いている時から木道の右側にはちょいちょい人がいたので、そう意味ではこの木柱より風蓮湖側に入らなければ問題なさそうです。


なんともワイルドですが、まぁ木道があるトレイルの方が珍しいのかもしれませんね。

僕としても「コースを外れて知らないうちに自然保護区を荒らしてました!」になるのが怖いだけで、このコースを歩くことへの不満は今のところありません。





ありました。


まあこういう場所なので地面は滅茶苦茶にぬか緩んでいるのは当たり前。
別に歩けなくはないけど、ニューバランスじゃちと荷が重いかもしれません。

ハマナスコースの本番はここからだと思うのですが、どんどん道が悪くなるので泣く泣く引き返すことに。

これからハマナスコースを歩く人には、なるべく登山靴で来ることをおすすめしますね・・・


さっきから無数の貝が落ちていますが、さすがに潮が満ちる場所をトレイルにはしないはずですし、これらは死骸や化石の類になるのかな?


うーん、旅行記を書くのは難しい。
続きます。