[Day7]
昨日に引き続き、ヘルパーさんがこしらえてくれたオニギリの朝食。
今回は昨晩食べられなかったセコマのメンチも一緒です。
この素晴らしく快適な共用スペースで食べました。
13時頃のバスで旭川に戻り、旭川空港からのフライトで帰宅します。
出発まで時間があるので、層雲峡ホステルでチャリを借りて少し観光することにしました。
宿泊客は一日500円でレンタルできます。
蒼く高き北の風に吹かれながらのサイクリングは良い物です。
宿からチャリで20分くらいのところにある滝を目指します。
前回の記事にも書いたように、交通量が結構多いので十分注意しましょう。
銀河・流星の滝に到着しました。
層雲峡のホテルエリアから近いこともあり、多くの観光客で賑わっています。
滞在中にずっと見てきたこの川は石狩川だったんですねー
おお、規模こそ小さいものの武陵源みたいですね!
これを無料で見学できるのは相当お得かも。
2つの滝を同時に鑑賞できる展望台を目指します。
結構な急登です。道が整備されているのが幸いか。
道も狭いのですれ違いには難儀しました。
みなさん既に観光を終えられたのか、展望台まで行く体力がないのか、駐車場の賑わいが嘘のような静けさです。他の観光客に追い抜かされるとホッとするくらい。
くま注意!の掲示もあり内心ビビってました。
登ること20分。双瀑台からの景色がこちらです。
日本には俺が知らないだけでこんなにも素晴らしい景色がたくさんあったのか・・・と感嘆します。
コロナがなければ、日本の魅力に一生気付かなかったかもしれない。
唯一、その一点においてはコロナがプラスに作用したかもしれませんね。
駐車場に戻ると、ソフトクリームなど売られていたのでついつい注文。
バニラが濃厚で美味しかったです。
土産物屋もアイヌのグッズなど品揃え豊富だったので、こっちでお土産を買ってもいいと思います。
ぼちぼち宿に帰りましょう。
石狩川って札幌の方まで流れてるんですね・・・
でもそれより信濃川や利根川の方が長いのは意外でした。
佐渡に行った時にフェリーから見た信濃川がなかなか雄大でしたし、次は新潟のマイナーどころを攻めても面白いかも?
層雲峡ホステルに戻って来ました。
少しだけコモンスペースで休憩させて頂きます。
今まで泊まったゲストハウスで五本の指に入る、素晴らしいゲストハウスでした。
設備の充実さや清潔感もさることながら、ヘルパーさんやオーナーがテキパキと抜群のチームワークで働いていたのが印象的です。
正直、こんな非リア充じゃ眩しくて直視できませんでしたです。
お世話になりました。いつかまたお邪魔します。
移動前に昼飯を喰おうと、層雲峡キャニオンモールに来ました。
層雲峡ホステルのホームページで紹介していたラーメン屋に行こうと思いましたが、ハンバーグの写真につられてこちらのお店に。
軽食喫茶ツリーバードさんです。
他に客がいないのが少し心配ですが・・・まぁ、日本で食えないほどマズイものに当たることも少ないでしょう。
※写真は退店時に撮影したもの
ん?
フォぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!
うまい!うまい!うまい!
上川名産の渓谷・味豚を使ったハンバーグにソーセージ、エビフライの定食を頼みましたが・・・
このボリュームで1300円って、東京で出したら大行列になるんじゃないんですかね??
大盛りご飯片手にもりもり食べました。
最後は三回目となる黒岳の湯へ。
層雲峡ホステルやツリーバードでもらえる割引券を使うと100円安くなり400円で入れます。
程良い湯加減が心地良い温泉でした。
ちょっとした休憩室もあります。
バスに乗る前にモンベルのカフェに立ち寄りコーヒーをテイクアウト。
ありがとう層雲峡。
こんな場所を今まで知らなかったのが不思議でなりません。
きっと、北海道には僕が知らないだけで魅力的な場所が他にもいくつもあるのでしょう。
バスは定刻通りに層雲峡を出発。
再び2時間の旅です。
2日ぶりに旭川に戻って来ました。
すぐに空港に行ってもやることはないし、少しだけ駅の周りを散策しましょうか。
旭川駅前には川が流れており、このようにビオトープ的な市民憩いの場となっています。
いやいやいやいやいやいや!ここ駅から50メートルも離れていませんよ!?
実際には川の向こう側とのことですが・・・
それでも北海道屈指の駅からそう遠くない所にヒグマが出るなんて・・・
やはり北海道の大自然っぷりは異次元ですね。
こうした自然と共に暮らすと、何気ない日常も輝きそうですね。羨ましい。
藤沢も田舎っぷりでは負けてないけどな!
セコマで購入したカツゲン。北海道でのみ販売されている雪印メグミルクの商品です。
ヤクルトとカルピスを合わせたような味が爽やかで美味しかったです。
このカツゲン、元々は大戦中に中国で戦う陸軍の栄養状態の改善のために製造されたみたいですね。
駅のすぐ近くにこの規模の川・・・
大した奴だ
んー、気が向きませんがそろそろ空港に向かいましょう。層雲峡行きのバス乗り場の隣から空港行きが出ています。
空港までは約40分、630円です。
この景色も見納めか・・・
途中、病院などを経由して空港へ
旭川空港に到着しました。
今回はエア・ドゥで帰宅します。
直前に予約して20000円程度。LCCではないのでジェットスターなどに比べると高いですが、JALやANAに競べたら安いはず。
チェックイン後は二階のフードコートに移動して早めに夕飯。
有名な梅光軒があったのでラーメン食べましょう。
券売機で醤油ラーメンを注文。
まぁ空港の店舗に味は求めまい・・・
うめぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!
自分好みの麺に過度な油っけのないジューシーなチャーシュー、最高です!
普通のラーメン頼んだけど写真よりチャーシュー多くない?って店員さんに声をかけたら、小さいチャーシューだったからサービスです、って・・・
最後に素晴らしいお店に出会えました。
北海道は食のレベルが高いので大好きです。
international、に進めるのはいつになることやら。
時間になりましたので搭乗します。
ベア・ドゥに乗るのは初めてです。
人口密度はほどほど
ベア・ドゥはANAとの繋がりが強いので、人気のコンソメスープを楽しめます。
しろくまのカップも可愛い。
約一時間のフライト後、羽田に到着。
日付が変わる前にテストを受けるために急いで家路に就いたのだった・・・
○総括
北海道楽しすぎます。
コロナをきっかけに日本国内を旅行するようになり、国内の良さにも気付けました。国内旅行も十分楽しい!と。
でも、それは心のどこかに「海外と比べるとドキドキが少ないけどまぁまぁやるやんけ!」って気持ちがあったと思うんです。
でも、北海道は違う。
便利とは言い難い公共交通機関を利用しての移動、驚異の大自然、人との触れ合い、脈々と受け継がれてきたどこか体育会の香りが残るゲストハウスの数々・・・
その全てによって眠っていたバックパッカーとしての本能を取り戻せような気がします。
ありがとう、北海道。いつかまた必ず。
〜完〜