【旅行記】北海道⑦七時間の大移動!宗谷本線と道北バス

「Day5」

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さてさて、この日の旅程を整理すると

11時17分 豊富発
15時55分 旭川着
16時35分 旭川発
18時30分 層雲峡着

北海道広すぎワロタ。

なお筆者は北海道の公共交通のことを何も分かっていませんでした。
稚内から北見までバスが出ていると思っていたくらいです。
※冬は稚内からオホーツク方面のバスがあるらしい


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列車の旅と言えば駅弁とビール!もしくはコーヒー!ですが、今はコロナ禍。
何となく電車内で食事するのは気が引けるので、待ち時間を利用して少しずつ栄養補給することにしました。

まずはセイコーマートのホットシェフからポテト。
味濃いめでボリュームもたっぷり!これで150円は安いですね!


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お次はフライドチキン。
衣はやや甘め。こちらも結構な量があり満足しました。セコマ最高です。

セコマのマスコットキャラクター、セイちゃんの強烈な既視感はたぶんジョリビーですね。


www.sekainoasameshi.com


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豊富駅の待合室は結構広いです。
時間潰し用の漫画本もたくさんあり、いかにも地方の駅と言った風情。
併設の観光案内所のトイレも清潔です。


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電車は定刻通りに豊富着。
なお、豊富→旭川方面と豊富→稚内方面の電車が同じ時間に発着するので、この時間に移動する人はご注意を。
そう簡単に旅程をリカバリーできるような場所でもないのでね・・・


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旭川に向けて出発進行!
稚内から来た時の車内がまぁまぁ混み合っていたので警戒していましたが、乗車率はほどほど。


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宗谷本線の旅の見どころの一つが、個性豊かな駅を眺めることでしょう。

こちらは下沼駅の待合室。ダウンタウンDXみたいな装飾が可愛い!

下沼駅は幌延町が管理しており、秘境駅を守るマイステーション運動という取り組みで可愛く生まれ変わったと聞きます。
平常時の平均利用者数は驚異の一人以下です!


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広大な大地と無数の牧草ロール。
北海道らしい、お気に入りの一枚です。

余談ですが、宗谷本線の運営はJR北海道としても苦しいそうで、多くの駅が廃駅となりました。

当然廃駅なので電車は特に減速などしないのですが、鉄道マニアはGPSなどを駆使して撮影に勤しむみたいですね。


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豊富から二駅の幌延でしばし停車。
こちらはトナカイ牧場が有名みたいなので、いつか、彼女と、遠い未来に彼女と、来てみたいです(こればっかですね)。


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特急だともっと早く旭川まで行けますが、最安値追求派の僕はもちろん鈍行です。


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ヨーグルトドリンク片手に優雅な電車旅。


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北海道らしい地名・駅名を見るのもまた一興。


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シャイニングスターを聴きながらの電車旅、テンションブチ上がります。


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結構本気でヒグマを探してるのですが、そう簡単には見つかりませんねー


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北海道で一番人口が少ない自治体である音威子府(おといねっぷ)

ここにもゲストハウスがあるそうなので、いつか泊まってみたいです。
稚内からバスでも来れますしね。


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豊富から3時間、20駅。
名寄駅に到着しました。

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快速なよろ8号に乗り換えて旭川を目指します。


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待ち時間が30分ほどあるので二回目の昼飯。
セコマの煮玉子とでっかいオニギリ(鮭フレーク)です。


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旭川までは1時間と10分。
流石に飽きてきたぞ・・・


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そんなこんなで16時前に旭川駅に到着。
長かったけど、北海道らしい景色を堪能でき、良い思い出になりました。

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旭川は初めてですが、めっちゃ巨大かつお洒落な駅ですねー!


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トイレに行ったり日用品を買ったりして時間を潰しているうちに層雲峡行きバスがやって来ました。

これからまた2時間のバス旅です。


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すぐに郊外路に出るものとばかり思っていたので、30分経っても町中を走っているのには驚きました。
旭川かなり広いです。


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薄く茜色に染まった草原が美しい。


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層雲峡は北海道屈指の観光地ですが、このバスはあくまで路線バス。乗客はむしろ地元のおばちゃんの方が多かったです。


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だんだん山の中に入ってきました。
途中、上川駅のロータリーで10分ほどの停車を挟み、層雲峡までラストスパートです。


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うおおおおおおおお!すごい!すごい景色です!

あしたの城を出てから約9時間、ついに層雲峡に到着しました!


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バスロータリーから泊まる宿の方面に近道が伸びています。
ただ崖の斜面を歩くだけなので全くオススメしませんが。


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登りきったところで鹿と目が合って腰を抜かしました。


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君たち人慣れし過ぎでしょ・・・


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今夜からお世話になる層雲峡ホステル
なんならこの宿に一目惚れして層雲峡行きを決めました。


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大移動を無事に終えた記念に、セコマの100円惣菜を肴に乾杯!

ここで、あしたの城でお話しさせて頂いたライダーのハギノさんと、モシリパの働き者のヘルパーさん・コマツザキさんと再会。
ソーシャルディスタンスを保ちつつ会話を楽しみました。


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夕飯は層雲峡ホステル自慢のカレーを頂きます。
美味しい。


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仲見世的なところでアイヌの踊りやファイヤーショーをやっているそうなので、ハギノさんと冷やかしに行きました。


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鑑賞後、朝が早いハギノさんは宿に直帰。
僕は温泉に。

お話できて楽しかったです、ありがとうございました!
コロナで思うようにはいかないものの、やはり旅先での交流はいいですね。最高です。自分を取り戻している気がします。


旅行もあと二日・・・