もう一回学生やれるなら、ナカメ作戦を。
[Day15]
チェックイン時に朝食付きと言われたので、起きがけフロントに特攻して受け取り。
しかし・・・部屋にテーブルないんだよなぁ・・・床に座って食べますかぁ・・・
昼寝して起きたら夕方。
はるばるイランに来てダラダラしてしまった。
残念ながら、うん。名残惜しいことに、うん、明日の夜にはイラン脱出!なのでとっとと観光に行きましょう。
こんな素晴らしい国から逃げたかっていたなんて、当時の筆者の衰弱ぶりが伺えますね。
と、言う訳タブリーズのバザールに来ました。
世界遺産にも登録されています。
ブログをここまで読んで頂いた方は、イランのバザールがハチャメチャにオモチロイ場所であることがお分かりになると思います。
そしてここタブリーズのバザールは規模こそテヘランに劣るものの、バザールのみならず世界中の全ての商業施設の中で最古の歴史を誇ると言われている、文字通り別格の存在です。
多くの出入り口・通路を持つので迷わず歩くのは困難。
まぁ外壁を辿れば必ず元の場所に戻れるので、心配せず気楽気ままに散策することにしましょう。
熱にうなされたように歩き回っています。
この旅から三年。どうしても記憶は薄れゆきますが、写真を見ると当時の感動が蘇りますね。
近代的なスーパーとかモールがある今なお、伝統的なバザールが残り、日常生活に溶け込んでいます。
こういう生活用品系の店はこれまでのバザールではあまり見なかったかも。
イランのバザールは、「生地屋が集まるゾーン」「食料品店が集まるゾーン」と商材ごとに店が固まっていることが多いと思います。
菓子パンやクッキーが旨そうです。
考えたら昼飯を食べていないので、僕もどっかで買い食いしましょうか。
優しいおっちゃんの店に決めました。
チョコパンとビスケットを購入。
決して洗練されていませんが、無骨な甘さが身体に染み渡ります。これでいいんだよ〜
敷地内にはいくつかの中庭があり、バザールのさらに裏側を垣間見れます。
こういう「本線から外れた隠しステージ的な場所」に来ると激しく興奮するのですが、どなたか共感してくれないですかね???
無数のお店がありますが、やはり僕は食料品店のエリアが好きです。
ここの店はお土産にもなりそうなものが売ってますね。
ワイルドだなー
寒いせいか衛生的にもそこそこ大丈夫そう。
台湾の市場の寿司とか死んでも喰いたくない・・・
この業務用感、堪らないッスね〜
デーツが中東らしさを演出しています。
中東やイランらしい食材だけでなく、インスタントコーヒーなども取り扱っています。
ここが観光客向けの施設ではなくガチの地元民の台所であることが分かりますね。
恒例の記念撮影タイム。
ところで、タブリーズが属しているのは東アゼルバイジャン州。タブリーズ自体もアゼルバイジャン本土や飛び地のナヒチェヴァンの近くに位置しています。
どうもここの住民はアゼルバイジャンに誇りを持っているようで、「俺はイラン人じゃねぇ。アゼルバイジャンだ!」と絡まれることが何回かありました。
この漬物ティックなもの、バザールではよく見ますが自分が食事する時に一度も遭遇しませんでしたね。
やっぱり次にイラン行く時は食事付きの民宿に泊まるべきかな〜。
宿のおじさんおばちゃんのお節介は、そこに愛があるからか不思議と鬱陶しく感じません。
むしろ心が温まります。
色とりどりですがみんな砂糖です。
イランでチャイ飲む時は砂糖を溶かすのではなく砂糖を齧って茶を啜るようシーラーズの宿のスタッフに教わりましたが、僕には甘過ぎました。
いい眼だ・・・
僕が好きな眼は夜は短し歩けよ乙女の黒髪の乙女みたいな眼。一重な黒目がちなね。
ぼちぼち宿に戻りますか。
明日も来るんでね。
建物そのものも良い味だしてるんだよな〜
バザールの外にも場外乱闘的な感じで八百屋などあります。
こちらは宿の近くの売店の兄貴。
当時はまだタバコを吸いませんでした。
宿の近所に旨そうな串焼き屋があったのでここで夕飯をテイクアウトしましょう。
愛想の良い兄貴です。
色々あったイランもあと一日。
小生、運は強いので。何事もなく最終日を過ごせることを信じています。