↓↓前回の旅行記
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[Day31]
夜明け前にどこかの町でバスを乗り換えることになり、絶望的な気分になってます。
今回使ったメトロ社はトルコで最も格式あるバス会社。
価格設定が高めな分サービスが素晴らしい・・・がウリみたいですが、色々ムダがありスタッフも気取っていて塩対応と、正直あまり良い印象を持ってません。
とりあえず・・・夜明けまで寝かせてくれ。
zzzz・・・
目が覚めて最初に目に飛び込んで来たのが、カッパドキアの朝の風物詩・気球!
なんかD.Gray-manの一話みたいですね。
千年伯爵がAKUMA招集するシーン。
さて、カッパドキアは町の名前ではなく、奇石観光で賑わうエリアの総称。
僕は最もツーリスティックなギョレメという村に滞在しますが、バスが着いたのは近くのネヴシェヒルです。
ターミナル内の「ギョレメ行きのミニバスの係員と偽り、ツアーを売る輩」を屠殺し、無事にギョレメ行きの路線バスに乗り込みました。
カッパドキアでは洞窟ホテルが有名みたいなので、僕も泊まってみることにしました。
洞窟ゆえに洗濯物は乾きにくいですが、洞窟なのだから仕方なかろうです。
スタッフに勧誘されたツアーもどこかチープですが、洞窟なのだから仕方なかろうなのです。
まぁカッパドキアはかなり広大なため個人で観光するには限界があります。
僕も大舟に乗った気持ちで、遠くの渓谷や地下都市を巡る通称グリーンツアーと、ベリーダンスのディナーショーを申し込みました。
シーラーズでペルポリツアーを申し込んだ宿のスタッフに比べると、ここのスタッフは訓練が足りない気がしますが、まぁ洞窟なので大丈夫でしょう。
一仕事終えたので近くのレストランでお昼にします。
観光地価格なのはやむ無し。
ロンの命を救った石の如く干からびたケバブ数個と、ライスと二口とポテト数本で満腹になるか甚だ疑問ですが、そこに洞窟があるならノープロブレムなのです。
数年前に日本人女性が殺害される痛ましい事件が発生したものの、基本的にギョレメ中心部の治安は良好。
トゥーンタウンのように平和的な空気が漂っていると言っても過言ではありません。
また世界中から観光客が集まるためツアー会社にバス会社、商店まで揃っています。
もちろんツアー系はピンキリなのでそこは旅人の勘で、正解を見極めていきましょう。
小生、僭越ながら旅の心得があるので、ツアー選びには少々の自信があります。
ギョレメ近くの洞窟教会などを巡るツアーとして通称レッドツアーが設定されています。
僕は基本的に自力で行けるところはマイペースに行動したいので、初日はツアーに参加せず徒歩で観光してみることにしました。
いやはや、世にも奇妙な光景ですね。
ご存知の通り僕はツーリスティックな場所があまり好きではないのですが、ここまでオンリーワンの景色を堪能できるのなら話は別です。
ところで、トルコなのに洞窟教会があるのか?と思った方もいるかもしれませんが、実は4世紀頃にはキリストの修道士が洞窟を掘り住家としたとされます。
ジョージアの記事に登場した聖ニノという女性もカッパドキアの生まれとされます。
そういう訳でギョレメ屋外博物館に来ました。
その名の通り、保存された洞窟教会が集まっている、カッパドキア観光のハイライト的な場所です。
肝心のフレスコ画の写真ですが、ありません。
撮影禁止だったから・・・と信じたい。
記憶も曖昧なのは、この後ブルガリアで素晴らしい修道院やフレスコ画をたくさん眺めたからでしょう。
何食わぬ顔で中国人ツアーの説明盗み聞きしてたら、普通にバレてガイドに怒られました。
テヘペロ。
!?!?!?!?!?!?
21世紀の猫型ロボットか!?!?
世界遺産以前に中世の教会という神聖な場所に落書きがあるとも思えないし・・・
もしかして歴史を揺るがすような発見!?
ドラえもんは実在する!ドン!!ってなる!?
コテコテの観光地に来るという僕らしからぬ行動ですが、今のところはとても楽しいです。
そして今夜はベリーダンスのショー。
筋トレしてしっかり仕上げていきましょう。