大学に入ったらほどほどに練習し、優雅に語学の勉強をし、個性豊かな友だちを作り、可愛い彼女を作る。
夏には海や花火大会に行き、ハロウィンパーティーとクリスマスパーティーを楽しむ・・・
これが入学当初に思い描いた未来予想図だったが、現実はそんなに甘くない。
待っていたのは高校までとは異なる「社会人0年目」体育会ならではの煩わしいイベントに、マクゴナガルをより強烈にしたような先生の授業。
友だちには恵まれたがスクールカーストは低く、夏休みは部活部活部活で何もできない。
残酷な現実に打ちのめされた僕は、逃げるようにスクート航空に乗り込んだ・・・・
[Day1]
と、言う訳で大学一年の夏まで遡り、台湾編スタートでございます。
今回は部活の友人との旅。
団体行動は行き帰りの飛行機とホテルのみで観光は自由という所謂スケルトンツアーでの旅行です。
値段はたぶん35000円程度と格安でしたが、到着が初日の夕方で帰国は4日目の早朝とスケジュールはカツカツでございます。
写真は友人。
空港からホテルまでの間に連れて行かれた免税店から脱走して街歩きをしているところです。
若かりし頃の筆者。
ちなみにこの旅行では写真の撮り方が本当にいい加減かつ記憶も流石に薄れてきているので、ボリュームがなく時系列も乱れてますがご了承ください。
ホテルの近くにある行天宮を見学します。
筆者はこの旅行の3年後に台湾で留学したので、幸いなことに台湾に関する知識はそれなりにあります。
これで知識もなかったらほんと薄っぺらい旅行記になってしまうところでしたね。
行天宮は関羽を祀っている関帝廟であり、お祈りする市民達で賑わっています。
それにしても写真がブレブレですねw
僕達も彼女が欲しい等のひとしりきのお祈りをしました。
当時の僕に何か伝えるとするなら、その願いが叶うまであと7年かかるということですね。
台北101に登るため移動します。
ちなみに同行の友人は僕とは正反対な剣道部屈指のモテ男であり、友だちも多いコミュ力お化けです。
部活で喧嘩をすることもありましたが、共に就活留年を頑張り、旅行をし、今でも親しくしてるのだから面白いものです。
台北101に到着しました。
ドバイのブルジュハリファに抜かれるまで世界2位の高層ビルでしたが、その後は雨後の筍のごとく中国や中東に高層ビルが乱立し、世界12位くらいまでに落ち込んでしまったみたいですね。
とは言え世界屈指の摩天楼であり、台湾を代表する観光地であることに代わりはありません。
また、これは台北101に限った話ではありませんが、台湾人はとにかく建造物に風水の要素を取り込むのが大好きです。
例を挙げると、写真では分かりにくいですが台北101のタワー部は節のような感じで8層に分かれているように見えますが、これはぐんぐん成長する竹を表現していて、かつ金運的に縁起の良い發財という言葉との語呂合わせになっています。
地下のフードコートで夕食とします。
定番の魯肉飯が美味しかったです。
海外のフードコートってなんか好きなんですよね〜
なお、台湾101はもちろん展望台が有名ですが、その他の階はレストランや高級ブランドが並ぶショッピングモールとなっています。
この辺はスカイツリーとかと同じですね。
マスコットキャラクターのダンパーくんと記念撮影する友人。
ダンパーはざっくり言うと衝撃を吸収・減衰させる装置であり、地震からビルを守ったり、路面入力から車を守る役割を担います。
メーカー的にはショックアブソーバーという名前の方が馴染みあるかもしれませんね。
カヤバや日立オートモティブが有名なサプライヤーです。
チケットを購入後、高速エレベーターで一気に展望台まで。
実際は素晴らしい夜景ですが、残念ながら写真はブレブレのこれだけです。酷すぎますね・・・
別のダンパーくんと戦う友人。
これが実際のダンパー。でかいです。
次の記事はちゃんと写真があるので今回はお許しください・・・