↓↓前回の旅行記
[Day37]
その日の情緒を正確にお伝えできるほど写真の素材がないため、いきなり午前の観光に飛んでしまいます。
国立考古博物館を見学します。
泊まっている宿からイスタンブール観光のハイライトたるスルタンアフメット地区までは徒歩15分くらい。
またガラタ橋などがあるスィルケジまでも同じくらいで行けるのでとても便利です。
ギリシア・ローマ時代の芸術品や、周辺国の彫刻などが展示されており本来はボリューム満点の博物館だと思うのですが、僕が訪れた時は耐震工事の真っ最中。
主要な展示の多くが非公開という憂き目に遭っていました。
そして各展示物の解説はお世辞にも丁寧とは言えず、予備知識や深い造詣がないと単に一通り眺めて終わり!になりかねません。
ちなみにここの名物はアレキサンダー大王の立像や著名人の石棺となっています。
まあ、非公開なんですけどね。
中近東からの出土品もあるのは面白い。
見て楽しめますからね。
遊戯王ファンとしては、ちゃんと予習をした上でエジプトの考古博物館は必ず見学してみたいです。
これは少しビビった。
タイルのレベルは極めて高いと思います。
モチーフの動物はジャッカル?マングース?
一ヶ月ぶりに海外旅行のブログを書いて思ったのですが、海外ネタだと比較的ネガティブなことも書きやすいのがいいですねwww
国内だと例え展示物がプアだったり店員の態度が酷くても、それを書いて炎上しても困るのでね。
※このブログで名前まで出して言及した宿や店、施設は全て素晴らしかったですよ!
後輩と会えたのは嬉しいけど、今のところトルコとはいまいち噛み合ってません。
コンヤとかシャンルウルファとかブルサとか、地方都市の方が相性良かったかもしれません。
正直、筆者の考古学や古代時代に関する知識があまりに足りないというのも、この博物館をあまり楽しめていない理由でしょう。
それに関しては己の不甲斐なさを呪うしかありませんが、セルチュクの考古博物館と違ってネタにできるような展示もないため、久々の海外回で読者が離れないか撮れ高が心配です。
発掘の様子かな?
歩き方先生曰く、1881年以前の出土品に関してはオスマン朝時代にイギリスとフランスに調査のため持ち去られてしまったみたいです。
格好の政府が、大英博物館などに出土品の返還を求めていると聞きますがトルコのような大国も例外ではないのですね。
恐らく「工事が終わったらこんな感じに生まれ変わるよ!」を示すパネルだと思うのですが・・・
僕が持参し地球の歩き方トルコは最新版、そこには「15年9月現在、耐震工事のため展示の大半が非公開となっている」と書かれています。
僕が旅行してるのは19年の2月です。
そんな簡単に上手く進まないのは分かるけど、だらだら工事し過ぎでしょ・・・
申し訳ない程度に、工事の影響を免れた石棺も展示してあります。
目玉の石棺は歩き方の通り非公開中だと思いますが、もし有名なやつだったらごめんなさい。
ただ彫刻の造り込みは流石に緻密、ガサツで芸術への理解に乏しい僕でも美しいと思います。
イランと比べたら戒律は緩いけど、トルコも人口に対するムスリムの比率は大半を占めます。
これは東洋テイストですね。
最後にビートたけしを見て終了。
あ、ちなみに博物館のゲートには、少なくとも分かりやすい形では耐震工事中のこと、スタメンの多くが非公開中であることは書かれていませんでした。
そしてスタメンの多くは不在ですが、入館料はもちろん据え置き!可食部が極めて少なくなってるけど、入館料は特に安くなったりはしません!
さっすがイスタンブール!!!
世界に名だたる観光都市!!!
放っておいても、経営努力をしなくても、一見の観光客が毎日来るからなぁ!
怒りで我を失いそうになりながら、昼飯のためスィルケジ方面に移動していると良さげな食堂発見。
お腹空いてるのでここに決めます。
キョフテ3つと、少々の豆とトマトソースがかかったライスのプレート。
見た目は無骨ですが、観光客向けじゃないだけあり味はとても美味しいです。
これまでトルコで食べた中で一番旨いかも。
正直、これで600円くらいと別に安くはないのですが、味が良くボリュームあるので値段相応ではあります。
つづく