【旅行記】2019ウラジオストク3-3 埼玉の民に不足しがちな海の成分を補給する

[Day3]

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住宅街をあてもなく彷徨うのは通報案件ですので、ぼちぼち目的の場所に向かいましょう。


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ソ連初と名高いケーブルカーで移動します。
所要時間は3分くらい。


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鷲の巣展望台に来ました。
ウラジオストクを代表する観光スポットです。


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金角湾大橋と海のコントラストが素晴らしく絵になっています。
普通、海を見る時は晴天だと嬉しいものですが、「極東を征服せよ」には曇り空の方が似合いますね。


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この旅行の時点で埼玉から神奈川に越して半年が経過していますが、江ノ島!湘南!とは無縁の田んぼと町工場に囲まれた場所で暮らしているため、海への強烈な憧れは消えていません。


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ただの港町ではなく、湾となっているところが映えポイント高いですね。

町と町の間に海があるというのが埼玉の民としては羨ましい限りです。


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ひとしきり港町の景色を堪能したところで下界に戻ります。

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このケーブルカー、丘の上の住民にとっては通勤通学の足みたいですね。
探せばバスもあるのでしょうが、たった3分で麓に降りれるのはとても楽。
地元の人と観光客が自然に同じ公共機関を利用しているってなんだか良いですね。

余談ですが、僕が旅行した当時はEビザの解禁もありウラジオストクが徐々にブームになり始めた頃でした。

戻りのケーブルカーにも日本の女子大生4人組がいましたが、インスタのストーリー投稿に夢中で運賃の準備をしておらず、お釣りの受け渡しで車掌と揉めていたんですよね。

要はそれくらいの難易度の旅行先ということです。

ちょうどこの時期はホワイト国問題などで日韓関係が悪化し、香港はきな臭くなり、まぁ中国もそんな感じなので、日本からパパッと行ける国が台湾くらいになっていました。

気軽にヨーロッパ世界を楽しめ、物価も安く飯も旨い、旅の難易度も低いウラジオが香港や韓国の後釜に来るかと期待していたのですが、まぁコロナが全てブチ壊してくれましたね。


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しょんぼりプーキシン像という、ウラジオを旅したブロガーの間ではマスコットキャラのようになっている銅像。

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ロシアと言えばサーカス!なので翌日のチケットを買いに来ましたが敢え無く撃沈!
芸術の素養がない僕にとってオペラやバレエはハードルが高過ぎるのでサーカスに期待していましたが、無念です・・・

ちなみにウラジオストクのバレエのレベルは非常に高く、日本からもダンサーが留学しに行くみたいですね。


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不意に現れるこんな景色がとても好きです。
旧ソ連的な集合住宅感と奥に見えている洗濯物がポイント高いですね。

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麓まで戻って来てバーガーキングで休憩します。


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また港の方に戻って来ました。

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潜水艦は博物館になっていて見学できるみたいですね。


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暇を持て余したので柄にもなくクルージングなどしてみることにしました。

ウラジオストクは旅行しやすい街ですが、例えばアンコールワットのような超有名な観光スポットはありませんし、北京のように町中にいくつもの世界遺産や観光地がある訳ではありません。

故にガッツリ観光!と気合いを入れて来るよりは、週末+1〜2日で美味しい食事と街歩きを楽しみに来るのに適した場所だと思います。

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出航。
料金は確か2000円くらいだったかな?


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男の子なら大興奮間違いなしの風景です。

これまでの人生でそれなりに多くの港や海辺の町を訪れましたが、ウラジオストクの港は軍事や貿易など実用的な面に極振りしており清々しさすら感じます。

瀬戸内海的な、見て楽しむ・癒やされる海ではないかもしれませんね。

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爽やかな潮風を浴びながら快適なクルージング。
数日後には再び工場に幽閉されるので、清々しさの貯金をしておきます。

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いちいちカッコいい。

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橋の下をくぐるってなんか良いですね。


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少しだけロシア人とも交流でき、なかなか楽しいクルージングとなりました。


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観光客で賑わう噴水通りをお散歩。
ここで、前日に水族館でエンカウントした大学の同級生達とバッタリ再会しました。

彼らはAirbnbで宿をとったみたいですが、ウラジオストクはゲストハウスも多くもちろん高級ホテルもあるので宿には不自由しないでしょう。


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余談ですがウラジオストクには多くの北朝鮮人が出稼ぎで来るみたいですね。

目が合ってしまった大工風のあんちゃんも北朝鮮人だったのか・・・


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宿の近くに戻って来ました。
写真に写っている円形の建物の地下にはフレッシュ25というスーパーがあるのですが、これがまぁ最高に面白い。

魚や洒落たお菓子、黒パンにキノコや木の実などロシアらしい食材のオンパレード。
写真撮影NGであったのが残念でなりません。


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何故だか分かりませんが頭が痛くなってきました。

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街歩きが楽しいのでそこまで苦にはなりませんが、宿までの長い坂道がキツいのなんの。
ウラジオストクはとにかく坂が多いのでヒールやサンダルではなく、スニーカーでの観光がおすすめです。


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夕食は同じ宿に泊まっている台湾人の兄貴と海鮮をしばきます。


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写真好きで親しみやすい兄貴です。


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ロシア料理でもトップクラスに大好きなニシンの刺し身
強烈な塩気と程よい油っこさでビールが進みます。


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春巻き的な料理。

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メインは魚のパスタにしました。


価格はやや高くボリュームも少ない、観光客向けの店だったとは思いますが、好物のニシンの刺し身にありつけたので良かったです。


次回の日記には弊学剣道部のOGが登場します。