[Day32-2]
ここまでのツアー内容がプア過ぎて早くもお葬式ムードのツアーバスですが、果たしてここから巻き返しはあるのでしょうか。
ちなみに例のトルコ人にストーキングされている西洋人ガールは、補助席を利用することでトルコ人が隣に座るのを回避していました。
そんなことで到着したのがウフララ渓谷。
歩き方先生曰く「5000もの住居と105の礼拝施設がある」とのこと。
洞窟教会を見学した後、谷間まで降りて渓谷をハイキングしようというプログラムです。
おお!かすかにフレスコ画が残っていますね!
アルメニアとジョージアで散々見てきたフレスコ画をトルコで見るのは不思議な気分です。
田舎好きの僕が苦笑いするほど辺鄙な場所なので、当時の聖職者も好きでここに住んだ訳じゃないのでしょう。
地下都市などと同様「アラブ系の迫害から逃れて・・・」のようなものだと推測します。
お次はハイキングです。
谷底までは階段を使います。
下りだけど結構な高低差なので疲れる。
・・・と、ここでガイドが点呼をとると、例のトルコ人の姿がない!!!
「教会を見たら階段降りてハイキングするよ」というアナウンスを聞き逃し、まだ上にいるのでしょう。
なぜトルコ人ガイドのアナウンスをトルコ人が聞き漏らすのか理解できませんが。
止む無くガイドが教会まで捜索に戻りました。
客とガイドは対等ですからね。
ガイドの練度やツアー内容がプアなことについてはツアー代の対価として苦言を呈しますが、同時にツアーが滞りなく進行するよう協力しなきゃなりません。
だから僕は5分前行動をするし、なるべくガイドの説明にはレスポンスを示す。
人として当然だとは思うのですが・・・
道中こそ日本ではお目にかかれないような荒野でしたが、こういう川を見ると何となく日本を思い出します。
そうこうしているうちに昼食会場に到着。
うーん、あと倍は歩きたかったかな・・・
客としてツアーの成功に協力はしますが、この昼飯は許容できません。
こんな山奥だから味には期待しないけど、もうちょいボリュームあってもいいでしょう・・・
ここでトルコ人が合流。
馴れ馴れしく話しかけてきますが心のシャッターを閉じてしまったので冷たくあしらいます。
渓谷を出発後、午後一の観光メニューはお馴染みショッピングでした。
まあ一箇所くらいは仕方ないですね。
買うものがないので外を散歩する筆者。
暇すぎて童心に帰って遊ぶツアー仲間。
このショッピングをもってツアー終わりました。
2軒目の店でみんなでボイコットしようとしたら、店のスタッフに威嚇されて退店を封じられ・・・
最悪な雰囲気のままギョレメに帰還しました。
もちろんチップも払いません。
このまま一日が終わるのも寂し過ぎるので、ギョレメを一望できる高台に登ります!!
自由気ままに思う存分歩き回れる個人行動いぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇーい!!!
正直、例のトルコ人の行動はさしたる問題ではなく、純粋にツアー内容がオワコンでした。
本日の勤務が終わったあと直ちに帰宅し、ツアー客のニーズを学びなさい。
この高台は割と有名なビュースポットみたいで、多くの日本人も見かけました。
一匹狼な感じだったので会話はしてませんが。
帰り道、パンを咥えた犬を見かけ思わず撮影。
ドラ猫は魚を咥えますが、トルコの犬はパンを咥えるみたいですね。
正面から撮りたかった。
昨日の夕食に殺意を抱いたので、今夜は豪遊してカッパドキア名物の壺ケバブを食べたいんですよね。
店先でメニューを見せてもらうと割かしリーズナブルだったので、こちらの店に決めました。
健康のためサラダを食べます。
海外ではあまり生野菜を食べませんでしたが、少しずつ図太くなってきたみたいですね。
そしてこちらが壺ケバブどーん!
スタッフに壺を割ってもらいます。
なぜ壺に入れた状態で提供されるかは不明。
チキンはまぁまぁ量があり、味付けも特徴はないものの普通に美味しいです。及第点。
これで1000円くらいだから上等でしょう。
笑顔で会計します。
スタッフ「チキンのケバブはもっと高いよ」
どうやら店先のメニューはフェイクだったようです。
こんな初歩的な手口に引っかかるなんて・・・
揉めましたが喰ったものは払わなきゃです。
金額の差も数百円ですが、ぶっちゃけこういうのって金額の問題じゃないんですよね。
騙されたこと、意に反する形で料金を払うことにムカつくというのが大きいです。
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