大都会シンジュクにひっそりと佇む、東京唯一のウイグル料理レストラン・シルクロードタリムの紹介です。
○About
[住所]
東京都 新宿区 西新宿 3-15-8
[電話]
03-6276-7799
[営業時間]
平日 17時〜24時
休日 12時〜24時
例によって例のごとく、コロナなので細かい時間については直接お店にご確認ください。
[定休日]
月曜日(祝日の場合は変更の可能性あり)
[予約]
ネット予約可。この時は直前だったので電話での予約となった。
[支払い]
各種カード使用可能
○アクセス
京王新線 初台駅 東口から徒歩5分
JR東 新宿駅 南口から徒歩15分
小田急線 参宮橋駅から徒歩10分
筆者は初台から行きました。
グーグルマップで調べると、どっかの会社の敷地だかを迂回する頭悪い遠回りなルートを指定されましたが、普通に大通りを道なりに進めます。
遠回りルートだと10分くらいかかると表示されたのでご注意を。
○そもそもウイグル料理って?
筆者は料理研究家ではないのでごく簡単な説明となりますが、日本でウイグル料理を気軽に楽しむとしたら「羊肉を存分に楽しむ!」だけ考えてお店に突入していいと思います。
ムスリムなのでハラル/清真料理ということくらいは覚えておくといいかもですね。
近隣の〇〇スタンや回族の料理との共通点が多く、様々な旅ブログを見る限りでは、中央アジア諸国のラグマン(麺)よりもウイグルのラグマンの方がはるかに美味しいんだとか。
○頼んだ料理
ここからは筆者が実際に頼んだ料理をご紹介します。この時は友人らと昼飲みで訪れました。
また、行ったのが今年の2月で少し時間が空いているので、値段についてはホームページを参照しています。
ウイグルと言ったらやはりケバブでしょう!
ウイグル名はシシ・カワプ。一本300円です。
他にチキンのケバブもあります。
溢れ出る肉汁、高密度の肉、スパイシーな味付けとビールのお供として200点満点。サトシとピカチュウより強い絆で結ばれていると言っても過言ではありません。
良い意味で臭みもなく食べやすいですが、旨味はしっかりあるので羊好きでも満足できますよ!
ケバブ言っても、筆者がイラン等々で食べたキャバーブとは違う食べ物と言っても良いと思います(イランのは挽肉だった)
イラン編、明日には続きを書くので許してください・・・
固形の肉らしさが残っていることや辛味などを考えると中国の羊串の方が近いかもしれませんね。
↓↓中国で羊串を食べた時の旅行記
同じように代表的な串料理のシャシリク。旧ソ連で愛されています。
筆者は中露国境の绥芬河という町で食べました。
この旅も相当に面白かったのですが、後半の写真をFacebookにアップしてなくて・・・
PV稼ぎの雑談から話を戻しまして、自家製トゥギレ(水餃子)。5個で500円です。
肉は羊だと思いますが・・・
特に癖もなく食べやすかったです。
焼餃子のカザン・トゥギリス。
たぶん合っていると思いますが、ホームページの写真と違い過ぎて少し不安です。
物忘れが最近激しいのです。
4個で600円ですが見た目以上にボリュームがあります。
中には羊肉の餡がぎちぎちに詰まっていて超ジューシー!
なお、奥に写っているのはポテト大好きな筆者が友人らを脅迫してオーダーしたベレンゲ・カワプ。
まぁ、ポテト炒めですねw
味濃く、辛く、でビールの進みをさらに加速させます。
こちらは青海省の祁连という町のワイン。
青海省は新疆ウイグル自治区の隣ですね。文化的にはチベットで、実際にチベット自治区とも隣接しています。
中国でワインのイメージはありませんでしたが美味しかったですよ!
むしろヨーロッパのワインより飲みやすかったまであります。羊とワインの相性いいですよね。
さて、ホームページのメニューを見て頂いたらお分かりだと思いますが、そこまでメニューのバリエーションは多くはないです。
野菜料理もそれなりにありますが、基本的には因数分解すると羊肉(たまにチキン)と小麦粉になるでしょう。
あとは調理方法や微妙な味付けの違いです。
だが、それがいい。
むしろあれこれ頼まずシシ・カワプを五本、十本と食べた方が満足度が高いまであります。
ジャンプで言うと仙術をマスターする前のナルトや虎杖みたいな感じですね。
せっかくウイグル料理を食べに来たのです。
小細工なしの圧倒的な力でゴリゴリ押してくる羊肉に身を委ねましょう!
○まとめ
頼んだ物は全てとっても美味しかったのですが、やはりMVPはシシ・カワプですね。
筆者はウイグルに行ったことはありませんが、これまで中国各地で食べてきた羊肉と全く遜色のない旨さでした。
東京の真ん中でこのクォリティー物が食べられるのだから脱帽です。
今回は二次会があり〆の炭水化物は食べられなかったので、今度はランチにプロやラグメンを食べに行ってもいいですね。
休日のお出かけなどに是非行ってみてください。