横浜は桜木町駅近くの古民家風ゲストハウス・FUTRENOの宿泊記です。
○About
[住所]
神奈川県横浜市中区野毛町4-173-5
[料金]
ドミトリー/3000円
2人用個室/3500円〜4500円(1名で利用時)
日によって若干の変動があるので、詳しくはお宿のホームページやブッキングコム等で確認のこと。
筆者が泊まった時はまだ辛うじてGo toが生きていたので、確か2000円くらいでドミに泊まれました。安すぎる・・・
[受付]
チェックイン 16:00〜22:00
チェックアウト 06:00〜11:00
チェックアウトが11時まではゆとりがあって嬉しいですね。
[Wi-Fi]
爆速。部屋でもコモンスペースでもサクサク繋がる。
○アクセス
横浜市営地下鉄桜木町駅の南1出口から徒歩7分
※日ノ出町駅からも同じくらいの時間でアクセス可
駅からは近いのですが、大通りから回り込んで裏路地に入るので少し分かりにくいかもしれません。
宿のホームページに見やすい地図があるので、詳しくはそちらをご確認ください。
桜木町からだと野毛山動物園の方角になります。
○室内
シンプルな古民家風ドミトリー。
コロナ対策で6ベッドドミを3ベッドに間引いての営業です。
筆者はこれまで国内外で何軒の古民家的ゲストハウスに泊まっていますが、清潔感で言ったら過去ダントツでナンバー・ワンです。
さすが若夫婦で運営しているだけあります。
こういう木製ベッドは熱が籠もるので夏は冷房で相殺できないほど蒸し暑くなるのですが、筆者が泊まったのは冬。しかも雨。
ぬくぬくお布団に包まり読書するのは最高でしたね・・・
○設備
ゲストハウスなので個室でも風呂トイレは共用となります。
特筆すべきは200円で湯船につかれること。
筆者の寮には湯船がないのでこれは嬉しい!
この風呂の感じもまた昭和風で味がありますね。
もちろん温泉ではないのですが、湯加減もちょうど良く、のんびりすることができました。
○滞在を彩るギミックなど
FUTARENOは一軒家のこじんまりとしたゲストハウスですが、だからこそ実家に帰ったような安心感があります。
オレンジの温かみのある照明とストーブがいい味出してますね。
コモンスペースは広くはないのですが、土間で寛ぐことができます。
旅の雑誌など本も豊富。写真には写っていませんがフリードリンクのコーナーは廊下に設けられています。
この時コモンスペースを使っていたのは筆者だけだったのですが、寒くないかなどオーナー夫婦のお気遣いが心に染みましたね。
2階客室の廊下にもステッカーや本が随所に配置されており、遊び心満載。
余談ながら筆者は伊坂幸太郎の大ファンです。
伊坂ファン同士で結婚したら本棚に伊坂作品が2冊ずつ並んで壮観だーみたいなツイートを見ましたが、正直めちゃくちゃ憧れます。
日本人らしく軒先で涼むこともできます。
灰皿もここにあり。
○周辺環境
横浜というと一般にはみなとみらいや高層ビル群の「洋」のイメージや、中華街のイメージが強いですが、FUTARENOの近くは昭和から時が止まったかのようなノスタルジックな空気が漂っています。
写真は宿がある路地なのですが、とても横浜とは思えませんよね。
宿から3分のところにある野毛山不動尊。
寺社仏閣と近代的な高層ビルのギャップが素晴らしい。
宿から15分も歩くと、日ノ出町や野毛といった酒飲み御用達のスーパーディープなスポットが広がっています。
もちろん宿の周辺の治安は良好なのでご安心を!
藤沢市住みの筆者が桜木町のゲストハウスに泊まったのも、日ノ出町のミニシアター、シネマ・ジャックアンドベティの朝イチの回を観るためでした。
※写真は今年に観た映画です
桜木町駅地下のぴおシティにも飲み屋が並んでおり、特に雨の日にオススメ。
もちろん野毛での飲み歩きも楽しいです。
○まとめ
近所のゲストハウスにわざわざ泊まるって、ゲストハウスとか興味ない人からしたら「何がしたいの?」ってなると思います。
でも、ゲストハウスの多くは地域密着の旅を謳っていますし、灯台下暗しではないですが近所の知られざる一面を知れる貴重な経験になると筆者は考えます。
今はコロナですが、野毛で飲み明かして湯船につかって翌朝まったりしてから帰るって使い方でもいいですよね。
もちろん、関東以外の場所から横浜観光に来るバッグパッカーにとっては安宿としても全然使えます。
超快適です。このアットホーム感を味わうには夏より冬がいいかも。
宿選びの参考になれば幸いです。
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