【旅行記】2022GW北海道2-1 チーズ片手に根室へ移動!のはずが

リアルタイムではこの旅行もあと2日。
再来週に三宅島が控えてるとはいえ、いやはや帰りたくない。夏休みは意地でも北海道を封印する心づもりですが、果たしてどうなるか。


[Day2]

今の部署になってから不眠症気味になりまして、朝4時というとんでもない時間に朝食。

旨い牛乳があるとよりシャッキリとした朝メシになりますね。お馴染みセコマの100円パスタとオムレツです。


昨日買ったチーズは半分残し、根室への移動中に景色の良い場所で食べましょう。


同じドミだった人が忘れ物をしていたので、オーナーに電話で報告してから撤退。

朝から善行を積み、今日はいいことありそう。


宿からバスターミナルはあっという間。

予約などはいらず、その場で根室行きのチケットを買いました。満席になることはない!とのこと。


バスは定刻通りに出発。
根室までの運賃は1920円です。


なお、乗客は僕を入れてたったの2人。
朝イチの便ということを踏まえても少なすぎます。

寛げるのはいいことですが、これが北海道における公共交通の現状か・・・


中標津は牧場と酪農の町。
昨日は郊外に行く時間がなくて牧場には行けなかったので、最後に眺められて良かったです。


そうだ!チーズ持ってきたんだった!
食べやすいようにショルダーバッグに入れておいたのです。景色もいいことだし食べちゃいましょう。


って、んんん???



バッグ宿に忘れました。


心当たりはあるんですよ。
チェックアウトで部屋の鍵を返す時、下駄箱にバッグを置いた記憶があります。

しかし、他の人の忘れ物があることを報告した後に、まさか自分も忘れ物するとは・・・


幸い、金払う時に手間取らないよう財布はコートのポケットに入れていたので旅は続けられます。

スマホの充電器とライター&タバコは根室に着いたら買えるので無問題。

まぁ、バッグが見つかればの話ですが。


とりあえずオーナーにまた電話して、清掃の際にスタッフの方に調べて頂くようお願いしたので、今は自分ができることもないし気持ち切り替えて車窓を楽しみます。



ちなみに、もう一人の乗客は途中で下車されたので根室まで僕一人です。

途中でボーイッシュな女性が乗ってきて運命の恋が・・・なんてことは、まるでない。


バスは順調に根室へ向かっています。
道中で鹿も見かけ、バッグを忘れたこと以外はやっと北海道旅行が始まったなという感じです。


写真の施設は道の駅スワン44ねむろ
「根室十景」の風蓮湖や春国岱の近くにあります。


景色は言うまでもなく絶景。
水属性の僕が力を発揮できそうなフィールドで、これから始まる根室の旅が楽しみでなりません。


お昼前、ついに根室のバスターミナルに到着。

夜行バス→フェリー→夜行バス→高速バスで足かけ3日かけて辿り着いた稚内と比べると感動はやや薄いですが、とにかく日本最東端の町です。


あれこれ歩き回る前にまずはゲストハウスにバックパックを預けましょう。

あとバッグの安否確認と、再会の手配をしなきゃ。


さすが根室。
稚内とは違うベクトルではあるものの、ここはロシアとの玄関口なのです。

もっとも、定期航路があった頃の稚内はどちらかというと民間的な繋がりがあったのに対し、こちらでは漁業関係などビジネス的なものになる訳ですが。


多くは語るまい。


老舗のニューモンブランにて、根室名物のエスカロップを頂きます。トルコライスのパスタ抜き。

カツが薄めのためそこまでボリューム感はなく、最後まで軽快に食べ進められました。


食後は駅/バスターミナル周辺を少し散策。
厚真のように大草原の中にぽつんと町がある感じでもなく、稚内のようにすぐそこに山がある訳でもない。

根室は今まで(社会人になって以降)訪れた北海道の町の中では新しい感じで面白いです。


充電器をカバンに入れた情態で忘れてきたので、ここで新しいものを購入。余計な出費だが仕方ない。


また、無事にカバンの安否も確認できました。
それぞれのゲストハウスの人にお願いして、数日後に釧路で泊まる宿に着払いで送ってもらいます。

これで一安心です。思いきり観光できます。



僕なんかじゃ当事者の想いを全ては理解できないけど。今ロシアがあんな状態だけど。

市が観光地として推している以上、無駄に後ろめたさを感じる必要はないですよね。


待ってろよ、納沙布岬。
見えろよ、北方領土。