[Day30-2]
アジアスタートでユーラシアを横断するような旅だと、やはりジョージアからこのトラブゾンに入るルートが定番だと思います。
他にもタブリーズ→トルコ東部というコースもありますが、ペルシャ語やってる後輩に「冬場の国境は死人が出るレベルで寒い」と教えてもらったので、僕はジョージアから入ることに決めました。
もしイランから入る場合は、旅のスタートをアゼルバイジャンにして、ジョージア→アルメニア→イラン→トルコというルートにしたと思います。
この辺、国境を接していても関係が劣悪な国同士が多いのでルーティング難しいんですよねー
またトルコ東部は素朴で魅力的な場所も多いと聞きますが、南東部まで行くとイラクやシリアと国境を接していることから、実は治安が不安定なエリア。
国境に近づき過ぎずシャンウルファやワンだけ巡ればOKだと思いますが、頭の片隅には入れておきたいですね。
これまで旅行してきた国が貧弱とは全く思いませんが、トルコに入り物資の豊富さ・インフラの丈夫さが一気に強化された気がします。
物価が少し高くなったのだけはあれですが、とっても過ごしやすそうです。
旅ブログを読んでいると高確率で登場するホテル。
その名前の通り便利な立地が魅力みたいです。
なんだか聖地巡りをしている気すらします。
トルコはイスラームの国なのであちこちにモスクがあります。この旅でも多くのモスクを見ることでしょう。
一方、トルコにおけるムスリムの戒律はそこまで厳しくはありません。
ご覧のように女性でもヒジャーブをしている人は少ないし、トルコ人の友人曰く近年では礼拝を行わない若者も増えているんだとか。
ちなみに旅行者的には嬉しいことに、基本的に多くの場所でアルコールもOKです。
イスタンブールは割と厳しく、アルコールを売っている商店も限られていた記憶があります。
歩き疲れたのでカフェで休憩。
トラブゾンは有名な観光地ではないものの、海辺で雰囲気が良く街も穏やかと居心地が非常に良い。
先を急いでなければ一週間のんびりしたかったです。
もっとも、トラブゾンに限らずトルコではドミトリーのある宿が割と少ないので、予算的に厳しいかも。
惜しむらくはロマが多いことでしょうか。
まぁルーマニア近くなってきましたからね。
カフェの店主も優しく諭すように店から追い出しており、扱いには慣れているようでした。
このブログの読者の中には、「ロマも可哀想」「子どもに目くじら立てるなよ」「少しは恵んであげたら?」と思う方もいるかもしれません。
僕は綺麗事が嫌いなのではっきり言いますが、言語道断です。
ここで情けをかけると後続の旅行者もターゲットになるから、などではなく単に金品目当てで自分にたかられるのが不快極まりないからです。
たかりタイプだけでなくスリをするタイプもいると聞きますし、特に人混みでは徹底的に注意を払うし、寄って来たら子どもだろうと容赦なく威嚇します。
(暴力はだめね)
もちろん可哀想という気持ちが全くない訳ではないですし、そういうバックグラウンドがなければ可愛い外人の子ども、だと思います。
ただ僕には彼らを真に救う力もないですし、旅行中は何よりも自分の安全と貴重品が大事。
スティーブを憐れむダレンに、クレプスリーが「奴はそういう星の下に生まれてお前に害を成すんだから、憐れんだりせず全力で怯えて憎め」と声をかけたシーンを思い出しました。
この例え分かる人いないだろ
夜行バスは食事がいつとれるか分からないので、バスターミナル内の食堂で軽く食べます。
ターミナル内にもロマはたくさんいますが、流石に店の仲間では入ってきません。
バカの一つ覚えだろうと、永久不滅のマイフェイバリット・ヒーローさ。
非常食として買ったウルケル社のビスケット。
これ、めっちゃくちゃ旨いです。
バルカン半島〜ギリシャでよく食べた7daysのクロワッサンと並び思い出の味になりました。
業スーで売って欲しいくらいです。
結局バスが出て一時間後くらいに、サービスエリア的なところで夕食休憩がありました。
旨いが高い!
寝て起きたらカッパドキア。
ツーリスティックな場所が嫌いな僕が、世界屈指のコテコテ観光地で何を想うのが、乞うご期待。
Best regards,
ベアー大熊
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