【旅行記】2019卒業旅行43-2 銅像だらけの街を歩く

女優の天野はな可愛すぎる。
あの目と白い肌。
あの系統の顔以上に可愛い顔を僕は知らない。きっと死ぬまで理想の女性であり続けるのでしょう。

[Day43]

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マザー・テレサ記念館の見学をあっさりと終え、引き続きスコピエの街を散策していく。

この卒業旅行では大まかに行きたい場所を決めているものの、いくつかのチェックポイント以外は基本的に直前まで次の目的地と出発のタイミングを決めていない。


そのチェックポイントとはUAEからイランへ行く日(エア・アラビア搭乗)、後輩と会えるようトルコ入りすること、帰りのアテネからのフライトだ。


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まぁたった2ヶ月の旅行なので、そう思いつきで行動はできず当初の計画を消化している状態だが、とにかくアテネからのフライトに間に合えば残りの日程は自由。

とはいえ見どころの多いギリシャは時間をかけたいので、スコピエにもう一泊してアルバニア入りするか、明日アルバニアに移動するか、はたまた明日コソボに行くかを今日の街歩きの収穫次第で決める必要がある。


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マケドニアにおける宗教はイスラム教3割、マケドニア正教(キリスト教)7割とのこと。

決してイスラム教が「マイノリティ」とは言えない数字だ。


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威圧感のある建物。マンションかな?


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1991年、初代大統領のキロ・グリゴロフがユーゴスラビアからの独立を宣言したマケドニア広場。今は博物館が並ぶ。

広場〜後述のカメン・モストを渡った先の一帯がスコピエ観光の中心となる。

また、この写真では分かりにくいが、銅像で馬の上に乗っているのはアレクサンドロス大王らしい。


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前回も書いたようにスコピエにはとにかく銅像が多い。


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ヴァルダル川にかかるカメン・モスト
マケドニア語で「石の橋」の意味。

マケドニア広場を手前とした場合、ざっくりとこの橋よりも奥側が旧市街となる(で、合ってるはず)


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スコピエの街、ソフィアよりも人通りは多いが、観光客っぽい人はほとんど歩いていない。

振り返ると、この卒業旅行で訪れた9カ国で唯一日本人に遭遇しなかったのがマケドニアである。
(アルバニアで2つの町で遭遇した女の子はたぶん日本人だが・・・宿で会釈しただけでバリバリ警戒されたので本当に日本人かは不明)

それどころか、どの国でも少からず会話する機会のあった中国人旅行者とも会わず終いだった。


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まあ・・・ぶっちゃけ面白くないしな・・・
観光を楽しむための僕の知識が足りないせいだけど。


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オールドバザールのスタラ・チャルシヤ

後からバルカン半島で最大規模のバザール(イスタンブールは別格の存在なので除外)と聞いたが、うーん。

イラン、トルコよりも先にこちらに来ていれば興奮したのかもしれないが。
それに貴金属とか土産物ばかりで面白くないし。


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北マケドニアにおいてイスラム教が30%と多いのは、オスマン帝国が500年以上に渡り「マケドニア地方」を統治していた影響が大きい。

オスマン帝国に統治され、後々の領土問題まで尾を引くユーゴスラビア絡みの揉め事があり、まさにバルカンの火薬庫な激動の歴史。


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モスクひっそりとしている、どころか誰もいない。単にタイミングが悪かったのか、やる気がないのか。


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路面が凍結しており、激しく転んでしまった。
情けない情けない。


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この時点でスコピエに延泊する可能性は1%にも満たないが、ダメ元でもう少しバザールを散策。


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食品ゾーン!
少し面白くなってきた!


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やはり生活の営みが垣間見れた方がバザールは面白い。


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余談ながら、社会人2年目の頃、今はなきアップリンク渋谷にてハニーランドというドキュメンタリーを観た。

伝統的な手法を守り続ける北マケドニアの養蜂家を追ったマニアックなドキュメンタリーだが、劇中で彼女がこの市場を訪れるシーンがあり、懐かしくなったのを思い出す。


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観光的にはまだまだマイナーな北マケドニアだが、ブルガリア・コソボ・アルバニア・セルビア・ギリシャの5カ国と国境を接している。

国土もそれほど広くなく、周遊や移動の中継地として訪れるにはいいかもしれない。


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UAEやイラン、トルコでよく見かけたお菓子のバクラヴァ

確かアブダビ空港のラウンジで食べたが、バクラヴァに限らず中東のお菓子はジューシーで甘い。
酒が飲めない代わりに甘い物へと嗜好がシフトしたと聞く。暑いと甘い物欲しくなるしね。

こういったところからも、オスマン帝国との繋がりが垣間見れて面白い。


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いい時間なので、スコピエ城塞から夜景でも見てみる。


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景色はそこそこ。

地元の若者の遊び場なのかデートスポットなのか、とにかく若い衆が青春していた。


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俺は今、日本ではあまり知られていない北マケドニアという国にいるんだなー、と少ししんみり。


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スパルタ音楽教師に似たオッサンと記念撮影。


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夕食にはまだ早いので、オールドバザールの適当な店でチャイをしばく。


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ライトアップ?された銅像


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もうスコピエはいいかなぁ


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これはちょっと迫力があった。


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ギョレメの店でボラれて以来ちゃんとしたレストランで食事することに後ろ向きだったが、仮にボラれても大した額じゃないと開き直り宿の近くのレストランへ。


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サラダは量たっぷり。


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メインのチキンはジューシーとまではいかないが、ぱさついてはなく全然喰える。

全部で700円くらいだから安いな。
少額だがチップも贈呈した。


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宿のリビングで明日からのスケジュールを考えていると、クールビューティーなお姉様がハーブティーを作ってくれた。嬉しいっす。


さて、当初はマイナーな国に行きたいという理由だけでコソボ訪問を考えていたが、日本大使館がない関係上、何かあった時にマズい(入社に影響が出る)ので断念。

また北マケドニアはとにかくオフリドというレイクサイドのリゾートが面白いとTwitterで教えてもらったので、とりあえず明日はオフリドに行き、一泊してからアルバニアに抜けることにした。


オフリドは色んな人のブログで読んだが、如何せん庶民の僕にリゾートは合わない。
まぁ、湖見てぼーっとするくらいの軽い気持ちで行こう。



・・・今でもたまに夢に見る、オフリドへの愛を込めて。

つづく