[Day30]
と、言う訳で移動です。
先輩旅人に聞いたところバトゥミ→トルコのトラブゾンへの移動手段は
①バトゥミから直通バス
②バトゥミからマルシュでトルコ入りした後、ミニバスに乗り換え
の2つ。トルコに着いてからは、いくつか町を経由する形で刻めば刻むほど安くなるみたい。
僕は時間の関係で①にしようと思いバスターミナルまで向かっていたのですが、道中で②のマルシュを見つけたので、勢いでそれに乗ってしまいました。
旅行者はどうやら僕だけ。
黒海を眺めながらの早朝の移動。
爽やかで、旅をしている実感が湧きます。
ちなみに国境の町はサルピという名前ですが、トルコ側の国境の町も同じ名前みたいです。
また、国境近くまでペンションなど並んでおり、バトゥミの観光地っぷりが分かります。
この区間のマルシュでは、関税の関係で他の客からタバコや酒を預かった状態でイミグレを越えるようお願いされることがあると聞きます。
運び屋にされるリスクもあるし断固として拒否する心づもりですが、出国間際に揉めてジョージアでの思い出を汚されたくありません。
そこで、僕は国境の直前の売店などが集まっている広場的な場所で下車し、朝メシを買いがてらイミグレに向かうことにしました。
なおジョージアの国境施設は非常に独特のデザインをしていますが、これは黒海をモチーフにしてるんだとか。
さらばジョージア!
いつか必ずまた来るよ!!
イミグレはジョージア側・トルコ側ともに楽々。
さきほど買った揚げパンを頬張りながらでも余裕でお咎め無しで通してくれました。
国境を越えても5分前と同じく黒海が見える。
陸路で旅してるんだなーってしみじみします。
一方で、国境を越えたことによって大きく変化するものもあります。
モスクです!
イスラーム世界に帰って来ました!
ここから一週間はムスリムがマジョリティのトルコを旅します。教会をうんと見たアルメニア&ジョージア旅からの変化が楽しい。
さて、ここからはトラブゾン行きのバスを探して乗り込みます。
リゼなど刻んだ方が安いみたいですが、今夜の夜行バスでカッパドキアに行きたいので、ここは直通バスを探しましょう。
トラブゾンにはお昼過ぎに着くはず。
トラブゾンまでは海沿いを通ることも多く、目に優しいです。昼間の長距離移動だと景色見れていいですね。
てか、通る町 通る町がでっかい!!
アルメニアやトルコではどちらかと言うと村とか小規模な町を通ることが多かったのですか・・・
決して観光や産業などで有名ではない町でこの大きさとインフラの発達。
とんでもない大国に来たんだと実感します。
さてさて、お昼過ぎにトラブゾンのバスターミナルに到着、そのままカッパドキア行きの夜行バスチケットを購入しました。
これで時間までトラブゾンを散策できます。
それにしても・・・ロマのガキが多いな!?
街に着いた頃からロマがやたらいるとは思っていましたが、まさかターミナル内を彷徨いてるとは。
ターミナル内の食堂で遅めの昼飯を頂きましたが、高い!これで700円もしましたが、町中の食堂もこんな価格設定なんでしょうか???
まぁ物価の安さ著しかったイランやコーカサスから来たから余計にそう思うのかもですが。
ちなみに味はとても美味しい。
久しぶりの米も嬉しいです。
せっかくトラブゾンにいるんだから、もっと間近で黒海を眺めてみましょう。
自分で言うのもあれですが、良い写真が撮れましたね。
名前のせいか、本当に水が黒く見えます。
海沿いでは多くのファミリーやリア充どもが散歩を楽しんでいました。雰囲気良いです。
普段は観光中はバックパックは宿に置いているので、この写真が一番バックパッカーらしい写真だと思います。
我ながら、いい顔してますね。
最近はこんな顔することも少なくなりました。
海を堪能したので次は街歩きです。
↓↓次回の旅行記